2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: 株式会社 アテクト
- 主要事業分野: 半導体資材事業、衛生検査器材事業、PIM事業、その他事業
- 代表者名: 代表取締役社長執行役員 大西 誠 氏
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
- セグメント:
- 半導体資材事業: スペーサーテープ(液晶テレビ、有機ELテレビ等の駆動用LSI等の保護資材)の製造・販売
- 衛生検査器材事業: シャーレ、培地・検査試薬等、食品企業、医薬品企業の衛生検査用品の製造・販売及び仕入・販売
- PIM事業: 金属あるいはセラミックス粉末射出成形(PIM)製品等の製造・販売
- その他の事業: 不動産賃貸業
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 4,436,800株(2025年3月期期末)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年5月15日
- 株主総会: 2025年6月25日
- IRイベント: 投資家向け決算説明会開催予定(2025年5月16日)
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表: 総資産4,686百万円、純資産1,714百万円、自己資本比率36.6%(2025年3月末)
- 損益計算書: 売上高3,201百万円、営業利益80百万円、経常利益64百万円、親会社株主に帰属する当期純利益40百万円(2025年3月期)
- キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フロー132百万円、投資活動によるキャッシュ・フロー△122百万円、財務活動によるキャッシュ・フロー△229百万円(2025年3月期)
- 収益性:
- 売上高: 3,201百万円(前期比0.8%増)
- 営業利益: 80百万円(前期比25.0%増)
- 経常利益: 64百万円(前期比18.0%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 40百万円(前期は△244百万円)
- 1株当たり当期純利益: 9.09円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 36.6%(前期は34.4%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 2.5%(前期は2.0%)
- セグメント別:
- 半導体資材事業: 売上高1,136百万円(前期比2.8%減)、営業利益84百万円(前期比1.0%増)
- 衛生検査器材事業: 売上高1,840百万円(前期比0.4%増)、営業利益134百万円(前期比69.4%増)
- PIM事業: 売上高213百万円(前期比54.3%増)、営業損失145百万円(前期は営業損失104百万円)
- その他の事業: 売上高11百万円(前期比66.7%減)、営業利益6百万円(前期比19.1%増)
- 財務の解説:
- 当連結会計年度は、雇用・所得環境の改善等により景気は緩やかな持ち直しもみられたものの、依然として不透明な状況。
- グループ連結業績は、前期比で増収増益。
- 半導体資材事業は、第4四半期に需要回復傾向。衛生検査器材事業は、インバウンド需要回復等で堅調。PIM事業は、自動車用ターボ部品の量産出荷再開等により大幅増収。
- 利益面では、原材料費高騰による原価押し上げがあったものの、販売価格の適正化等で対応。
- 総資産は減少、負債合計も減少、純資産も微減。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 期末配当10円、年間配当10円、配当性向2.3%
- 2025年3月期: 期末配当10円、年間配当10円、配当性向2.5%
- 2026年3月期(予想): 年間配当20円 (中間10円、期末10円)
- 特別配当の有無: なし
- なお、2025年5月14日開催の取締役会において、別途積立金200,000千円の取り崩しを決議。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 売上高:
- 半導体資材事業: 1,136百万円
- 衛生検査器材事業: 1,840百万円
- PIM事業: 213百万円
- その他事業: 11百万円
- 利益貢献度:
- 衛生検査器材事業が最も高い売上高を占める。
- 営業利益は、半導体資材事業が84百万円、衛生検査器材事業が134百万円。PIM事業は営業損失145百万円。
- 売上高:
- セグメント戦略:
- 半導体資材事業: 米国による関税政策や中国景気低迷に注視しつつ、競争力強化や他分野への販売開拓による増収を目指す。
- 衛生検査器材事業: 営業体制強化、高付加価値開発、販売管理費抑制、生産合理化による原価低減を継続。
- PIM事業: 自動車用ターボ部品の本格量産再開、量産技術・人員強化。電動化や産業機器向け新製品開発にも注力。
- その他事業: 賃貸先との契約終了後、社内にて有効活用。
中長期計画との整合性
* 次期連結会計年度(2026年3月期)の業績予想は、売上高3,300百万円、営業利益90百万円、経常利益70百万円、親会社株主に帰属する当期純利益50百万円と、各事業の計画に基づいた成長を見込んでいる。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 景気は緩やかな持ち直しながらも不透明感あり。
- 原材料費高騰やエネルギーコスト高止まりが継続。
- 半導体資材事業は需要の波が継続。
- 衛生検査器材事業はインバウンド需要回復等で堅調。
- PIM事業は、変調期にあるも、次期は自動車部品の本格量産等で回復見込み。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期連結業績予想: 売上高3,300百万円、営業利益90百万円、経常利益70百万円、親会社株主に帰属する当期純利益50百万円。
- リスク要因:
- 世界的な資源価格高騰、米国の関税政策、中国景気低迷、為替動向。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
- 連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いを見直しに関連する改正を適用。
- その他:
- 2025年5月14日開催の取締役会において、別途積立金200,000千円の取り崩しを決議(2025年5月15日効力発生)。
本資料は、株式会社アテクトの決算短信に基づき作成したものであり、個別の投資助言を行うものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4241 |
企業名 | アテクト |
URL | http://www.atect.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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