2024年3月期 決算短信[日本基準](連結)
基本情報
- 企業名: 藤倉化成株式会社
- 主要事業分野: コーティング、塗料、電子材料、化成品、合成樹脂
- 代表者名: 加藤 大輔
- 報告概要:
- 提出日: 2024年5月14日
- 対象会計期間: 2023年4月1日~2024年3月31日
- セグメント:
- コーティング: プラスチック用コーティング材等の製造販売
- 塗料: 建築用塗料等の製造販売
- 電子材料: 導電性樹脂塗料及び導電性接着剤等の製造販売
- 化成品: トナー用バインダー樹脂、粘・接着剤ベース樹脂等の機能性樹脂ベース等の製造販売
- 合成樹脂: アクリル樹脂の原材料・加工品の販売
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 32,717,000株 (2024年3月31日時点)
- 自己株式数: 1,888,000株 (2024年3月31日時点)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2024年5月14日
- 株主総会: 2024年6月26日
- IRイベント: 2024年6月18日(火)に機関投資家及びアナリスト向け決算説明会開催予定
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表: 総資産 57,609百万円、純資産 41,581百万円 (自己資本比率 68.1%)
- 損益計算書: 売上高 52,612百万円、営業利益 1,299百万円、経常利益 1,846百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 1,075百万円
- キャッシュ・フロー:
- 営業活動:+3,275百万円
- 投資活動:-1,234百万円
- 財務活動:-2,305百万円
- 現金及び現金同等物期末残高:12,033百万円
- 収益性:
- 売上高: 52,612百万円 (+3.5% vs 前期)
- 営業利益: 1,299百万円 (+270.5% vs 前期)
- 経常利益: 1,846百万円 (+246.1% vs 前期)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,075百万円 (+10,754.1% vs 前期)
- 1株当たり当期純利益: 34.86円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 68.1% (前期 66.8%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 2.5% (前期 0.7%)
- セグメント別:
- コーティング: 売上高 294億4百万円 (+8.5%)、営業利益 13億15百万円 (+477.8%)
- 塗料: 売上高 111億88百万円 (-5.1%)、営業利益 1億62百万円 (-61.7%)
- 電子材料: 売上高 32億39百万円 (+1.8%)、営業損失 1億43百万円
- 化成品: 売上高 41億57百万円 (+1.9%)、営業損失 49百万円
- 合成樹脂: 売上高 46億23百万円 (-1.5%)、営業利益 15百万円
- 財務の解説:
- 原材料・エネルギー・物流費の高騰、円安による物価上昇の影響を受けつつも、価格改定やコスト削減により収益改善を図った。
- 各セグメントにおいて、需要変動や販売不振等で低調な場面もあったが、全体として増収・増益となった。
- 自己資本比率は前期から0.3ポイント改善し、財務基盤は安定している。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期(実績):1株当たり16円(中間配当8円、期末配当8円)
- 2025年3月期(予想):1株当たり18円(中間配当9円、期末配当9円)
- 特別配当の有無: なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- コーティング: 主要顧客の自動車生産台数減少等で需要がやや低調だったが、海外販売は好調。結果として増収増益。
- 塗料: 主要顧客の受注減少で新築用塗料が低調。リフォーム用塗料の回復も追いつかず、減収減益。
- 電子材料: 自動車向けは堅調も、PC・スマホ向けは低調。原材料高騰の影響も受け、営業損失。
- 化成品: トナー関連材料は低調も、粘着剤関連は好調。メディカル材料は海外販売が堅調。営業損失。
- 合成樹脂: 液晶テレビ向けなどが低調も、リチウムイオン電池向けは好調。営業黒字転換。
- セグメント戦略:
- 5事業セグメントを「そだてる」「のばす」「ささえる」に分け、収益性追求と経営資源投下により持続的成長を目指す。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 第11次中期経営計画「次世代に繋げる新しい姿の構築」(2023年4月~2026年3月)がスタート。2030年のありたい姿を「共創×進化×化学の力で新たな価値を提供する」と掲げ、現在の中期計画はその実現に向けた礎の期間と位置づけ。
- 進捗状況:
- 総還元性向70%以上を目指す。
- 1株当たり16円以上の配当維持を目指す(2025年3月期は18円予想)。
- 自己株式取得も機動的に実施。
- 2025年3月期通期業績予想は、売上高570億円、営業利益19億円、経常利益20億円、親会社株主に帰属する当期純利益12億円。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: — (提供された情報からは直接比較なし)
- 市場動向:
- 新型コロナウイルス感染症による行動制限緩和で社会経済活動は正常化したが、原材料・エネルギー価格高騰、円安による物価上昇が継続。
- 海外経済も先行き不透明。
- 各セグメントにおいて、これらの環境変化に対応するための事業戦略を展開。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期 通期予想:売上高 57,000百万円 (+8.3%)、営業利益 1,900百万円 (+46.3%)、経常利益 2,000百万円 (+8.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,200百万円 (+11.6%)。
- 為替レートは1米ドル=135円を想定。
- リスク要因:
- 原材料価格・エネルギー価格の高騰。
- 世界的な気候変動問題への対応、脱炭素社会への移行。
- 中東・ウクライナ情勢等の地政学的リスク。
- 為替レートの変動。
重要な注記
- 会計方針: IFRSの適用も適切に対応していく方針。
- その他:
- 2024年5月14日、自己株式取得を決議。資本効率の向上と機動的な資本政策を遂行するため、100万株を上限に5億円を上限として、2024年5月27日から8月30日まで市場買付予定。
- 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4620 |
企業名 | 藤倉化成 |
URL | http://www.fkkasei.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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