2024年度通期決算説明資料並びに中期事業計画及び成長可能性に関する事項
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社Finatextホールディングス
- 主要事業分野: 金融インフラストラクチャ、ビッグデータ解析、フィンテックシフト
- 代表者名: 林 良太
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月13日
- 説明者:
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2024年度通期
- セグメント:
- 金融インフラストラクチャ:
- 概要: 証券、保険、クレジット関連のインフラシステム提供
- ビッグデータ解析:
- 概要: データライセンス、データAIソリューション、データサービス等を提供
- フィンテックシフト:
- 概要: 金融機関向けソリューション提供、ライフプランニングサービス開発
業績サマリー
- 主要指標:
- 営業収益: 7,702百万円 (前年同期比 +43%)
- 営業利益: 950百万円 (前年同期比 +364%)
- 純利益: 659百万円 (前年同期比 +266%)
- EBITDA: 1,187百万円 (前年同期比 +306%)
- EBITDAマージン: 15% (前年同期比 +10%p)
- 進捗状況:
- 中期経営計画(2025年度目標: 売上高110億円、EBITDAマージン20%超)に対し、売上高は計画通りの達成、利益は計画を上回る見込み。
- 2024年度通期実績は、期初計画比で売上高+1%、EBITDA+26%と、利益面で計画を上回って着地。
- セグメント別状況:
- 金融インフラストラクチャ:
- 売上高: 4,529百万円 (前年同期比 +53%)
- 概要: 証券、保険、クレジットインフラビジネスが all 50%以上成長。特に証券インフラが50%増、保険インフラが73%増、クレジットインフラが50%増。
- ビッグデータ解析:
- 売上高: 1,827百万円 (前年同期比 +40%)
- 概要: 生成AI関連プロジェクトの獲得によるデータAIソリューションの成長、および不動産業界向けサービスが牽引。
- フィンテックシフト:
- 売上高: 1,345百万円 (前年同期比 +21%)
- 概要: ソリューションビジネスのフロー収益増加が牽引。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上高は前年同期比+43%と堅調に成長。
- 利益面では、生産性向上による業務委託費の圧縮により、期初計画を大きく上回る結果となった。
- EBITDAマージンは15%に上昇。
- 増減要因:
- 増収要因:
- 金融インフラストラクチャ事業の顧客数・AUM増加。
- ビッグデータ解析事業における生成AI関連プロジェクトの獲得、不動産業界向けサービス。
- フィンテックシフト事業におけるソリューションビジネスのフロー収益増加。
- 費用:
- 業務委託費が期初計画比で少なかった。
- 人件費、減価償却費+株式報酬費用が増加。
- 競争環境:
- 金融インフラストラクチャ事業では、証券システム外販市場でシェア1%だが、投信販売システム等でのシェア拡大を目指す。
- aggregatly(ビッグデータ解析)では、データプロバイダーとの連携を強化。
- リスク要因:
- 許認可・登録の取消しリスク
- 金融庁からの処分リスク
- システムトラブルによる信頼失墜、経営成績への影響リスク
- 個人情報の外部漏洩リスク
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期経営計画(2025年度目標: 売上高110億円、EBITDAマージン20%超)の達成。
- 「新規ビジネスのパートナー」から「既存業務のDX支援者」への進化。
- 具体的には、金融インフラストラクチャ、ビッグデータ解析、フィンテックシフトの各事業における成長戦略を推進。
- 進行中の施策:
- 金融インフラストラクチャ:
- 既存金融機関のシステム移管案件獲得。
- 次世代ウェルスマネジメントサービスの展開。
- 証券インフラの機能拡充(セキュリティトークン、外国債券)。
- 保険インフラのDX支援(Inspire)。
- クレジットインフラのパイプライン強化。
- ビッグデータ解析:
- 生成AI活用によるデータAIソリューション開発。
- DataLensHubの拡販。
- データの獲得体制強化(Nauscastへの取締役選任、Organic Data Lab設立)。
- フィンテックシフト:
- ライフプランマネジメントを軸とした金融営業支援サービス開発。
- Fintech Shiftの戦略推進。
- セグメント別施策:
- 金融インフラストラクチャ:
- 証券インフラ: IFA向け投資一任運用サービス支援、資産運用会社による直販事業支援。
- 保険インフラ: 大手損保のデジタル販売支援、少短・共済向けパッケージ提供。
- ビッグデータ解析:
- 不動産業界向けデータサービス(DataLensHub)の拡販。
- データAIソリューションにおける大企業向けデータ基盤構築、生成AI開発基盤ベースの業務特化型アプリ開発。
- フィンテックシフト:
- 金融機関向けソリューションビジネス獲得。
- グループ内ビジネスへのクロスセル。
将来予測と見通し
- 業績予想(2025年度):
- 売上高: 11,000百万円 (前期比 +43%)
- EBITDA: 2,240百万円 (前期比 +89%)
- EBITDAマージン: 20%
- 根拠: 新規事業(不動産業界向けデータサービス、データAIソリューション、クレジットインフラ)の成長、および金融インフラストラクチャ事業の拡大。
- 中長期計画:
- 2028年度売上高300億円、EBITDA100億円を目指す。
- 売上高は年平均40%、利益は年平均70%の成長を目指す。
- EBITDAマージンは長期的に40%程度を目指す。
- マクロ経済の影響:
製品やサービス
- 製品:
- 金融インフラストラクチャ:
- BaaS: 資産運用サービス向け基幹システム(証券インフラ)。
- Inspire: 保険ビジネス向け基幹システム。
- Crest: レンディングビジネス向け基幹システム。
- ビッグデータ解析:
- Alterna Data: 企業分析用データサービス。
- マクロ経済分析用データサービス(日経CPINOW、JCB消費NOW、HRog賃金NOW)。
- DataLensHub: 不動産業界向けデータサービス(商業リーシング、商圏分析、店舗開発)。
- フィンテックシフト:
- ライフプランマネジメントサービス「Planny」。
- Finatext Advisory Assist。
- サービス:
- 協業・提携:
- 金融インフラストラクチャ事業においては、多くのベンダーや金融機関と連携。
- ビッグデータ解析事業では、データパートナーとの連携。
重要な注記
- リスク要因:
- 投資者の判断にとって特に重要であると当社が考える事項について記載。
- 将来に関する記述は、入手可能な情報と当社の判断に基づくものであり、将来実現を保証するものではない。
- その他:
- 次回の「事業計画及び成長可能性に関する事項」の開示は、2026年5月を予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4419 |
企業名 | Finatextホールディングス |
URL | https://finatext.com/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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