決算短信：ノザワ（5237）

2024年３月期決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社ノザワ
  • 主要事業分野: 建築材料（押出成形セメント板「アスロック」、住宅用高遮音床材、住宅用軽量外壁材、スレート関連、耐火被覆材など）
  • 代表者名: 代表取締役社長 野澤 俊也
  • URL: https://www.nozawa-kobe.co.jp/
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年5月10日
  • 対象会計期間: 2023年4月1日～2024年3月31日
• セグメント: 建築材料関連事業の単一報告セグメント
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 12,075,000株 (2024年3月期末)
• 今後の予定:
  • 決算発表: 2024年5月10日
  • 株主総会: 2024年6月27日予定
  • 有価証券報告書提出予定日: 2024年6月27日
  • 配当支払開始予定日: 2024年6月28日

財務指標

• 財務諸表（要点）:
  • 貸借対照表: 総資産は29,477,591千円、純資産は19,809,816千円。
  • 損益計算書: 売上高は23,074,880千円、営業利益は1,780,419千円、経常利益は1,938,688千円、親会社株主に帰属する当期純利益は874,814千円。
  • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは2,027,413千円、投資活動によるキャッシュ・フローは△1,218,329千円、財務活動によるキャッシュ・フローは△413,692千円。期末の現金及び現金同等物は7,388,821千円。
• 収益性:
  • 売上高: 23,074,880千円（前年比+10.0%）
  • 営業利益: 1,780,419千円（前年比+76.8%）
  • 経常利益: 1,938,688千円（前年比+68.9%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 874,814千円（前年比+79.8%）
  • 1株当たり当期純利益: 76.32円（前年比+79.7%）
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 67.2%（前年比+2.1ポイント）
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 7.7%（前年比+2.9ポイント）
  • 総資産経常利益率: 6.7%（前年比+2.6ポイント）
• セグメント別（※単一セグメントのため記載省略）:
• 財務の解説:
  • 売上高は、押出成形セメント板「アスロック」の販売伸長、高付加価値商品の拡充（カーテンウォール「アルカス」）、価格改定の浸透、住宅用商品（高遮音床材、軽量外壁材）の堅調な推移、スレートボードの増販等により、前年比10.0%増加しました。
  • 利益面では、増収効果等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに大幅に増加しました。
  • 財政状態については、総資産は前年比で増加し、自己資本比率も上昇しました。
  • キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが大幅に増加しました。投資活動では有形固定資産の取得等による支出、財務活動では配当金の支払等による支出がありました。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期: 期末配当 35.00円 (年間配当金 35.00円)
  • 2025年3月期予想: 期末配当 35.00円 (年間配当金 35.00円)
• 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

• セグメント別状況: 建築材料関連事業が単一の報告セグメントであり、全社の業績を牽引しています。
  • 生産実績: 押出成形セメント製品、スレート関連で生産量が増加しました。
  • 受注実績: 押出成形セメント製品工事、スレート工事、耐火被覆等工事で受注高が減少しました。
  • 販売実績: 押出成形セメント製品関連の販売額が大幅に増加しました。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 中期経営計画の進捗状況については、現時点では詳細な記載はありませんが、通期業績予想は売上高235億円、営業利益20億円、経常利益21億円、親会社株主に帰属する当期純利益14億円を見込んでおり、中期的な成長目標達成に向けた取り組みが継続されていると考えられます。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較:
  • 同業他社との直接的な比較データはありませんが、当社の決算短信からは、建築材料市場において、デザイン志向や環境対応といった顧客ニーズへの対応、高付加価値商品の拡充などが競争優位性を構築する上で重要であることが示唆されます。
• 市場動向:
  • 国内経済は、社会経済活動の正常化が進む一方、世界情勢や景気下振れリスク、建築材料業界における資材高騰といった不透明な事業環境が続いているとの認識が示されています。
  • 新築・リフォーム市場の動向、建設投資の動向が業績に影響を与える可能性があります。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2025年3月期（通期）連結業績予想: 売上高 23,500百万円、営業利益 2,000百万円、経常利益 2,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 1,400百万円。
  • 2024年3月期実績と比較すると、売上高は微増、利益は増益を見込んでいます。
• リスク要因:
  • 世界情勢、政治・経済両面の不安定性、不確実性の高まり。
  • 建築材料業界における建設投資への慎重姿勢の継続。
  • 物流業界における「2024年問題」の影響。
  • 国際情勢の混迷による資源高、インフレ圧力。
  • 資材価格の変動、為替変動、原材料価格の変動。
  • 訴訟損失引当金に関連する将来の費用発生リスク。

重要な注記

• 会計方針: 日本基準に準拠して連結財務諸表を作成。IFRSの適用については、国内外の諸情勢を考慮し、適切に対応する方針。
• その他:
  • 連結子会社である野澤貿易(上海)有限公司の解散決議。
  • 石綿健康障害に関する訴訟に関連する偶発債務及び訴訟損失引当金について注記。
  • 1株当たり当期純利益の算定基礎が記載されている。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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