2025年3月期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 三信電気株式会社
- 主要事業分野: デバイス事業、ソリューション事業(エレクトロニクスの総合商社)
- 代表者名: 代表取締役 社長執行役員(CEO) 鈴木俊郎
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月13日
- 説明者:
- 発表者: 代表取締役 社長執行役員(CEO) 鈴木俊郎
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年3月期
- セグメント:
- デバイス事業: 国内外大手の半導体/電子部品メーカー、新興メーカーの製品幅広く取り扱っており、充実したラインナップときめ細かな販売体制で多様なニーズに対応。
- ソリューション事業: 情報通信ネットワークを核にお客様のニーズに最適なシステムの提案、構築、導入後のサポートまで含めた一括サービスを提供し、安心・安全なインフラを提供。
業績サマリー
- 主要指標 (2025年3月期連結実績 vs 24年3月期実績):
- 売上高: 1,573.4億円 (前期比 112%)
- 売上総利益: 165.5億円 (上期比 106%)
- 販管費: 107.6億円 (上期比 110%)
- 営業利益: 57.9億円 (上期比 101%)
- 経常利益: 49.3億円 (上期比 126%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 35.2億円 (上期比 128%)
- 自己資本当期純利益率 (ROE): 8.9% (前期比 +1.3p)
- 進捗状況:
- 2025年3月期連結業績は、売上高は計画比102%、営業利益は未公表、親会社株主に帰属する当期純利益は117%と、増収増益で着地。
- セグメント別状況 (25年3月期実績 vs 24年3月期実績):
- デバイス事業:
- 売上高: 1,392.7億円 (前期比 111%)
- 営業利益: 48.3億円 (前期比 99%)
- セグメント利益: 27.7億円 (前期比 132%)
- 概要: 新規ビジネスの立ち上げ、車載向け中心に販売増加、円安も寄与し、増収増益。
- ソリューション事業:
- 売上高: 180.7億円 (前期比 118%)
- 営業利益: 26.3億円 (前期比 120%)
- セグメント利益: 21.6億円 (前期比 119%)
- 概要: 企業向けネットワークシステム関連ビジネスを中心に総じて堅調に推移し、増収増益。
- デバイス事業:
業績の背景分析
- 業績概要:
- 2025年3月期は、売上高は前期比12%増加し1,573.4億円。
- 販管費は増加したものの、売上拡大により増益を達成。
- ROEは8.9%となった。
- 増減要因 (経常利益対前期比較):
- 総利益の増加: 約+15.9億円 (売上高の増加)
- 販管費の増加: 約▲9.5億円 (主に人的資本投資強化に伴う増加)
- 営業外損益の改善: 約+3.8億円 (主に支払利息の減少)
- 結果: 経常利益は約+10.2億円増加。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- V76中期経営計画 (2025年3月期~2027年3月期):
- 目標: ROE8%以上を実現する事業構造の構築。
- V76最終年度 (2027年3月期) 定量目標: 経常利益50億円以上、当期純利益35億円以上。
- 株主価値向上のための取り組み: ROE向上と株主資本コスト低減によるエクイティスプレッド拡大。
- 経営課題: 事業の持続的成長と資本効率の向上 (事業構造最適化、間接業務効率化、ソリューション事業成長、資本効率改善) およびサステナビリティ (人的資本経営、環境マネジメント、社会課題解決)。
- V76中期経営計画 (2025年3月期~2027年3月期):
- 進行中の施策:
- デバイス事業:
- 収益性向上: 組織・制度整備、間接業務効率化 (SFA活用)、リソース最適配分による拡販活動効率化、デジタルマーケティング活用、営業支援システム整備。
- 安定性向上: マスマーケット向け拡販体制整備、自動車市場向け新商材発掘と高付加価値化、インド拠点設置含む海外戦略検討。
- 成長性向上: 既存顧客へのEMS提案、車載市場向けソリューション提案、新事業への取り組み (外部パートナーとの協業)。
- ソリューション事業:
- 収益性向上: 顧客深耕によるシステム案件拡大、業務プロセス効率化と外部リソース活用、高機能サーバ拡大とSI付加価値提供。
- 安定性向上: プロジェクト管理徹底と上流工程からの提案強化、セキュリティ分野における新技術への取り組み、設計構築から運用・保守までのトータルサービス提供。
- 成長性向上: 市場競争力の高い製品シェア維持とメーカー連携、防災無線更新・既存パーク維持、ベンチャー企業連携による新規ビジネス創造、新規開拓推進とDX商材の取り扱い拡大。
- デバイス事業:
- セグメント別施策: 上記「進行中の施策」を参照。
将来予測と見通し
- 業績予想 (26年3月期):
- 売上高: 1,640.0億円 (前期比 104%)
- 売上総利益: 163.2億円 (前期比 99%)
- 販管費: 115.2億円 (前期比 107%)
- 営業利益: 48.0億円 (前期比 83%)
- 経常利益: 42.0億円 (前期比 85%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 36.5億円 (前期比 104%)
- ROE: 8.9% (前期比 0.0p)
- 換算レート (1米ドル): ¥140.00 (前期比較 ▲12.56)
- 概要: 売上高は伸長を見込むが、販管費増加等により営業利益・経常利益は前期比減益見込み。親会社株主に帰属する当期純利益は、大阪支店土地・建物の売却益により増益。
- 中長期計画: V76中期経営計画の目標達成に向けて、事業構造の変革、資本効率の向上、サステナビリティへの取り組みを推進。
- マクロ経済の影響: 日本・北米・アジア等の経済情勢、消費動向、為替相場の大幅な変動等が業績に影響を与える可能性がある。
配当と株主還元
- 配当方針: 連結配当性向50%を目処に、株主への利益還元、成長投資、内部留保、資本効率向上とのバランスを考慮して決定。
- 配当実績 (1株当たり年間配当金):
- 21年3月期: 40円
- 22年3月期: 100円
- 23年3月期: 135円
- 24年3月期: 105円
- 25年3月期: 135円 (中間配当30円、期末配当105円)
- 26年3月期予想: 140円 (中間配当40円、期末配当100円)
- 総還元性向:
- 25年3月期: 47.4%
- 26年3月期予想: 47.4%
- 浮動株比率の向上: 2025年2月に株式売出しを実施し、浮動株比率を約35%から約50%へ向上させる見込み。
製品やサービス
- 製品: 半導体、電子部品など幅広い製品ラインナップ。
- サービス: 情報通信ネットワーク、システム提案・構築、導入後のサポート。
- 協業・提携: ベンチャー企業との連携による新規ビジネス創造を推進。
重要な注記
- リスク要因:
- 日本・北米・アジア等の経済情勢、消費動向
- 販売先の生産動向や製品開発
- 仕入先の供給状況や製品開発
- 競争激化による価格下落
- 為替相場の大幅な変動等
- その他: 2024年6月より監査等委員会設置会社へ移行予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 8150 |
企業名 | 三信電気 |
URL | http://www.sanshin.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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