2024年12月期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ヤプリ
- 主要事業分野:アプリ運営プラットフォーム「Yappli」およびノーコードの顧客管理システム「Yappli CRM」の企画・開発・販売
- 代表者名:庵原 保文
- 説明会情報:
- 説明者:
- 庵原 保文(代表取締役CEO): 2024年の振り返りと2025年の展望について説明。経営体質の強化、最終利益での黒字転換、ファンダメンタルズの改善、新規事業の成長、CX/EX領域への投資、新製品開発、M&A、株主還元について言及。
- 報告期間:
- 対象会計期間:2024年12月期 通期・第4四半期
- セグメント:
- プラットフォーム売上(ストック):プロダクト利用による売上、毎月リカーリングで発生
- プロフェッショナルサービス売上(フロー):アプリデザインなどの制作支援と導入後の成長支援によるショットの売上
業績サマリー
- 主要指標:
- 通期売上高:55.1億円 (YoY 13.3%)、業績予想レンジの下限を達成
- 第4四半期売上高:14.2億円 (YoY 12.0%)
- 通期営業利益:5.5億円 (YoY 108.0%)
- 当期純利益:7.4億円 (YoY 黒字化)、上場来初の当期純利益黒字化
- 第4四半期営業利益:0.7億円
- 契約アプリ数:893 (YoY 5.9%)
- 平均月額利用料:44.2万円 (YoY 4.6%)
- 解約率 (LTM):0.78%
- 進捗状況:
- 2024年12月期通期業績予想に対し、売上高は下限を達成。営業利益、当期純利益は上方修正した業績予想を達成。
- セグメント別状況:
- プラットフォーム売上(PF売上):MRR(Monthly Recurring Revenue)
- プロフェッショナルサービス売上(PS売上):初期制作やアプリマーケティング等、単発的に発生する各種導入支援による売上。アプリマーケティングが好調 (YoY 15.5%成長)。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 2024年はグロース市場が厳しい年であったが、持続的成長を実現するため経営体質強化を最優先し、一人当たり売上などの生産性を向上させ、ファンダメンタルズを大きく改善。
- 初めて最終利益での黒字転換を達成。
- 新規事業「Yappli UNITE」は顕著な成長、「Yappli for Marketing」は外食・食品業界からの受注が増加し、セット販売が好調。
- Jリーグ7チーム、大学25校への導入実績。
- 増減要因:
- 増収要因:継続的な売上成長。
- 増益要因:コストの抜本的見直しと継続的な売上成長。
- 利益率低下要因:トラフィック増と円安の影響によるサーバー費用の増加。
- 競争環境:
- 完全ノーコードプラットフォームとして3年連続シェアNo.1を獲得。
- 700社以上に導入され、99%以上の継続率。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 2025年は利益創出を維持しつつ成長投資とのバランスを図り、さらなる飛躍を目指す。
- 既存事業の強化、新規事業・M&A・人材採用を積極的に推進。
- CX(顧客体験)とEX(従業員体験)の2領域への投資にフォーカス。EX領域では広告宣伝費を前年比約30%増加させ認知拡大。
- 組織体制をCXとEXに合わせて再編。
- 「Yappli CRM」に続く3つ目の製品を2025年春にローンチ予定。
- フラー社との資本業務提携(2024年6月)により、相乗効果が期待できる企業との連携やM&Aを推進。
- 進行中の施策:
- プロダクト戦略:既存製品の強化(デザイン&UX、データのさらなる活用、インテグレーション強化、AI活用)、新規事業への投資強化(マルチプロダクト化)。
- ソリューション戦略:CX領域(顧客体験向上アプリ)、EX領域(従業員体験向上アプリ)の強化。
- GTM(Go to Market)戦略:ターゲットに合わせたセールス・マーケ施策、パートナーとの連携、リード獲得、カスタマーサクセス強化。
- 人的資本への投資:組織投資(カルチャー体験、マネジメントシステム)、個人投資(研修プログラム、福利厚生)を実施。
- セグメント別施策:
- CX領域:エンタープライズ企業へのABM、ミッドマーケットへのリード型広告。アプリマーケティング等のプロフェッショナルサービス強化。
- EX領域:マーケティング投資による市場啓蒙、パートナーとの連携、プロダクト強化、福利厚生サービス拡充。
将来予測と見通し
- 業績予想 (2025年12月期):
- 売上高:6,200億円 (YoY 12.5%)
- 営業利益:750億円 (YoY 36.1%)
- 経常利益:730億円 (YoY 33.2%)
- 当期純利益:830億円 (YoY 10.9%)
- 調整後EBITDA:810億円 (YoY 22.9%)
- 営業利益率:12.1%
- 調整後EBITDA利益率:13.1%
- 中長期計画:
- FY25以降、市場での盤石なポジションを確保し、売上・利益ともに伸長。
- FY26期に調整後EBITDAで10億円超えを目指す。
- 利益体質への業績改善に伴い、2025年は人員投資を3年ぶりに強化(YoY約10%増)。
- 認知獲得の先行投資を終え、リード獲得に注力。イベントやコンテンツマーケティングへの投資で獲得効率向上。
配当と株主還元
- 配当方針: 利益創出フェーズに入ったことを受け、成長投資を損なわない範囲で株主還元を段階的に検討。持続的な企業価値向上を目指す。
製品やサービス
- 製品:
- Yappli: 完全ノーコードアプリ開発プラットフォーム。年間200回以上の機能改善、新機能リリース。
- Yappli CRM: 顧客管理システム。
- Yappli WebX: 新規開発中の製品(2025年春ローンチ予定)。
- サービス:
- Yappli UNITE: 従業員向けアプリ。インターナルコミュニケーション、従業員エンゲージメント向上を支援。
- Yappli for Marketing: 店舗DX・EC集客アプリ。
- Yappli for Business: 取引先向けBtoBアプリ。
- プロフェッショナルサービス: アプリデザイン、構築、アプリマーケティング(ASO、分析、ユーザー獲得、活性化)のコンサルティング。
- 協業・提携:
- フラー社との資本業務提携(2024年6月〜)により、協業を強化。共同イベント開催等。
重要な注記
- その他:
- AI活用によるプロダクト・サービス価値の最大化を推進。
- 人的資本への投資を強化し、多様なメンバーが活躍できる職場環境を整備。
- 経営陣は幅広いバックグラウンドを持つ経験豊富な人材で構成。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4168 |
企業名 | ヤプリ |
URL | https://yappli.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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