決算短信：セントケア・ホールディング（2374）

2025年３月期　決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

企業概要:

• 企業名: セントケア・ホールディング株式会社
• 主要事業分野: 介護サービス事業
• 代表者名: 取締役社長 藤間 和敏
• URL: https://www.saint-care.com/

報告概要:

• 提出日: 2025年5月15日
• 対象会計期間: 2024年4月1日～2025年3月31日

セグメント:

• 介護サービス事業: 訪問介護、訪問入浴、居宅介護支援、訪問看護、福祉用具貸与・販売、通所介護、認知症対応型共同生活介護、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、ショートステイ、住宅リフォームサービス等を提供。

発行済株式:

• 発行済株式数: 25,003,233株 (2025年3月期期末)

今後の予定:

• 定時株主総会: 2025年6月26日
• 配当支払開始予定日: 2025年6月27日

財務指標

財務諸表:

• 貸借対照表（2025年3月31日現在）:
  • 総資産: 30,483,896千円
  • 負債合計: 13,618,680千円
  • 純資産合計: 16,865,215千円
• 損益計算書（2025年3月期）:
  • 売上高: 56,298,350千円
  • 営業利益: 2,429,584千円
  • 経常利益: 2,465,192千円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,487,309千円
• キャッシュ・フロー計算書（2025年3月期）:
  • 営業活動によるCF: 1,720,501千円
  • 投資活動によるCF: △993,748千円
  • 財務活動によるCF: △1,562,153千円
  • 現金及び現金同等物期末残高: 7,186,572千円

収益性:

• 売上高: 56,298,350千円（前年同期比 4.1%増）
• 営業利益: 2,429,584千円（前年同期比 △19.9%減）
• 経常利益: 2,465,192千円（前年同期比 △21.9%減）
• 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,487,309千円（前年同期比 △25.8%減）
• 1株当たり当期純利益: 60円33銭（前年同期比 △21.9%減）

財務安全性:

• 自己資本比率: 55.1% (前年同期比 3.5ポイント上昇)
• 自己資本: 16,785,976千円（2025年3月期）
• 有利子負債: — ※連結財務諸表には記載なし

効率性:

• 売上高営業利益率: 4.3% (前年同期 5.6%)

セグメント別:

• 介護サービス事業: 売上高 55,223,331千円、セグメント利益 1,552,532千円。
• その他（セグメントに含まれない事業）: 売上高 1,075,019千円、セグメント利益 131,864千円。

財務の解説:

• 売上高は新規出店やM&A（株式取得及び事業譲受）による拠点増加が牽引し、増加した。
• しかし、訪問介護サービスやデイサービス、ショートステイ、小規模多機能型等での苦戦、新規開設拠点の立ち上がりの遅れ、採用関連費用や人件費の増加が利益を圧迫し、増収減益となった。
• 自己資本比率は上昇し、財務基盤は強化されている。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期（中間・期末）：合計 25円00銭
  • 2025年3月期（中間・期末）：合計 30円00銭
  • 2026年3月期（予想）：31円00銭
• 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

• 介護サービス事業:
  • 売上高：55,223,331千円（前年同期比 4.4%増）
  • セグメント利益：1,552,532千円（前年同期比 △10.2%減）
  • 「介護サービス事業」は、訪問介護、訪問入浴、居宅介護支援、訪問看護、福祉用具貸与・販売、通所介護、認知症対応型共同生活介護、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、ショートステイ、住宅リフォームサービス等を提供。
  • 訪問系サービスは増収減益。施設系サービスは増収増益。デイサービスは取得により増収となったが、既存拠点の回復遅れや新規開設費用の増加で減益。グループホームは人件費・外注費増で減益。
• その他:
  • 売上高：1,075,019千円
  • セグメント利益：131,864千円
  • アウトソーシング受託サービス、介護保険請求ASPシステムの販売等が含まれる。

中長期計画との整合性

• 「新中期経営計画2025-2027」を策定したが、当期の経営成績が計画時に想定していた前提条件と大きく異なったため、2025年2月7日に業績目標を取り下げた。
• 計画の骨子（基本方針、事業成長戦略）は変更なく、環境変化を踏まえた抜本的な構造改革に取り組む。
• デジタルシフト推進（ICT基盤の全面刷新）に注力し、生産性向上・効率化を図る。
• 新規開設支援部、M&A推進室を新設し、早期黒字化・収益貢献化を目指す。
• 「コミュニティNo.1戦略」を加速し、質の戦略へのシフトチェンジと地域包括ケアシステムでの優位性確立を目指す。

競合状況や市場動向

• 超高齢社会を背景に介護サービスへの需要は増加が予想される一方、生産年齢人口の減少による人材確保の厳しさが増している。
• 介護事業者間の倒産件数増加など、経営環境は厳しさを増しており、人材不足への対応、生産性向上が重要な課題。
• 国の政策（ICT活用促進、デジタル中核人材育成）と連携した取り組みが進行。

今後の見通し

• 2026年3月期 連結業績予想:
  • 売上高: 58,588百万円 (前年同期比 4.1%増)
  • 営業利益: 2,061百万円 (前年同期比 15.1%増)
  • 経常利益: 2,026百万円 (前年同期比 17.8%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,336百万円 (前年同期比 △10.2%減 ※予想値)
  • 1株当たり当期純利益: 54円23銭
• リスク要因:
  • 物価・賃金の上昇によるコスト増
  • 人材確保の厳しさ
  • 介護報酬改定等の制度変更
  • デジタルシフト推進に伴う開発・導入コスト先行、システム移行に伴うサポート体制整備による人件費増

重要な注記

• 会計方針の変更: 特になし。
• その他:
  • 期中において、セントケアほっと株式会社を連結の範囲に含めた。
  • セントワークス株式会社の全株式を2025年4月1日付で譲渡。
  • 2025年5月1日付で、愛らいふサービス株式会社を株式取得（子会社化）。
  • 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外。

本資料は、提供された決算短信の情報に基づき作成されたものであり、投資助言を目的としたものではありません。投資判断は、ご自身の責任において行ってください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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