2025年3月期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要: 株式会社豆蔵デジタルホールディングス
- 主要事業分野: クラウドコンサルティング、AIコンサルティング、AIロボティクス・エンジニアリング、モビリティ・オートメーション
- 代表者名: 中原 徹也 (株式会社豆蔵デジタルホールディングス)
説明会情報
- 開催日時: 2025年5月12日 (※OCR情報から特定)
- 参加対象: 個人投資家
説明者
- 発言概要:
- 2025年3月期連結決算概要
- 2026年3月期連結業績予想
- 中期経営戦略のアップデート
報告期間
- 対象会計期間: 2025年3月期 (通期)
セグメント
- クラウドコンサルティング: 損保ジャパンをはじめとする金融業界における基幹系システム刷新、内製化支援、ERP導入支援
- AIコンサルティング: AI・DX投資の堅調な推移を背景としたシステム内製化、AIアルゴリズム開発、生成AI技術の活用支援
- AIロボティクス・エンジニアリング: 少量多品種のサービス産業向けAIロボット導入、AIとロボットの融合、オートモーティブ業界向けソフトウェア開発
- モビリティ・オートメーション: CASE、ADAS、SDV等の技術革新に対応した車載ECU開発、製造現場のデジタル化支援
主要指標 (2025年3月期 通期)
- 売上高: 10,551百万円 (+10.1% 前期比)
- 営業利益: 2,070百万円 (+15.1% 前期比)
- 経常利益: 2,051百万円 (+12.7% 前年比)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,433百万円 (+23.6% 前期比)
- 1株当たり利益: 89.40円
- 営業利益率: 19.6% (前期比0.8ポイント上昇)
進捗状況
- 中期経営計画を遂行し、目標を実現 (※特に記載なし)
セグメント別状況 (2025年3月期)
セグメント名 | 売上高 (百万円) | 売上高 前期比 | 売上総利益 (百万円) | 売上総利益 前期比 |
---|---|---|---|---|
クラウドコンサルティング | 3,557 | +2.2% | 1,239 | +2.6% |
AIコンサルティング | 787 | +7.1% | 286 | △4.4% |
AIロボティクス・エンジニアリング | 1,881 | +29.5% | 607 | +21.9% |
モビリティ・オートメーション | 4,325 | +10.4% | 1,402 | +19.4% |
合計 (売上高) | 10,551 | +10.1% | ||
合計 (売上総利益) | 3,535 | +11.2% |
特記事項:
* AIロボティクス・エンジニアリング事業が、売上高、売上総利益ともに前期比で最も高い伸び率を示し、会社全体の業績を牽引。
* AIコンサルティング事業は、採用増に伴う労務費増加や外注費、各種経費増が影響し、売上高は伸長したものの、売上総利益は減少。
業績概要
- 2025年3月期通期連結決算は、前期比で連結売上高10.1%増、営業利益15.1%増となり、過去最高収益を達成。
- 営業利益率は0.8ポイント上昇し、19.6%に到達。
- 第4四半期も、前期比で連結売上高16.4%増、営業利益48.1%増で過去最高収益を達成。
- AIロボティクス・エンジニアリングを中核とした新規事業への投資を進めつつ、グループ全体の販管費を適切にコントロールすることで、高水準の営業利益率を維持し、着実な成長を実現。
- 人的資本の強化により離職率が低下し、持続的な企業体質強化にも繋がっている。
増減要因
- 売上増加要因:
- AIロボティクス・エンジニアリング事業、モビリティ・オートメーション事業の成長。
- クラウドコンサルティング事業における基幹系システム刷新需要、ERP刷新市場の活況。
- AIコンサルティング事業におけるDX需要拡大、AIアルゴリズム開発・生成AI技術活用支援案件の増加。
- 利益増加要因: cloud_consulting, AI_robotics_and_engineering, mobility_and_automation の3事業における利益増加。
- 利益減少要因: AIコンサルティング事業における採用増に伴う労務費増加、外注費、各種経費増加。
- 販管費: 販管費を適切にコントロールすることで利益拡大に寄与。
競争環境
- AIロボティクス・エンジニアリング:
- サービス産業向けのAIロボット導入需要が増加。
- AIとロボットの融合トレンド拡大により、産業ロボットメーカーからの技術支援依頼が増加。
- オートモーティブ業界におけるCASE、ADAS、SDV等の技術革新、コネクテッドカー、自動運転の進展、EVシフトの加速が追い風。
- クラウドコンサルティング:
- 国内特有の課題(レガシーシステム、内製化の遅れ)に対応したDX推進、基幹系システム刷新需要が加速。
- AIコンサルティング:
- 企業のDX需要拡大、システム内製化需要。
- モビリティ・オートメーション:
- 製造業を中心とした省人化・自動化、次世代自動車における車載システム(CASE)投資拡大による開発支援需要。
リスク要因
- 地政学的リスク: 米中間の貿易摩擦に端を発する地政学リスクの高まりにより、市場環境の先行きが不透明。特に自動車業界におけるサプライチェーンや輸出入コストへの影響を注視。
- 不確実性: 業界、市場、金利、通貨為替変動など、一般的な国内および国際的な経済状況。
- 関税問題: 自動車ビジネスにおける関税問題の影響を注視。
現在の戦略
- AIロボティクス事業への戦略的投資強化:
- 中核成長領域と位置づけ、競争力強化とロングテール市場でのビジネス拡大を目指す。
- サービス産業向けAIロボティクス強化、人型ロボット×生成AIの融合、量産ビジネスによるストック収益効果を推進。
- グループ再編:
- 2025年10月1日付での株式会社豆蔵、株式会社コーワメックス、株式会社エヌティ・ソリューションズの吸収合併を予定。
- 人材・ナレッジ・リソースの戦略的再配置、顧客ニーズへの迅速な対応、外部要因の影響を受けにくい上流工程への対応力強化、製造業以外のロングテール市場・ロボティクス分野への展開加速、将来を見据えた事業ポートフォリオ最適化を目指す。
- 中期経営戦略:
- 第1期中期経営計画:生成AI適用によるソフトウェアエンジニアリング事業強化、ロングテール市場での顧客との共創型投資AIロボティクスプロジェクト。
- 第2期中期経営計画:第1期の成果を起点とした量産ビジネスによるストック収益創出、AIロボティクス強化(ティーチングツール、シュミレーション基盤)、AIエージェント適用コンサルティング、人型ロボット×生成AI融合。
- 関税問題への戦略的対応:
- 業界分散(航空宇宙、インフラ、エネルギー等)、経営層との接点強化、外部連携強化、内需型業界の強化、技術領域の再選定。
進行中の施策
- AIロボティクス事業への投資: 本年度より戦略的な大型投資を開始。
- 豆蔵グループ統合: 2025年10月1日実施予定。
- クラウドコンサルティング: 大手総合商社との関係強化、AWSとアドバンストティアへの昇格による関係強化、事業変革執行役員の参画、生成AIの適用による収益性貢献。
- AIコンサルティング: DX需要拡大に対応、AIアルゴリズム開発・生成AI活用支援、マルチモーダルAI対応新サービス開発、産学連携によるデジタル人材育成。
- AIロボティクス・エンジニアリング: ロボット案件の引き合い活況、AIロボティクス投資プロジェクトが本格化、医療業界でのロボット導入需要、AIロボティクス分野への投資強化。
- モビリティ・オートメーション: 製造業中心の省人化・自動化支援、CASE投資拡大に伴う開発支援、OEMメーカーとのビジネス推進、自動車業界で培った車載ECUノウハウの他業界展開、防衛産業ビジネス強化、CASEとDX案件比率向上。
セグメント別施策
- 各セグメントの「今期の重点施策」を参照。
業績予想 (2026年3月期)
- 売上高: 11,607百万円 (+10.0% 前期比)
- 売上総利益: 3,950百万円 (+11.7% 前期比)
- 営業利益: 2,142百万円 (+3.5% 前期比)
- 経常利益: 2,140百万円 (+4.3% 前期比)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,447百万円 (+0.9% 前期比)
- 営業利益率: 18.5%
根拠:
* 米国の関税政策等による経済情勢の不確実性を踏まえ、リスクを適切に見極めつつ、既存事業の拡大と新規成長領域への投資を両軸とする戦略を堅持。
* AIロボティクス事業を中核成長領域と位置づけ、本年度より戦略的な大型投資を実行。
* 不透明な経済環境下でも、現実的かつ保守的な前提に基づいた業績予想を策定。
中長期計画
- AIロボティクス事業への戦略的投資: 中核成長領域として、6つの領域(スケーラブルなモデル確立、競争優位性形成、新規性・成長性、資源投入)に重点を置く。
- 成長ステージ:
- 第1期中期経営計画 (2025/3期~2027/3期):営業利益15%成長ライン
- 第2期中期経営計画 (2028/3期~):営業利益30%以上成長ライン、M&A、新規ビジネス。
マクロ経済の影響
- 不透明な経済環境: 米国の関税政策、金利、通貨為替変動などの影響。
- 地政学的リスク: サプライチェーンへの影響。
- 人手不足: サービス産業における顕在化する人手不足。
配当方針
- 持続的な企業価値向上、利益確保、成長投資、株主への安定的かつ積極的な利益還元を重視。
- 中長期的な配当性向目標を50%~70%に設定。
- 成長投資、財務健全性の維持、株主還元(安定的かつ継続的な配当)のバランスを追求。
配当実績・予想
項目 | 2025年3月期 (参考) | 2026年3月期 (予想) |
---|---|---|
1株当たり配当 | 60円 | 61円 |
配当性向 | 67.1% | 67.6% |
製品
- 生成AI製品 (Auto Conv Navi): 社内ナレッジに基づき、自然な対話形式で従業員や顧客をナビゲートするAIソリューション。
- ロボットアーム用ティーチングツール: 現場の技能継承を支援し、非熟練者でも扱えるロボット操作環境を構築。
- 柔軟物ハンドリング: 衣類、ケーブルなど柔らかく変形する物体の自動化に高精度な動作予測と設計を提供(食品加工、医療、自動車業界等)。
サービス
- クラウドコンサルティング: アーキテクチャ設計支援、アジャイル開発、ERP導入支援。
- AIコンサルティング: DX需要拡大、システム内製化、AIアルゴリズム開発、生成AI技術活用支援。
- AIロボティクス・エンジニアリング: 産業用ロボット開発支援、AIとロボットの融合、オートモーティブ業界向けコンサルティング。
- モビリティ・オートメーション: 製造業の省人化・自動化支援、車載ECU開発、OEMビジネス。
協業・提携
- 大手総合商社との戦略的関係強化。
- AWSとの関係強化(アドバンストティアへの昇格)。
- パートナー企業との連携による人型ロボット×生成AIの共創。
会計方針
- J-GAAPに準拠。
- 2025年10月1日付でグループ内3社を吸収合併。本予想値は、合併後も連結決算を継続した場合の数値。
リスク要因
- 将来見通しに関する注意事項として、見通し情報(forward-looking statements)に含まれる不確実性、および一般的な業界・市場・経済状況のリスクが言及されている。
その他
- IRお問い合わせ: ir@mamezo-dhd.com
- ウェブサイト: https://www.mamezo-dhd.com/
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 202A |
企業名 | 豆蔵デジタルホールディングス |
URL | https://www.mamezo-dhd.com/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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