2024年9月期投資家向け決算説明資料

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社アビスト
    • 主要事業分野: 工業設計技術サービス事業(機械設計開発、システム・ソフトウェア開発、電気・電子設計開発、AI/ARソリューション)、3D-CAD教育事業、不動産賃貸事業、美容・健康商品製造販売事業
    • 代表者名: 進 顕
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年1月31日
  • 説明者:
    • 発表者(役職): 代表取締役社長 進 顕
    • 発言概要:
      • これまでの事業で技術力、調整力、教育力を高め、友好な関係を築いてきた。
      • イノベーションセンターによる基礎研究、AI・AR分野の研究開発を推進し、高付加価値なソリューション提案を行う。
      • 機械設計事業とシステム開発事業の両分野で、デジタル技術を活用し、顧客の潜在ニーズに応える「デジタルソリューション企業」を目指す。
      • 技術者が夢や希望を持ち、いきいきと働ける環境を提供することで、持続的な成長を図る。
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2024年9月期
  • セグメント:
    • 機械設計事業: 設計を基軸にデジタル技術でモノづくりに貢献する事業。構想設計段階からの参画、設計業務を通じたメーカー・サプライヤー間の調整業務、CADオペレーションに留まらない範囲が強み。
    • システム開発事業: システム開発でビジネスに貢献する事業。情報システム開発(金融・社会・公共系)、WEBサービス開発、クラウドサービス開発、組込み・制御ソフトウェア開発に注力。

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 売上高: 10,002百万円 (前年同期比 +5.2%)
    • 営業利益: 903百万円 (前年同期比 +23.3%)
    • 経常利益: 905百万円 (前年同期比 +22.0%)
    • 当期純利益: 611百万円 (前年同期比 ▲16.2%)
    • 1株当たり利益 (EPS): 153.55円
  • 進捗状況:
    • 売上高: 通期計画 10,100百万円 に対し達成率 99.0% (評価: ×)
    • 営業利益: 通期計画 710百万円 に対し達成率 127.2% (評価: ○)
    • 経常利益: 通期計画 710百万円 に対し達成率 127.5% (評価: ○)
    • 当期純利益: 通期計画 590百万円 に対し達成率 103.6% (評価: ○)
      • ※当期純利益は、前年の子会社合併による法人税等の調整額を計上した影響で、減額となっている。
  • セグメント別状況: –(詳細なセグメント別業績は開示なし)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 2024年9月期は実績として、増収増益(当期純利益を除く)。
    • 計画比では、売上高は未達となったものの、営業利益、経常利益、当期純利益は計画を上回った。
  • 増減要因:
    • 増収要因:
      • 売上高 (計画比 △0.98億円):
        • 【採用×】上期よりリクルーター増強、採用専門コンサル活用等を実施し、25新卒採用には効果があったものの、24新卒採用の成果には間に合わず人員計画を下回った。新卒以外はほぼ計画通り。
        • 【契約単価○】契約単価の改善活動により計画を達成。
    • 増益要因:
      • 営業利益 (計画比 +1.93億円): 平均8.37%の大幅な賃金改善を実施するも、契約単価改善が大きく寄与し、計画を上回った。
  • 競争環境:
    • 自動車業界:
      • 生産活動: 2024年の世界の新車需要は伸びているものの、回復力は鈍化。中国の輸出は大幅増。海外の景気減速懸念に留意。自動車メーカーの再編による開発車種の見直しの可能性。
      • R&D活動: 脱炭素化に向けた研究開発投資は継続。欧米はEV化が緩やか、中国は加速。
    • 人材業界:
      • 案件: 需要は堅調に推移。特にシステムソフトウェア分野にニーズあり。
      • 人材採用: 獲得競争が激化し、採用難易度が高まる。賃金は上昇傾向。
  • リスク要因:
    • 全国的な賃金上昇による、今後の収益性低下懸念(課題①単価改善)。
    • 採用競争の激化による、新卒採用の会社計画未達が売上に影響(課題②人材確保)。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • デジタルソリューション企業を目指す。
    • 中期経営計画の変更:
      • 2025年9月期(第20期)の計画を下方修正(売上高10,700百万円、営業利益800百万円、経常利益800百万円、当期純利益440百万円)。
      • 下方修正の理由として、人員数が計画を下回ったこと、賃上げによる待遇改善、雇用調整助成金の延滞金・違約金の一部を盛り込んだこと。
      • 今後の成長戦略として、採用コンサル活用による採用力強化、契約単価改善、ベトナムでの事業開始を挙げる。
    • 経営戦略上の課題:
      • 課題①単価改善: 収益率低下への課題。賃上げにより収益性が低下。
      • 課題②人材確保: 売上高成長率低下への課題。技術者数の停滞。
  • 進行中の施策:
    • 課題①単価改善に向けた取り組み:
      • 請負・派遣事業: 国内賃金上昇率を考慮した単価見直し。高スキル技術者の高難度案件への配置転換。営業力の強化。
      • 技術(ソリューション事業): 高度なソリューション活用(AR/AI技術)、設計効率化ツールの導入、部門横断型「研究開発会議」の発足、外部からの技術顧問招致、社内外ブランディング強化(DX認定事業者取得)。
      • 一人月売上高は、請負・派遣業務を合わせて、効率的な配置転換等により右肩上がりに推移。
    • 課題②人材確保に向けた取組み:
      • 採用力強化(リクルーター増強、採用コンサル活用)
      • 待遇改善・求人条件見直し(平均8.37%の賃上げ)
      • 教育カリキュラムの充実化(新卒技術者の技術習熟度に応じたカリキュラム編成)。
      • 新卒を除く技術者稼働率は高稼働率を維持。
    • その他: 営業利益向上への取り組み:
      • 会社計画営業利益の達成度に応じた評価指標の導入。
      • 2024年3月末をもって3Dプリント事業を廃止。
      • 2025年春にベトナムに子会社設立。
  • セグメント別施策:
    • 機械設計事業:
      • イノベーションセンター(基礎研究、応用研究AR/AI)
      • デジタルソリューション開発センター(開発研究)
    • システム開発事業:
      • 注力分野:情報システム開発、WEBサービス開発、クラウドサービス開発、組込み・制御ソフトウェア開発。
      • 全国的なIT人材不足をビジネスチャンスと捉え、積極的に拡大を目指す。

将来予測と見通し

  • 業績予想:
    • 中期経営計画は、2025年9月期(第20期)の計画を下方修正。
    • 2026年9月期(第21期)売上高 11,900百万円、営業利益 1,100百万円、経常利益 1,100百万円、当期純利益 740百万円。
    • 2027年9月期(第22期)売上高 12,500百万円、営業利益 1,300百万円、経常利益 1,300百万円、当期純利益 910百万円。
  • 中長期計画:
    • 2027年9月期目標:売上高125億円・経常利益13億円。
    • 「請負化にて成長」から「次の成長に向けた投資」、「成長加速」へとフェーズを進める。
  • マクロ経済の影響:
    • 堅実な経済成長に向け、全国的な賃金上昇傾向が鮮明。
    • 自動車業界、人材業界の動向が業績に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針:
    • 株主様に対する利益還元を経営の重要課題の一つとし、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針。
    • 事業拡大のための設備投資などを目的とした内部留保の確保と配当の安定的拡大を念頭に、財政状態及び利益水準を勘案した上で、当期純利益の35%以上(配当性向35%以上)を毎期配当することを原則とする。
  • 配当実績:
    • 2024年9月期: 年間配当金 102円
    • 2025年9月期(計画): 年間配当金 102円

製品やサービス

  • 製品/サービス:
    • 設計開発アウトソーシング事業:
      • 1.機械設計開発
      • 2.システム・ソフトウェア開発(要件定義から運用保守まで広範囲な業務プロセスをカバー)
      • 3.電気・電子設計開発
    • デジタルソリューション:
      • 空間認識ARソリューション: AR技術(空間/物体認識)、空間認識技術、物体認識技術、仮想コンテンツ生成。
      • 設計支援ソリューション: 3D技術(設計、スキャン)、自動作成、設計検討支援、チェック支援。
      • AIソリューション 予測・異常検知: AI技術(予測、異常検知)、独自アルゴリズム構築、異常検知、データからの予測検知。
    • その他事業:
      • 美容・健康商品製造販売事業(自社飲料品の製造販売、OEM受託)
      • 不動産賃貸事業

重要な注記

  • その他:
    • 当社のIR活動について質問事項や要望があれば、pr@abist.co.jpにメール。
    • 当社IRサイト(https://www.abist.co.jp)で様々な参考情報を提供。
    • 本資料は情報の提供を目的としており、有価証券の投資勧誘を目的としたものではない。
    • 本資料に記載された意見等は、作成時点の当社の判断によるものであり、情報の正確性・完全性を保証するものではない。今後予告なく変更されることがある。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6087
企業名 アビスト
URL http://www.abist.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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