2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業名: ユニチカ株式会社
  • 主要事業分野: 高分子、機能資材、繊維
  • 代表者名: 代表取締役社長 藤井 実
  • 問合せ先責任者: 経理部長 藤本 真澄 (TEL: 06-6281-5721)
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月14日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日 (2025年3月期)
    • 決算補足説明資料作成の有無: 有
    • 決算説明会開催の有無: 有 (証券アナリスト・機関投資家向け)
  • セグメント:
    • 高分子事業: フィルム、樹脂の製造・販売
    • 機能資材事業: ガラス繊維、不織布等の製造・販売
    • 繊維事業: 各種繊維(糸・綿・織編物等)の製造・販売
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 57,752,343株 (2025年3月期期末)
    • 自己株式数: 97,826株 (2025年3月期期末)
    • 期中平均株式数: 57,655,001株 (2025年3月期)
  • 今後の予定:
    • 株主総会: 2025年6月27日
    • IRイベント: 決算説明会を2025年5月27日(火)に電話会議にて開催予定。

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表:
      • 総資産: 149,430百万円 (前連結会計年度末 186,333百万円)
      • 負債合計: 133,197百万円 (前連結会計年度末 148,085百万円)
      • 純資産合計: 16,233百万円 (前連結会計年度末 38,247百万円)
    • 損益計算書:
      • 売上高: 126,411百万円 (前連結会計年度 118,341百万円)
      • 営業利益: 5,851百万円 (前連結会計年度 △2,475百万円)
      • 経常利益: 4,693百万円 (前連結会計年度 △1,014百万円)
      • 親会社株主に帰属する当期純損失: △24,283百万円 (前連結会計年度 △5,443百万円)
    • キャッシュフロー計算書:
      • 営業活動によるCF: 6,293百万円 (前連結会計年度 8,169百万円)
      • 投資活動によるCF: △3,146百万円 (前連結会計年度 △7,541百万円)
      • 財務活動によるCF: △435百万円 (前連結会計年度 △279百万円)
      • 現金及び現金同等物期末残高: 13,120百万円 (前連結会計年度末 10,187百万円)
  • 収益性:
    • 売上高: 126,411百万円 (前期比+6.8%)
    • 営業利益: 5,851百万円 (前期は営業損失 △2,475百万円)
    • 経常利益: 4,693百万円 (前期は経常損失 △1,014百万円)
    • 親会社株主に帰属する当期純損失: △24,283百万円 (前期は△5,443百万円)
    • 1株当たり当期純損失: △421.18円 (前期 △94.41円)
    • 売上高営業利益率: 4.6% (前期 △2.1%)
    • 売上高経常利益率: 3.7% (前期 △0.9%)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 10.4% (前連結会計年度末 19.7%)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 4.6% (前期 △2.1%)
  • セグメント別:
    • 高分子事業: 売上高 55,393百万円 (+8.5%)、営業利益 6,000百万円 (+895.0%)
    • 機能資材事業: 売上高 37,037百万円 (+8.3%)、営業利益 298百万円 (前期は営業損失 △2,478百万円)
    • 繊維事業: 売上高 33,923百万円 (+2.8%)、営業損失 △357百万円 (前期は営業損失 △523百万円)
    • その他: 売上高57百万円 (+4.2%)、営業損失 △82百万円 (前期は△87百万円)
  • 財務の解説:
    • 事業再生計画の実行やコストダウン、価格改定等により、売上高は増加し、営業損失から営業利益への転換を達成した。
    • しかし、事業再生計画に伴う構造改革費用(固定資産の減損損失)を37,932百万円計上したことにより、当期純損失は拡大した。
    • 自己資本比率は低下した。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 0円
    • 2025年3月期: 0円
    • 2026年3月期(予想): 0円
  • 特別配当の有無: なし。
  • 今後の配当: 株主への配当は収益状況に対応させることを基本とし、長期的な株主利益確保のために、財務体質の改善と内部留保の充実を勘案して決定する方針。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 高分子事業: 原燃料価格高止まりの中で、稼働率向上、コストダウン、価格改定により収益が改善。フィルム事業、樹脂事業ともに増収増益。
    • 機能資材事業: 前期の低迷から回復し、電子材料分野の回復や価格改定で収益が回復し、前年の営業赤字から黒字に転換。
    • 繊維事業: 衣料繊維分野は堅調だが、一般衣料、寝装、スポーツ衣料分野で需要低迷。産業資材事業は堅調。全体として増収増益。
    • その他: 売上高・収益ともに小幅な増減。
  • セグメント戦略:
    • 各セグメントにおいて、コスト削減、価格改定、高付加価値製品の拡販等を進めている。
    • 高分子事業は、不採算販売の見直しにより収益改善。
    • 機能資材事業は、活性炭繊維事業は空気浄化用途が低調だが、ガラス繊維事業は建築資材、電子材料分野が伸長。不織布事業は赤字縮小。
    • 繊維事業は、グループ全体のグローバル事業、産業資材事業での販売に注力。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 2030年3月期に売上高700億円、営業利益65億円を目指す事業再生計画を進行中。
    • 2026年3月期は、構造改革対象事業の事業譲渡・移管、高分子・無機系素材事業での高付加価値製品販売拡大、用途展開による収益力強化、物流改革・コスト削減などを進める。
    • 現時点では、2026年3月期の連結業績予想は未定。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 国内全体としては、企業収益・雇用・所得環境の改善、インバウンド需要拡大、設備投資活発化などにより、緩やかな回復基調。
    • 一方で、人手不足、人件費・物流コスト上昇、地政学的リスク、金利・為替相場の変動、中国経済減速懸念などの影響もあり、先行き不透明感も依然として存在する。

今後の見通し

  • 業績予想: 連結業績予想は未定。
  • リスク要因:
    • 人手不足、人件費・物流コストの上昇。
    • 地政学的リスクの長期化、金利・為替相場の変動、米国の金融・通商政策、中国経済の減速懸念。
    • 事業再生計画の実行に伴う不確実性。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
    • 子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益の税務上の繰延べに関する会計方針の変更を適用(遡及適用)。
  • その他:
    • 2025年4月30日付で、A種種類株式、B種種類株式を全て取得・消却。
    • 同日付で、C種種類株式を発行(発行価額173.16円、払込総額約200億円)。
    • 資本金及び資本準備金の減少を実施(資本増強策の一環)。
    • 2026年3月期より、C種種類株式の配当を1株につき2.26円予定。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3103
企業名 ユニチカ
URL http://www.unitika.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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