決算短信：エヌアイシ・オートテック（5742）

2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕（非連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: エヌアイシ・オートテック株式会社
  • 主要事業分野: 産業用自動化装置の設計・製作、FAシステム、消耗品・治工具類の販売
  • 代表者名: 代表取締役会長兼社長 CEO 西川 浩司
  • URL: https://www.nic-inc.co.jp/
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年8月1日
  • 対象会計期間: 2025年4月1日～2025年6月30日（第1四半期）
• セグメント:
  • FA部門: 産業用自動化装置（フレームシステム、マーキングシステム等）の設計・製作
  • 商事部門: 顧客向け消耗品、治工具類、機械設備の販売
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 5,500,000株（2026年3月期第1四半期末）
  • 自己株式数: 51,446株（2026年3月期第1四半期末）
  • 期中平均株式数: 5,448,554株（2026年3月期第1四半期）
• 今後の予定:
  • IRイベント: アナリスト向け決算説明会開催（有）

財務指標

• 財務諸表（要点）:
  • 貸借対照表:
    • 総資産: 6,665百万円（前事業年度末比 704百万円減）
    • 負債: 3,311百万円（前事業年度末比 633百万円減）
    • 純資産: 3,354百万円（前事業年度末比 70百万円減）
    • 自己資本比率: 50.3%（前事業年度末 46.5%）
  • 損益計算書:
    • 売上高: 1,641百万円（前年同期比 118.0%増）
    • 営業利益: 63百万円（前年同期比 393.5%増）
    • 経常利益: 64百万円（前年同期比 351.1%増）
    • 四半期純利益: 55百万円（前年同期比 137.9%増）
    • 1株当たり四半期純利益: 10.24円
  • キャッシュフロー計算書: 作成なし（減価償却費は64,902千円（前期）→59,456千円（当期））。
• 収益性:
  • 売上高は堅調に推移し、前年同期比で大幅な増加となった。
  • 利益面においても、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに大幅な増加となった。
• 財務安全性:
  • 自己資本比率は50.3%と、前事業年度末から上昇し、財務基盤は強化されている。
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 3.8% (63百万円 / 1,641百万円)（前年同期は1.2% (16百万円 / 1,390百万円)）
• セグメント別:
  • FA部門: 売上高1,393百万円（前期比121.0%増）、セグメント利益55,239百万円。
  • 商事部門: 売上高247百万円（前期比103.6%増）、セグメント利益8,016百万円。
• 財務の解説:
  • 当第1四半期は、わが国経済が不安定な情勢の中、産業用自動化装置及び半導体・FPD製造関連企業の設備投資の堅調さから、当社の主力製品の販売が伸長した。
  • 貸借対照表では、現金預金、受取手形・売掛金等が減少した一方、負債も減少しており、自己資本比率が改善している。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2025年3月期: 期末配当 21.00円、年間配当 41.00円（中間配当は記載なし）。
  • 2026年3月期: 期末配当・年間配当予想は未定。
• 特別配当の有無: なし。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • FA部門:
    • 売上高: 1,393,749千円（前期比 121.0%増）。「カクチャ™」「マーキングシステムT™」の受注増、大口顧客・装置品（大型構造物、半導体・FPD関連）の受注が業績を牽引。
    • セグメント利益: 55,239百万円（前年同期 2,406百万円 → 55,239百万円 ※単位の換算に注意が必要）。
  • 商事部門:
    • 売上高: 247,252千円（前期比 103.6%増）。主要顧客の設備投資に伴う大型設備ラインを受注。
    • セグメント利益: 8,016百万円（前年同期 13,668百万円 → 8,016百万円 ※単位の換算に注意が必要）。
• セグメント戦略:
  • FA部門では、設計サポートサービスの拡充や省人化技術の提供により、顧客ニーズに対応。
  • 商事部門では、主要顧客の設備投資動向に合わせた受注獲得を目指す。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 公表されている情報からは、具体的な中長期経営計画との整合性についての記載はない。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: 記載なし。
• 市場動向:
  • 半導体・FPD業界の設備投資が堅調に推移しており、当社の事業環境に追い風となっている。
  • 自動化・省人化へのニーズの高まりが、FA部門の成長を後押し。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2026年3月期 通期業績予想に変更なし。
    • 売上高: 6,800百万円（前期比 2.3%増）
    • 営業利益: 258百万円（前期比 11.7%増）
    • 経常利益: 252百万円（前期比 13.5%増）
    • 当期純利益: 239百万円（前期比 12.7%増）
    • 1株当たり当期純利益: 43.86円
  • 第1四半期の実績は、通期業績予想に対する進捗が順調であると見られる。
• リスク要因:
  • 米国との相互関税や特定品目に対する追加関税の導入による輸出の減速。
  • 燃料・資源価格の上昇、物価上昇。
  • 地政学リスク等による不安定な情勢。

重要な注記

• 会計方針:
  • 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用はなし。
  • 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はなし。
• その他:
  • 四半期財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは実施済み（任意）。
  • 業績予想の前提となる条件等については、別途資料に記載。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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