2024年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 大幸薬品株式会社
- 主要事業分野: 医薬品事業、感染管理事業、その他事業
- 代表者名: 代表取締役社長 柴田 高
- 報告概要:
- 提出日: 2024年8月9日
- 対象会計期間: 2024年1月1日 ~ 2024年6月30日(中間期)
- セグメント:
- 医薬品事業: 国内外での販売。主力製品は「正露丸」「セイロガン糖衣A」など。
- 感染管理事業: 二酸化塩素を用いた製品(クレベリンなど)の販売。
- その他事業: 木酢液を配合した入浴液や園芸用木酢液等の製造販売。
- 発行済株式:
- 発行済株式総数 (2024年12月期中間期): 50,636,900株 (自己株式含む)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2024年8月9日
- 株主総会: 2024年3月28日開催(第78回定時株主総会)
- IRイベント: 機関投資家・アナリスト向け決算説明会開催(有)
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表:
- 総資産: 13,383百万円(前期末比163百万円増)
- 純資産: 8,074百万円(前期末比1,334百万円増)
- 自己資本比率: 60.3%(前期末51.0%)
- 損益計算書:
- 売上高: 2,860百万円(対前年同期比14.9%増)
- 営業利益: 482百万円(前期は営業損失396百万円)
- 経常利益: 528百万円(前期は経常損失510百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 764百万円(前期は親会社株主に帰属する中間純損失514百万円)
- 1株当たり中間純利益: 15.24円(前期は▲11.36円)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 256百万円(前年同期126百万円)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: ▲135百万円(前年同期707百万円)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: ▲562百万円(前年同期▲827百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高: 4,916百万円(前期末より327百万円減少)
- 貸借対照表:
- 収益性:
- 売上高: 2,860百万円(+14.9%)
- 売上総利益: 1,678百万円(+59.8%)
- 販売費及び一般管理費: 1,196百万円(▲17.3%)
- 営業利益: 482百万円
- 経常利益: 528百万円
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 764百万円
- 1株当たり中間純利益: 15.24円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 60.3%(前期末51.0%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: — (中間期のため年率換算ではなく、参考値として掲載)
- セグメント別:
- 医薬品事業:売上高2,654百万円(+25.5%)、セグメント利益1,086百万円(+110.9%)
- 感染管理事業:売上高203百万円(▲35.9%)、セグメント損失195百万円(211百万円改善)
- その他事業:売上高2百万円、セグメント損失6百万円
- 財務の解説:
- 新型コロナウイルス感染症の分類移行に伴う社会経済活動の正常化、雇用・所得環境の改善を背景とした国内景気の緩やかな持ち直し。
- 当社グループは、供給体制強化のため人員増強やシフト生産体制構築、京都工場の医薬品ライン立ち上げ等を実施。
- 感染管理事業では、二酸化塩素のエビデンス強化やコスト管理等による収益性改善施策を実施。
- 医薬品事業の増収(国内・海外ともに増加)により、売上高、売上総利益ともに増加。
- 販売費及び一般管理費はコスト削減施策により減少。
- 特別利益として、医薬品事業の仕入取引に関連する受取補償金200百万円を計上。
- 連結財政状態では、純資産が増加し、自己資本比率が改善。
- キャッシュフローは、営業活動は黒字、投資・財務活動はマイナス。現金及び現金同等物は減少。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年12月期: 年間配当金 0.00円
- 2024年12月期(予想): 年間配当予想は現時点では「未定」
- 特別配当の有無: なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 医薬品事業:
- 売上高: 2,654百万円(対前年同期比25.5%増)。国内売上は7.8%増の1,835百万円、海外売上は98.5%増の819百万円。
- セグメント利益: 1,086百万円(対前年同期比110.9%増)。主に増収影響による。
- 感染管理事業:
- 売上高: 203百万円(対前年同期比35.9%減)。マーケティング費用投下等によるコストコントロールを強化。
- セグメント損失: 195百万円(対前年同期比211百万円改善)。
- その他事業:
- 売上高: 2百万円。
- セグメント損失: 6百万円。
- 医薬品事業:
- セグメント戦略:
- 医薬品事業: シフト生産体制や京都工場の医薬品ライン立ち上げ等の施策を本格化し、安定供給と収益性向上を目指す。価格改定も実施。
- 感染管理事業: エビデンス強化による信頼回復と、広告宣伝費等のコストコントロールによる収益性改善を目指す。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 2021年12月期から2023年12月期において継続して営業損失を計上していたが、今中間期は営業利益482百万円を計上し、業績は着実に改善。
- 継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象・状況は認識しているものの、資金繰りは確保されており、収益性向上に向けた対応策(医薬品事業の安定化、感染管理事業の収益性改善、コスト削減)を実施中。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 医薬品事業: 国内市場は新型コロナウイルス感染症の影響から回復し、堅調な需要。
- 感染管理事業: 除菌市場は売上予測が難しい状況。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2024年12月期通期業績予想については、本日別途開示された「連結業績予想の修正及び医薬品事業における生産体制の再編(減損損失の計上)に関するお知らせ」にて修正済み。
- 通期業績予想(修正後): 売上高6,800百万円、営業利益550百万円、経常利益590百万円、親会社株主に帰属する当期純利益550百万円、1株当たり当期純利益10.97円。
- リスク要因:
- 感染管理事業の除菌市場における売上予測の困難さ。
- 原材料及び資材費や物流費等の価格高騰。
- 新型コロナウイルス感染症の分類移行に伴う社会経済活動の不透明感。
重要な注記
- 会計方針: 変更なし。
- その他:
- 2024年3月28日開催の株主総会決議により、資本金2,287百万円を減少し、その他資本剰余金へ振り替え。
- 行使価額修正条項付新株予約権付社債券等に係る新株予約権の行使に伴い、資本金及び資本準備金30百万円が増加。
- 「感染管理事業」セグメントにおいて、回収可能性が認められないと判断した固定資産を減損損失として計上(69百万円)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4574 |
企業名 | 大幸薬品 |
URL | http://www.seirogan.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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