2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: コニカミノルタ株式会社
- 主要事業分野: 情報機器事業(デジタルワークプレイス事業、プロフェッショナルプリント事業)、インダストリー事業、画像ソリューション事業
- 代表者名: 代表執行役社長兼CEO 大幸 利充
- URL: https://konicaminolta.jp
- 問合せ先: 執行役員経理部長 藤原 健一 TEL: 03-6250-2111
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
- セグメント:
- 情報機器事業:
- デジタルワークプレイス事業: 複合機及び関連消耗品の開発・製造・販売、並びに関連サービス・ソリューションの提供。
- プロフェッショナルプリント事業: プロダクションプリントユニット、産業印刷ユニット、マーケティングサービスユニットを含み、デジタル印刷システム、関連消耗品の開発・製造・販売、印刷サービス等を提供。
- インダストリー事業: 計測機器等の開発・製造・販売、関連ソリューション・サービスの提供(センシングユニット、機能材料ユニット、IJコンポーネントユニット、光学コンポーネントユニット)。
- 画像ソリューション事業: 医療用画像診断システム、画像IoTソリューション、映像ソリューション、FORXAI、QOLソリューションを提供。
- その他: 上記セグメントに該当しない事業。
- 非継続事業: プレシジョンメディシン事業。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 502,664,337株(2025年3月期末)
- 自己株式数: 7,837,719株(2025年3月期末)
- 期中平均株式数: 494,726,988株(2025年3月期)
- 時価総額: 記載なし(2025年5月15日時点)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年5月15日(機関投資家向け決算説明会開催)
- 株主総会: 2025年6月17日予定
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月13日
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 連結財政状態計算書(貸借対照表):
- 資産合計は1,217,641百万円(前期比1,704億円減)。主な減少要因は、のれん及び無形資産、現金及び現金同等物、棚卸資産等の減少。
- 負債合計は743,562百万円(前期比911億円減)。主な減少要因は、社債及び借入金、営業債務及びその他の債務の減少。
- 資本合計: 474,079百万円(前期比793億円減)。
- 親会社の所有者に帰属する持分合計: 463,154百万円(前期比766億円減)。
- 親会社所有者帰属持分比率: 38.0%(前期比0.9ポイント減)。
- 連結損益計算書:
- 売上高: 1,127,882百万円(前期比1.8%増)。
- 事業貢献利益: 319億円(前期比4.2%減)。
- 営業利益: △64,014百万円(前期は27,543百万円の利益)。グローバル構造改革費用、のれん・固定資産の減損損失、事業再編等に伴う費用を計上した影響。
- 税引前利益: △79,156百万円(前期は15,334百万円の利益)。
- 当期利益: △50,316百万円(前期は4,199百万円の利益)。
- 連結キャッシュ・フロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 51,093百万円(前期は83,338百万円)。
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: 24,607百万円(前期は△44,534百万円)。
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △96,853百万円(前期は△83,338百万円)。
- 現金及び現金同等物期末残高: 92,887百万円(前期は129,631百万円)。
- 収益性:
- 売上高: 1,127,882百万円(前期比1.8%増)。
- 事業貢献利益: 319億円(前期比4.2%減)。
- 営業利益: △64,014百万円(前期は27,543百万円)。
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: △47,484百万円(前期は4,521百万円)。
- 基本的1株当たり当期利益: △95.98円(前期は9.15円)。
- 財務安全性:
- 親会社所有者帰属持分比率: 38.0%(前期比0.9ポイント減)。
- 効率性:
- 営業利益率: 記載なし(当期は△5.7%)。
- 事業貢献利益率: 記載なし(当期は2.8%)。
- セグメント別:
- 売上高: 情報機器事業が1,127,208百万円(前期比1.8%増)、インダストリー事業が1,192億円(前期比3.5%減)、画像ソリューション事業が1,069億円(前期比1.7%増)。
- 事業貢献利益: 情報機器事業が△871億円(前期は333億円)、インダストリー事業が140億円(前期比20.3%減)。
- 営業損益: 情報機器事業が△131億円(前期は116億円)、インダストリー事業が△127億円(前期は165億円)。
- 財務の解説:
- 当連結会計年度は、グローバル構造改革、事業の選択と集中を推進し、収益力回復と持続的な成長軌道への復帰を目指した。
- 売上高は為替の影響もあり増加したが、減損損失や事業再編費用等の計上により、営業損失、当期純損失となった。
- プレシジョンメディシン事業を非継続事業に分類。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期: 期末配当5円(年間10円)
- 2026年3月期(予想): 年間配当10円
- 特別配当の有無: 記載なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 情報機器事業:
- デジタルワークプレイス事業: 売上高は微増、事業貢献利益は増加。営業利益は減益。
- プロフェッショナルプリント事業: 売上高は増加したが、連結調整の減損損失等の影響で事業貢献利益は減益。営業利益は大幅減益。
- インダストリー事業: 売上高は減収、事業貢献利益は減益。営業損失。
- 画像ソリューション事業: 売上高は微増。事業貢献利益は減益。営業損失。
- セグメント戦略:
- 各事業において、収益性向上、コスト削減、DX活用、新製品投入、市場拡大等に取り組んでいる。
- インダストリー事業では、ディスプレイ技術開発、自動車外観検査、機能材料、ヘルスケアユニットにおける動態解析システム、医療ITサービス等で成長を目指す。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「Turn Around 2025」:
- 2025年度は成長基盤確立の年と位置づけ、ROE5%以上の達成を目指す。
- 当期は計画達成に向けた改革を完了した。2025年度はその成果を具体化する年。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 記載なし
- 市場動向:
- オフィスユニットは働き方の変化に伴いプリントボリュームの緩やかな減少を想定。
- プロフェッショナルプリント事業は、中堅・大手印刷会社を中心にデジタル化の進展による市場成長を見込む。
- ヘルスケアユニットは、インドやアジアでの経済成長に伴う需要拡大を見込む。
- インダストリー事業は、ディスプレイ技術開発、自動車外観検査、機能材料等での成長が期待される。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期):
- 売上高: 1,050,000百万円(前期比6.9%減)
- 事業貢献利益: 52,500百万円(前期比64.4%増)
- 営業利益: 48,000百万円(前期比増)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 24,000百万円(前期比増)
- 基本的1株当たり当期利益: 48.58円
- リスク要因:
- 欧米を中心とした物価高や景気減速、為替変動などの経営環境の不確実性。
- 米国関税の引き上げ。
重要な注記
- 会計方針: IFRS(国際財務報告基準)を適用。
- その他:
- 当連結会計年度より、プレシジョンメディシン事業を非継続事業に分類。
- 連結範囲の重要な変更(新規1社、除外3社)。
- 会計上の見積りの変更(のれん、減損損失等、51,109百万円)。
- 役員異動(新任、再任)。
- 法人税率の変更(防衛特別法人税導入に伴う法定実効税率の変更)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4902 |
企業名 | コニカミノルタ |
URL | http://konicaminolta.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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