2025年6月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: 株式会社キングジム
- 主要事業分野:
- 文具事務用品事業(ラベルライター「テプラ」、ステーショナリー等)
- ライフスタイル用品事業(家具、インテリア雑貨、アロマ関連商品等)
- 代表者名: 代表取締役社長 木村 美代子
- 報告概要:
- 提出日: 2025年7月31日
- 対象会計期間: 2024年6月21日~2025年6月20日(2025年6月期)
- セグメント:
- 文具事務用品事業: 「テプラ」や防災用品、ステーショナリー等の製造・販売
- ライフスタイル用品事業: 家具、キッチン雑貨、アロマ関連商品等の企画・販売
- 発行済株式:
- 発行済株式数 (期末): 31,459,692株
- 自己株式数 (期末): 3,333,516株
- 期中平均株式数: 28,113,209株
- 時価総額: (決算短信からは直接算出不可)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年7月31日(本件)
- 株主総会: 2025年9月18日開催予定
- 配当支払開始予定日: 2025年9月19日
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表: 総資産は35,513百万円(前期比+488百万円)、純資産は24,052百万円(前期比-249百万円)。自己資本比率は67.5%(前期比-1.6ポイント)。
- 損益計算書: 売上高は39,639百万円(前期比+0.2%)、営業利益は537百万円(前期は△241百万円の損失)、経常利益は836百万円(前期比+541.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は424百万円(前期は△318百万円の損失)。
- キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは1,468百万円(前期比+421百万円)、投資活動によるキャッシュ・フローは△825百万円(前期は△444百万円)、財務活動によるキャッシュ・フローは△175百万円(前期は△1,071百万円)。期末現金及び現金同等物は6,399百万円(前期比+710百万円)。
- 収益性:
- 売上高: 39,639百万円(前期比+0.2%)
- 営業利益: 537百万円(前期は△241百万円)
- 経常利益: 836百万円(前期比+541.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 424百万円(前期は△318百万円)
- 1株当たり当期純利益: 15.12円(前期は△11.16円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 67.5%(前期比-1.6ポイント)
- 負債比率: (決算短信からは直接算出不可)
- 流動比率: (決算短信からは直接算出不可)
- 効率性:
- 総資産回転率: (決算短信からは直接算出不可)
- 売上高営業利益率: 1.4%(前期は△0.6%)
- セグメント別:
- 文具事務用品事業: 売上高 25,178百万円、セグメント利益 △382百万円 (前期は△467百万円)
- ライフスタイル用品事業: 売上高 14,461百万円、セグメント利益 131百万円 (前期は194百万円)
- 財務の解説:
- ライフスタイル用品事業の伸長により増収となりました。
- 売上総利益率の改善、販売費及び一般管理費率の改善により、営業利益は黒字転換しました。
- 特別利益(政策保有株式売却益)等により、親会社株主に帰属する当期純利益も黒字転換しました。
- 資産では、現金及び預金が増加しました。負債では、短期借入金が増加しました。純資産は減少しましたが、自己資本比率は67.5%と高い水準を維持しています。
- 営業キャッシュ・フローは増加しており、安定したキャッシュ創出能力を示しています。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年6月期 (当期): 中間配当7円、期末配当7円、年間配当14円。
- 2026年6月期 (予想): 年間配当14円(中間配当7円、期末配当7円)。
- 特別配当の有無: なし。
- 配当性向: 92.6%(2025年6月期実績)
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 文具事務用品事業:
- 売上高: 25,178百万円(前期比△0.6%)。「テプラ」の売上増があったものの、ステーショナリーの売上減が影響しました。
- 利益: セグメント利益は382百万円(前期は△467百万円)。売上総利益率の改善や物流コスト削減等による販管費の減少が寄与しました。
- 主な動き:「テプラ」PROシリーズの新製品発売、活用促進プロモーション。生活環境用品の防災・防犯対策用品の伸長。
- ライフスタイル用品事業:
- 売上高: 14,461百万円(前期比+1.7%)。ライフオンプロダクツ(株)、(株)アスカ商会、(株)ラドンナの売上が好調でした。
- 利益: セグメント利益は131百万円(前期比△32.3%)。円安や原材料価格高騰による売上総利益率の低下、(株)ぼん家具の販管費増加が響きました。
- 主な動き:(株)ぼん家具はグループシナジーを活かした木製マルチラック販売。ライフオンプロダクツ(株)は夏物商材の販売好調。 (株)ラドンナは主力ブランド「Toffy」の新コレクション導入等でV字回復。
- 文具事務用品事業:
- セグメント戦略:
- 「社会の変化の波をチャンスと捉え新たな成長へ」をテーマに、既存ビジネス強化、「サービス事業への展開」「ライフスタイル分野の拡大」「海外事業の強化」を推進。
- 文具事務用品事業は、市場ニーズに合った商品開発と販売チャネル構築。
- ライフスタイル用品事業は、グループ各社の成長戦略に沿った活動と、グループシナジー強化。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(第11次中期経営計画:2025年6月期~2027年6月期):
- 「社会の変化の波をチャンスと捉え新たな成長へ」をテーマとして掲げ、既存ビジネス強化、サービス事業への展開、ライフスタイル分野の拡大、海外事業の強化を3つの骨太方針として遂行中。
- 当期の業績は、増収増益(営業利益黒字転換)となり、計画達成に向けおおむね順調に進捗していると見られます。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: (決算短信からは直接比較不可)
- 同業他社と比較して、安定した収益基盤とブランド力を持つ企業と見られます。
- 市場動向:
- 日本経済は、インバウンド需要増加や賃上げがある一方、物価上昇や為替変動、地政学リスク等、不透明感が残ります。
- 企業としては、DX推進(ペーパーレス化)や働き方の変化への対応が求められています。
- ライフスタイル分野の需要は堅調に推移しており、同社もこの分野を強化しています。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年6月期(通期):
- 売上高: 420億円(前期比+6.0%)
- 営業利益: 15億円(前期比+179.0%)
- 経常利益: 16億円(前期比+91.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 10億円(前期比+135.3%)
- 1株当たり当期純利益: 35.55円
- 当期は売上微増ながら、営業利益・経常利益・当期純利益ともに大幅な改善が見込まれています。
- 2026年6月期(通期):
- リスク要因:
- 日本経済、世界経済における不透明感(物価上昇、為替変動、地政学リスク等)。
- 企業のDX推進や働き方の変化による事業環境への影響。
- 原材料価格の変動、為替レートの変動。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(2022年改正会計基準)を当連結会計年度の期首から適用。
- 連結会社間における子会社株式等の売却に伴う売却損益の税務上の取扱いに関する改正を新規適用。
- これらの会計方針の変更による連結財務諸表への影響は軽微。
- その他:
- 決算補足説明資料および決算説明動画が同日、会社ウェブサイトに掲載・配信予定。
- 重要な後発事象はなし。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7962 |
企業名 | キングジム |
URL | http://www.kingjim.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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