2025年12月期 第1四半期決算短信[IFRS](連結)(監査法人による期中レビュ―の完了)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: カゴメ株式会社
    • 主要事業分野: 食品・飲料(野菜飲料、トマト加工品)、国内外での農業・食品事業
    • 代表者名: 代表取締役社長 山口 聡
    • 上場取引所: 東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月9日
    • 対象会計期間: 2025年1月1日~2025年3月31日(2025年12月期 第1四半期)
  • セグメント:
    • 国内加工食品事業: 飲料、通販、食品他
    • 国際事業: トマト他一次加工、トマト他二次加工
    • その他
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 93,886,944株(2025年12月期第1四半期末)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 2025年4月30日(第1四半期決算短信)

財務指標

  • 財務諸表(要約):
    • 財政状態計算書:
      • 資産合計: 333,564百万円(前期末比 28,851百万円減少)
      • 負債合計: 136,314百万円(前期末比 14,460百万円減少)
      • 資本合計: 197,249百万円(前期末比 14,390百万円減少)
      • 親会社所有者帰属持分比率: 51.9%(前期末 51.3%)
    • 損益計算書:
      • 売上収益: 67,167百万円(前年同期比 0.3%減)
      • 事業利益: 4,590百万円(前年同期比 18.1%減)
      • 営業利益: 4,743百万円(前年同期比 68.1%減)
      • 税引前四半期利益: 4,275百万円
      • 四半期利益: 3,026百万円(前年同期比 75.5%減)
      • 親会社所有者に帰属する四半期利益: 2,813百万円
      • 1株当たり四半期利益(EPS): 30.19円(前年同期 133.45円)
    • キャッシュフロー計算書:
      • 営業活動によるCF: 8,412百万円(前年同期 13,456百万円)
      • 投資活動によるCF: △3,652百万円(前年同期 △37,915百万円)
      • 財務活動によるCF: △9,780百万円(前年同期 13,150百万円)
      • 現金及び現金同等物期末残高: 15,887百万円(前期末比 5,386百万円減少)
  • 収益性:
    • 売上収益は微減、事業利益、営業利益、四半期利益は大幅な減少。
    • 利益の減少は、主に製造費用の増加、一部商品の販売価格引き下げ、また、前年同期における段階取得に係る差益計上(その他収益)の影響。
  • 財務安全性:
    • 親会社所有者帰属持分比率は51.9%と、前期末から若干上昇。
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 7.1% (4,743百万円 / 67,167百万円)
  • セグメント別:
    • 国内加工食品事業: 売上収益 33,336百万円、事業利益 2,262百万円
    • 国際事業: 売上収益 32,798百万円、事業利益 3,006百万円
    • その他: 売上収益 5,404百万円、事業利益 70百万円
  • 財務の解説:
    • 売上収益は、飲料や通販が好調であったものの、国際事業におけるトマトペースト市況の下降等による販売価格引き下げ等で、全体として微減となりました。
    • 利益面では、原材料費や製造費用の増加、一部商品の価格改定前の駆け込み需要からの反動、国際事業における市況低迷による販売価格の引き下げなどが影響し、大幅な減少となりました。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年12月期: 期末配当 57.00円
    • 2025年12月期(予想): 期末配当 48.00円

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 国内加工食品事業:
      • 売上収益: 33,336百万円(前年同期比 1.6%増)。飲料カテゴリーは「アーモンド・ブリーズ」の刷新等で好調。通販カテゴリーも定期顧客増で伸長。食品他は、トマトケチャップの業務用販売減少等で減収。
      • 事業利益: 2,262百万円(前年同期比 19.3%減)。飲料は原材料費上昇等で減益。通販は広告宣伝費増で大幅減益。食品他は減益。
    • 国際事業:
      • 売上収益: 32,798百万円(前年同期比 9.5%減)。トマト他一次加工品は市況低迷による価格引き下げ等で大幅減収。トマト他二次加工品も同様に減収。
      • 事業利益: 3,006百万円(前年同期比 17.2%減)。トマト他一次加工品は減益。トマト他二次加工品は減益。
    • その他:
      • 売上収益: 5,404百万円(前年同期比 13.8%増)。
      • 事業利益: 70百万円(前年同期比 52.1%減)。
  • セグメント戦略:
    • 中期経営計画に基づき、「食を通じて社会課題の解決」「持続的に成長できる強い企業」を目指し、4つのアクション(野菜摂取行動変容促進、ファンベースドマーケティング、オーガニック・インオーガニック両面での成長追求、グループ経営基盤強化)を推進。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画「4つのアクション」に基づき事業活動を実施。第1四半期は、一部事業で増収があったものの、原材料費高騰や国際市況の変動等により、利益面では計画達成に向けた課題も見られる。

競合状況や市場動向

  • 国内市場では、健康志向の高まりを背景とした飲料カテゴリーでの新規ユーザー獲得や、植物性ミルクへの需要がある。
  • 国際市場では、トマト加工品の市況変動が業績に影響を与える。

今後の見通し

  • 業績予想: 2025年2月3日に公表した通期連結業績予想からの変更はない。
    • 売上収益: 300,000百万円
    • 事業利益: 24,000百万円
    • 営業利益: 24,000百万円
    • 親会社所有者に帰属する当期利益: 14,000百万円
    • 1株当たり当期利益: 149.48円
  • リスク要因:
    • 世界経済の不確実性、物価上昇による生活者の節約志向の高まり。
    • 原材料価格、製造費用の変動。
    • 為替変動。

重要な注記

  • 会計方針: IFRSに準拠。
  • その他: 監査法人による期中レビューが完了し、2025年4月30日発表の四半期連結財務諸表に変更はない。
  • 企業結合: 前第4四半期連結会計期間に企業結合に係る暫定的な会計処理の確定があり、前年同期の数値に反映されている。

上記は、提供された決算短信の情報に基づいて作成されたものであり、投資助言を目的とするものではありません。投資に関する決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2811
企業名 カゴメ
URL http://www.kagome.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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