2025年3月期 決算短信[日本基準](連結)

基本情報

  • 企業名: 藤倉化成株式会社
  • 主要事業分野: コーティング材、塗料、電子材料、化成品、合成樹脂
  • 代表者名: 代表取締役社長 栗原 進 氏
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月13日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
  • セグメント:
    • コーティング: プラスチック用コーティング材等の生産
    • 塗料: 建築用コーティング材等の生産
    • 電子材料: 導電性樹脂塗料及び導電性接着剤等の生産
    • 化成品: トナー用バインダー樹脂、粘・接着剤ベース樹脂等の生産
    • 合成樹脂: アクリル樹脂の原材料・加工品の仕入れ・販売
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(普通株式): 30,850,000株 (2025年3月期期末)
    • 時価総額: — (開示情報なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 2025年5月13日
    • 株主総会: 2025年6月25日(予定)
    • IRイベント: 機関投資家及びアナリスト向け決算説明会を2025年6月17日に開催予定。資料は開催後ウェブサイトに掲載予定。

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 総資産 59,048百万円、純資産 43,197百万円、自己資本比率 69.3%
    • 損益計算書: 売上高 55,528百万円、営業利益 1,306百万円、経常利益 2,033百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 511百万円
    • キャッシュ・フロー:
      • 営業活動によるCF: 3,275百万円
      • 投資活動によるCF: △1,526百万円
      • 財務活動によるCF: △1,918百万円
      • 現金及び現金同等物期末残高: 12,441百万円
  • 収益性:
    • 売上高: 55,528百万円(前期比 5.5%増)
    • 営業利益: 1,306百万円(前期比 0.5%増)
    • 経常利益: 2,033百万円(前期比 10.1%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 511百万円(前期比 52.5%減)
    • 1株当たり当期純利益: 16.94円(前期 34.86円)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 69.3%(前期 68.1%)
    • 有利子負債、負債比率、流動比率: 情報なし
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 2.4%(前期 2.5%)
    • 売上高経常利益率: 3.5%(前期 3.3%)
  • セグメント別:
    • 利益貢献度:
      • コーティング: 営業利益 683百万円(前期比 48.1%減)
      • 塗料: 営業利益 335百万円(前期比 106.7%増)
      • 電子材料: 営業利益 34百万円(前期は営業損失143百万円)
      • 化成品: 営業利益 229百万円(前期は営業損失49百万円)
      • 合成樹脂: 営業利益 24百万円(前期比 62.6%増)
  • 財務の解説:
    • 当連結会計年度の売上高は、555億28百万円(前年同期比5.5%増)となり、期中の販売努力が寄与し、増加した。
    • 営業利益は、13億6百万円(同0.5%増)と微増となった。
    • 経常利益は、20億33百万円(同10.1%増)となった。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益は、5億11百万円(同52.5%減)となった。これは、主に減損損失の計上等により純利益が大幅に減少したため。
    • 自己資本比率は1.2ポイント増加し、69.3%となった。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期: 中間配当9円、期末配当9円、年間配当18円
    • 2026年3月期(予想): 年間配当18円(中間配当9円、期末配当9円)
  • 特別配当の有無: なし。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • コーティング: 売上高 288億74百万円(前期比1.8%減)、営業利益6億83百万円(前期比48.1%減)。自動車向け塗料の国内販売低調、海外販売は堅調。
    • 塗料: 売上高116億75百万円(前期比4.4%増)、営業利益3億35百万円(前期比106.7%増)。リフォーム用塗料の販売が寄与。
    • 電子材料: 売上高39億68百万円(前期比22.5%増)、営業利益34百万円(前期は営業損失1億43百万円)。PC向けやカーナビディスプレイ向け製品が好調。
    • 化成品: 売上高45億92百万円(前期比10.5%増)、営業利益2億29百万円(前期は営業損失49百万円)。ファイン材料、粘着剤、レジン等が好調。
    • 合成樹脂: 売上高64億19百万円(前期比38.8%増)、営業利益24百万円(前期比62.6%増)。上期は新規獲得した北米向け原料販売が堅調だったが、下期は減速。
  • セグメント戦略:
    • 5事業セグメント(コーティング、塗料、電子材料、化成品、合成樹脂)を「そだてる」「のばす」「ささえる」の領域に分け、収益性追求と経営資源投下で持続的成長を目指す。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 2023年4月よりスタートした「第11次中期経営計画『次世代に繋げる新しい姿の構築』」に基づき、2030年のありたい姿として「共創×進化×化学の力で新たな価値を提供する」を掲げている。当期業績は、計画の進捗として、収益性の改善と資源配分による発展を目指している。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: — (開示情報なし)
  • 市場動向:
    • 国内経済は雇用・所得環境改善により緩やかな回復基調だが、原材料・エネルギー価格高騰、物価上昇、為替変動等で先行き不透明。
    • 海外経済も、地政学リスク、金利高、不動産市場停滞等で不透明感が増している。
    • これらの環境下で、各セグメントにおいて市場や顧客の動向に対応した事業活動を行っている。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期(通期)連結業績予想:
      • 売上高: 560億円
      • 営業利益: 15億円
      • 経常利益: 18億円
      • 親会社株主に帰属する当期純利益: 12億円
      • (為替レート想定 1米ドル=148円)
  • リスク要因:
    • 今後の世界的な経済状況(政策動向、原材料・エネルギー価格、地政学リスク等)
    • 為替レートの変動
    • 市場や競争状況の変化
    • 新製品導入の成否
    • 時価会計による影響

重要な注記

  • 会計方針:
    • 2022年改正会計基準及び2022年改正適用指針を期首から適用。
    • 連結会社間における子会社株式等の売却に伴う売却損益の取扱いの見直しに関する改正についても適用。
  • その他:
    • 2025年3月期において、コーティング事業用資産(建物及び構築物、機械装置及び運搬具、工具、器具及び備品、リース資産、建設仮勘定、ソフトウエア)について、将来キャッシュ・フローが見込めなくなったことから、帳簿価額の全額を減損損失として計上(合計791,353千円)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4620
企業名 藤倉化成
URL http://www.fkkasei.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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