概要
- 企業名: 株式会社鳥羽洋行 (TOBA, INC.)
- 事業内容: 機械工具器具等の販売。主に空圧・制御・計測機器、FA機器、産業ロボット、PCB関連機器、環境機器、物流機器、一般産業機器を扱う。
- 設立年月日: 1949年12月14日
- 代表者名: 遠藤 稔
- 本社所在地: 〒112-0005 東京都文京区水道2-8-6
- 従業員数: 265人
- 平均年齢: 35.9歳
- 平均年収: 5,320千円
業界内での競争優位性や課題
- 競争優位性: 専門商社として、幅広い機械工具器具を扱う。特にFA機器、産業ロボット、PCB関連機器の販売において強みを持ち、技術革新に対応した製品を提供している。
- 課題: 業界全体の景気下振れリスクや原材料価格の高騰、地政学的リスクへの対応が課題。
経営陣が掲げるビジョンや戦略
- 中期経営計画: 具体的な計画の詳細は提供されていないが、2026年3月期の業績予想では売上高4.5%増、営業利益9.8%増、親会社株主に帰属する当期純利益9.6%増を掲げている。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野
- 重点分野: FA機器、産業ロボット、PCB関連機器の販売を継続的に強化し、技術革新に対応した製品の提供を推進。
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力など
- 持続可能性: 幅広い機械工具器具の販売により、多様な市場ニーズに対応。特にFA機器、産業ロボット、PCB関連機器の市場が堅調であることから、事業モデルの持続可能性は高い。
技術開発の動向や独自性
- 技術革新: 技術革新によりFA機器、産業ロボット、PCB関連機器の製品を継続的に更新。
- 主力製品: FA機器、産業ロボット、PCB関連機器が主力製品。
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較など
- EPS（会社予想）: 341.51円
- BPS（実績）: 5,304.55円
- PER（会社予想）: 10.76倍
- PBR（実績）: 0.69倍
現在の株価3,675円に対して、PERは業界平均10.1倍を下回っており、割安評価となっている。
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
- 50日移動平均線: 3,610.30円
- 200日移動平均線: 3,527.90円
現在の株価は50日移動平均線を上回っており、中長期的には上昇トレンドにあるが、200日移動平均線を下回っており、短期的には安値圏にある。
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価
- 売上高: 31,565,763千円（前年同期比11.0%増）
- 営業利益: 1,684,317千円（前年同期比11.2%増）
- 経常利益: 1,812,100千円（前年同期比12.0%増）
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,231,441千円（前年同期比14.6%増）
- ROE（実績）: 5.94%
- ROA（実績）: 5.3%
財務状況は堅調で、自己資本比率68.2%、ROE 5.94%と健全。
配当利回りや配当性向の分析
- 配当利回り（会社予想）: 3.54%
- 年間配当金（会社予想）: 130.00円
- 配当性向: 41.84%
安定した配当性向と高配当利回りにより、株主還元は積極的。
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）
- 直近10日間の株価推移: 3,655円から3,675円まで上昇し、その後安定している。
株価への影響を与える要因など
- 影響要因: 業績予想、地政学的リスク、原材料価格高騰、米中貿易摩擦等。
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理
- 全体的な見解: 技術革新によりFA機器、産業ロボット、PCB関連機器の販売を強化し、市場ニーズに適応した事業モデルを維持。財務状況は堅調で、ROE、ROAが健全。株価はPERが業界平均を下回っており、割安評価。短期的には安値圏だが、中長期的には上昇トレンド。株主還元は積極的で、安定した配当性向と高配当利回り。
企業情報
| 銘柄コード | 7472 |
| 企業名 | 鳥羽洋行 |
| URL | http://www.toba.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
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