令和7年3月期 第3四半期決算短信補足説明資料

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社FFRIセキュリティ (FFRI Security, Inc.)
    • 主要事業分野: サイバーセキュリティ事業(セキュリティ・プロダクト、セキュリティ・サービス)、ソフトウェア開発・テスト事業
    • 代表者名: 鵜飼 裕司(代表取締役社長)
    • 設立: 2007年7月3日
    • 上場: 東証グロース(証券コード: 3692)
    • 所在地: 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 新東京ビル2階
  • 報告概要:
    • 対象会計期間: 2025年3月期 第3四半期
    • 事業内容:
    • コンピュータセキュリティの研究、コンサルティング、情報提供、教育
    • ネットワークシステムの研究、コンサルティング、情報提供、教育
    • コンピュータソフトウェアおよびコンピュータプログラムの企画、開発、検証、販売、リース、保守、管理、運営およびこれらに関する著作権、出版権、特許権、実用新案権、商標権、意匠権等の財産権取得、譲渡、貸与および管理
    • コンピュータハードウェアの企画、開発、製造、検査、販売、リース、保守、管理および運営
    • 労働者派遣事業
    • 上記事業に関連する一切の業務
  • セグメント:
    • サイバー・セキュリティ事業:
      • ナショナルセキュリティセクター: 防衛省及び防衛産業企業向けに国家安全保障関連のセキュリティ・サービス案件を受託。セキュリティ調査・研究案件を中心に実施。マルウェア自動解析ツール「FFRI yarai Analyzer」シリーズの販売増加により製品売上が増加。
      • パブリックセクター: 経済安全保障関連の政府の積極的な取組みにより、セキュリティ・サービスの需要が増加。官公庁向けのセキュリティ調査・研究、開発などの案件を実施。NICTの政府端末向けセキュリティソフトの開発をサポート。
      • プライベートセクター: 法人・個人ともに販売パートナーによるOEM製品の販売が順調に進む。エンジニアのリソースをナショナルセキュリティセクター及びパブリックセクターに集中しているため、セキュリティ・サービスの新規案件受注を限定。
    • ソフトウェア開発・テスト事業: 前期における単価の上昇や新規顧客の獲得によって増収。将来的なセキュリティ・サービスの提供を目指し、セキュリティ技術のトレーニングを継続。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 8,190,000株(2024年9月30日現在)
    • 株主数: 7,808名(2024年9月30日現在)
    • 大株主: 鵜飼裕司(23.54%)、金居良治(18.23%)、田中重樹(2.15%)など
    • 自己株式: 280,331株(2024年9月30日現在)

財務指標

  • 財務諸表(要点):
    • 損益計算書:
      • 売上高: 2025/3 3Qは1,838百万円(YoY +11.0%)
      • 営業利益: 2025/3 3Qは194百万円(YoY -14.6%)、利益率10.6%(2024/3 3Q 13.7%)
      • 経常利益: 2025/3 3Qは224百万円(YoY -6.6%)、利益率12.2%(2024/3 3Q 14.5%)
      • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2025/3 3Qは173百万円(YoY -0.8%)、利益率9.4%(2024/3 3Q 10.6%)
    • 貸借対照表:
      • 資産合計: 2025/3 3Qは3,701百万円(YoY +9.5%)
      • 負債・純資産合計: 2025/3 3Qは3,701百万円(YoY +9.5%)
      • 株主資本: 2025/3 3Qは2,275百万円(YoY +4.3%)
  • 収益性:
    • 売上高は前年同期比で増加。
    • 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は減少。
    • 利益率は低下傾向。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 2025/3 3Q時点での自己資本比率は公表されていないが、株主資本2,275百万円、負債合計1,425百万円。
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 2025/3 3Qは10.6%(前年同期13.7%)
  • セグメント別:
    • ナショナルセキュリティセクター: 売上高がYoY +108百万円(+33%)と大幅に増加。
    • パブリックセクター: 売上高がYoY +71百万円(+13%)と増加。
    • プライベートセクター: 売上高がYoY -4百万円(-1%)と微減。
    • ソフトウェア開発・テスト事業: 売上高がYoY +7百万円(+2%)と増加。
  • 財務の解説:
    • 安全保障関連の需要を取り込み、ナショナルセキュリティセクター及びパブリックセクターの売上高が前年を上回って推移。
    • セキュリティエンジニアの増員及び待遇向上のほか、採用活動の強化に伴いコストが増加しているが、計画に織り込み済み。
    • FFRI yaraiのOEM販売が好調に推移し、販売ライセンス数は増加傾向。
    • 出資金はCRC立ち上げに伴う基金を拠出したことによる増加。
    • 契約負債はFFRI yaraiなどセキュリティ製品の売上増加に伴う増加。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期(実績):1株当たり配当金 10.00円
    • 2025年3月期(予想):1株当たり配当金 10.00円

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • ナショナルセキュリティセクター: 売上高がYoY +108百万円(+33%)と大幅に増加。
    • パブリックセクター: 売上高がYoY +71百万円(+13%)と増加。
    • プライベートセクター: 売上高がYoY -4百万円(-1%)と微減。
    • ソフトウェア開発・テスト事業: 売上高がYoY +7百万円(+2%)と増加。
  • セグメント戦略:
    • ナショナルセキュリティセクター: 防衛省及び防衛産業企業向けに国家安全保障関連のセキュリティ・サービス案件を受託。セキュリティ調査・研究案件を中心に実施。
    • パブリックセクター: 経済安全保障関連の政府の取組みに対応し、セキュリティ・サービスの需要増に対応。NICTの政府端末向けセキュリティソフト開発をサポート。
    • プライベートセクター: 販売パートナーによるOEM販売は順調だが、リソースを他セクターに集中させているため新規案件受注を限定。
    • ソフトウェア開発・テスト事業: 将来的なセキュリティ・サービスの提供を目指し、技術トレーニングを継続。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 2025年3月期~2027年3月期の計画では、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに増収増益を見込む。
    • 安全保障関連の需要を取り込み、ナショナル・セキュリティセクター及びパブリックセクターが成長。
    • 中長期計画以降も続く需要の増加を取り込むため、活発な採用活動を継続し、採用費及び人件費の増加を見込んでいる。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 2024年5月にセキュリティ・クリアランス制度が制定され、2025年5月施行予定。政府が指定する重要経済安保情報へのアクセスには事前の認証が必要となる。
    • NISCを発展的改組し、「国家サイバー統括室(仮称)」を2025年度に新設予定。サイバー安全保障関連の政策加速が見込まれる。
    • 政府は能動的サイバー防御を可能とする法案を2025年度の通常国会に提出予定。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 連結業績予想(2025/3期)では、売上高3,158百万円(YoY +29.1%)、営業利益515百万円(YoY +3.6%)、経常利益541百万円(YoY +0.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益433百万円(YoY +0.2%)を予想。
    • 安全保障関連の案件増加を取り込み、ナショナル・セキュリティセクター及びパブリックセクターにおける売上高の増加を見込む。
    • 中長期の需要増加を取り込むため、エンジニアへの待遇向上、採用活動、プレゼンス向上に投資し、採用コスト、人件費の増加を織り込む。
    • 売上高に占めるセキュリティ・サービスの割合が増加しており、下期偏重傾向が続く。
  • リスク要因:
    • マクロ経済動向、市場環境、業界動向、その他内部・外部要因による変動。

重要な注記

  • その他:
    • 本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報に基づき判断したものであり、変動する可能性がある。
    • FFRI yaraiシリーズの販売状況:
      • 売上高は微減だが、ライセンス数は増加傾向。
      • 契約ライセンス数はOEM販売好調、新規契約増加により増加。
      • 売上単価はアカデミックライセンスの増加により微減も、前期末並み。
    • FFRI yaraiシリーズの業種別契約ライセンス数:官公庁の増加が顕著。
    • 人員数は増加傾向。特に技術職が増加。
    • 原価及び販売管理費:労務費、経費、採用費、販売促進費が増加。
    • 株主還元(配当):2025年3月期も10.00円の配当を予定。活発な事業環境を踏まえ、株主への継続的な利益還元を目標とする。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3692
企業名 FFRIセキュリティ
URL https://www.ffri.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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