2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業名: アコム株式会社
  • 主要事業分野:
    • 国内ローン・クレジットカード事業
    • 信用保証事業
    • 海外金融事業 (タイ、フィリピン、マレーシア等)
    • 債権管理回収事業
  • 代表者名: 代表取締役社長 木下政孝
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月12日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
  • セグメント:
    • ローン・クレジットカード事業
    • 信用保証事業
    • 海外金融事業
    • 債権管理回収事業
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 1,566,614,098株 (2025年3月期期末)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: — (本決算短信は2025年5月12日発表)
    • 株主総会: 2025年6月20日開催予定
    • IRイベント:
      • 国内機関投資家・アナリスト向け決算説明会: 2025年5月12日
      • 海外機関投資家・アナリスト向けWeb会議: 開催予定

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表: 総資産1,486,409百万円、負債合計743,228百万円、純資産合計743,181百万円 (2025年3月期末)
    • 損益計算書: 営業収益317,742百万円、営業利益58,561百万円、経常利益58,919百万円、親会社株主に帰属する当期純利益32,124百万円
    • キャッシュフロー計算書:
      • 営業活動によるCF: +876百万円
      • 投資活動によるCF: △6,478百万円
      • 財務活動によるCF: △6,410百万円
      • 現金及び現金同等物期末残高: 60,157百万円
  • 収益性:
    • 売上高 (営業収益): 317,742百万円 (前期比+7.8%)
    • 営業利益: 58,561百万円 (前期比△32.2%)
    • 経常利益: 58,919百万円 (前期比△32.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 32,124百万円 (前期比△39.5%)
    • 1株当たり当期純利益: 20.51円 (前期比△39.5%)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 44.0% (前期比△0.3ポイント)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 18.4% (前期29.3%)
  • セグメント別:
    • ローン・クレジットカード事業: 営業収益169,454百万円、セグメント利益14,033百万円
    • 信用保証事業: 営業収益76,332百万円、セグメント利益23,657百万円
    • 海外金融事業: 営業収益65,436百万円、セグメント利益19,355百万円
    • 債権管理回収事業: 営業収益5,864百万円、セグメント利益1,277百万円
  • 財務の解説:
    • 営業収益は、営業貸付金の増加及び円安の為替影響により増加。
    • 営業費用は、利息返還請求の動向を踏まえた再評価等により増加。
    • 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、営業費用の増加により前期比で減少。
    • 自己資本比率は44.0%となり、主要な財務安全指標は維持。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 年間配当12.00円 (中間6.00円、期末6.00円)
    • 2025年3月期: 年間配当14.00円 (中間7.00円、期末7.00円)
    • 2026年3月期 (予想): 年間配当20.00円 (中間10.00円、期末10.00円)
  • 特別配当の有無: なし。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • ローン・クレジットカード事業: 営業収益169,454百万円、セグメント利益14,033百万円。個人消費の回復に伴う営業貸付金及び割賦売掛金の増加が業収を押し上げたが、利息返還損失引当金繰入額の増加が営業利益を圧迫。
    • 信用保証事業: 営業収益76,332百万円、セグメント利益23,657百万円。信用保証残高の増加や保証料率の見直し等により増収増益。
    • 海外金融事業: 営業収益65,436百万円、セグメント利益19,355百万円。円安の為替影響で増収となったものの、貸倒関連費用の増加により営業利益は減益。
    • 債権管理回収事業: 営業収益5,864百万円、セグメント利益1,277百万円。買取債権回収高の増加により増収増益。
  • セグメント戦略:
    • ローン・クレジットカード事業では、新規集客強化や与信精度の向上、子会社でのエンベデッド・ファイナンスサービス提供等に取り組んでいる。
    • 信用保証事業では、提携先との連携強化による新規集客や共同広告の活用を進めている。
    • 海外金融事業では、ブランドイメージ向上、デジタル化推進、優良顧客獲得等に注力している。
    • 債権管理回収事業では、既存取引先との関係強化やリテール債権回収手法の高度化に注力している。

中長期計画との整合性

  • 2025年3月期は中期経営計画の最終年度であり、「全てのステークホルダーの期待に応えつづける」をビジョンに掲げ、3年間での取り組みを推進。
  • 連結業績予想(2026年3月期)では、営業収益3318億円、経常利益889億円、親会社株主に帰属する当期純利益722億円を目標としており、事業基盤の拡大と伸長を目指している。

競合状況や市場動向

  • 国内経済は緩やかな回復が継続しているものの、金融市場・経済の変動等による下押しリスクに注意が必要。
  • タイ、フィリピン、マレーシア等の海外市場では、個人消費や輸出の拡大により経済成長が期待される。
  • 国内ノンバンク業界は資金需要が活況だが、個人消費の影響が大きく、利息返還請求についても引き続き留意が必要。

今後の見通し

  • 業績予想 (2026年3月期):
    • 営業収益: 331,800百万円 (対前期比+4.4%)
    • 営業利益: 88,600百万円 (対前期比+51.3%)
    • 経常利益: 88,900百万円 (対前期比+50.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 72,200百万円 (対前期比+124.8%)
    • 1株当たり当期純利益: 46.09円
  • リスク要因:
    • 外部環境の変化(金融市場・経済の変動、為替、物価等)
    • 利息返還請求の動向(外部環境の変化に影響されやすい)

重要な注記

  • 会計方針: 日本基準を適用。将来的なIFRS適用を検討中。
  • 連結範囲の変更: なし。
  • 会計方針の変更: なし。
  • 表示方法の変更: 連結損益計算書において、「営業外収益」の「その他」に含めていた「受取補償金」を独立掲記。
  • 追加情報: 法人税法改正に伴う繰延税金資産等への影響について記載あり。
  • その他:
    • コミットメントライン契約について、融資未実行残高の状況を説明。
    • 不良債権の状況について、破産決定時点での貸倒損失計上、および各区分(破産更生債権、危険債権等)の金額を開示。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8572
企業名 アコム
URL http://www.acom.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 金融(除く銀行) – その他金融業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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