2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: ダイコク電機株式会社
- 主要事業分野: 情報システム事業、アミューズメント事業
- 代表者名: 代表取締役社長 栢森 雅勝
- URL: https://www.daikoku.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
- セグメント:
- 情報システム事業: パチンコホール向けコンピュータシステム、景品顧客管理システム、情報公開システム等の開発・製造・販売。
- アミューズメント事業: パチンコ遊技機用表示ユニット、制御ユニット等の開発・製造・販売、パチスロ遊技機の企画・開発・製造・販売。
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末): 14,797,232株
- 自己株式数(期末): 314,879株
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月26日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月12日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月27日
- 決算説明会: 機関投資家・アナリスト向けに開催予定。
財務指標
- 財務諸表(要約):
- 損益計算書:
- 売上高: 57,415,710千円 (前期比6.6%増)
- 営業利益: 12,212,354千円 (前期比1.8%増)
- 経常利益: 12,231,796千円 (前期比1.1%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 7,727,428千円 (前期比8.7%減)
- 貸借対照表:
- 総資産: 57,266,276千円 (前期比3.3%減)
- 負債合計: 11,978,843千円 (前期比35.6%減)
- 純資産合計: 45,287,432千円 (前期比11.2%増)
- キャッシュフロー:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 7,666,702千円 (前期比9.0%減)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △7,845,454千円 (前期は△1,734,212千円)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △3,295,294千円 (前期は△3,183,349千円)
- 現金及び現金同等物期末残高: 16,960,449千円 (前期比16.9%減)
- 損益計算書:
- 収益性:
- 売上高、営業利益、経常利益は増加しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は減少しました。
- 1株当たり当期純利益(連結): 526.84円 (前期比8.7%減)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 79.1% (前期比10.4ポイント上昇)
- 効率性:
- 売上高営業利益率:
- 当連結会計年度: 21.3% (前期: 22.3%)
- 売上高営業利益率:
- セグメント別:
- 情報システム事業が売上高、利益ともに大きく貢献しています。
- アミューズメント事業は、売上高は微減、セグメント利益は改善しました。
- その他セグメントは、売上高は微減、セグメント損失は縮小しました。
- 財務の解説:
- スマート遊技機への移行や新紙幣流通に伴う設備投資需要が情報システム事業の堅調な要因です。
- アミューズメント事業は、ハードビジネスの終息による影響がありましたが、コンテンツ・ソフトの受注増加やゲーム事業の好調が寄与しました。
- 企業価値向上のための事業領域拡大として、M&Aや投資を実施しました。
- 自己資本比率が大幅に改善しました。
- 投資活動におけるキャッシュ・フローは、固定資産の取得や投資などにより大幅な支出となりました。
- 財務活動におけるキャッシュ・フローは、自己株式取得と配当金の支払により支出となりました。
- のれんの減損損失を計上しています(情報システム事業:599,194千円、アミューズメント事業:15,552千円)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期 (当期): 中間配当40円、期末配当80円、年間合計120円。
- 2026年3月期 (次期予想): 中間配当30円、期末配当50円、年間合計80円。
- 特別配当の有無: なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 情報システム事業:
- 売上高: 52,126,762千円 (前期比5.5%増)
- セグメント利益: 14,406,275千円 (前期比1.4%減)
- スマート遊技機への対応やカードユニットの改刷対応、情報公開端末の新製品拡販が寄与。
- アミューズメント事業:
- 売上高: 4,451,931千円 (前期比1.1%減)
- セグメント利益: △356,222千円 (前期のセグメント損失△390,347千円から改善)
- パチンコ向けハードビジネス終息による販売減があったものの、コンテンツ・ソフト受注増加やゲーム事業の好調が寄与。
- その他:
- 売上高: 889,564千円
- セグメント損失: △178,827千円 (前期のセグメント損失△78,743千円から拡大)
- 情報システム事業:
- セグメント戦略:
- 情報システム事業: DXリーダーを目指し、ホール運営プロセスの最適化、集客支援サービスへの参入、データドリブン経営の実現、生産性向上を図る。「中期経営計画2025~2027」における重点戦略。
- アミューズメント事業: スマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」を起点に、自社パチスロ機による知名度・市場シェア拡大、コンテンツ事業育成、パチンコソフト受託、自社ゲームタイトルリピートビジネス構築を進める。「中期経営計画2025~2027」における重点戦略。
中長期計画との整合性
- 「中期経営計画2025~2027」を策定し、AI・ビッグデータを活用したDX推進、スマート遊技機への対応強化、新規事業への挑戦などを重点戦略として掲げています。
- 情報システム事業、アミューズメント事業ともに、中期計画に沿った取り組みを進めています。
競合状況や市場動向
- パチンコ業界は、店舗数・遊技機設置台数は減少傾向にあるものの、遊技機大型化が進んでいます。
- スマート遊技機の導入が進み、稼働も好調です。
- 当社グループは、アミューズメント事業における新機種発表や、ディスプレイ事業、システム開発、飲食、観光分野への投資・買収を進め、事業基盤強化と収益機会創出を図っています。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期):
- 売上高: 57,415,710千円 → 44,000,000千円 (前期比23.4%減)
- 営業利益: 12,212,354千円 → 5,300,000千円 (前期比56.6%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 7,727,428千円 → 3,500,000千円 (前期比54.7%減)
- 1株当たり当期純利益: 526.84円 → 241.67円
- リスク要因:
- パチンコホール経営企業の設備投資動向、遊技機メーカーの販売計画動向に大きく左右される。
- 年次で事業計画を管理。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
- 「為替差損」の表示方法を変更し、「その他」に含めて表示。
- その他:
- 従業員向け株式交付信託(RS信託)を導入。
- 株式需給緩衝信託により自己株式を取得・売却。
- 連結子会社11社。
- 持分法適用関連会社は1社(株式会社七葉)、持分法の適用から除外。
本サマリーは、提供された決算短信の情報を基に作成されており、投資助言を目的としたものではありません。投資判断は、ご自身の責任において行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6430 |
企業名 | ダイコク電機 |
URL | http://www.daikoku.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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