2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業名: 日本化学産業株式会社
  • 主要事業分野: 薬品事業、建材事業
  • 代表者名: 角谷 博樹
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月14日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日 (2025年3月期)
  • セグメント:
    • 薬品事業: 金属化合物、電池用薬品、表面処理剤、二次電池用正極材受託加工など
    • 建材事業: 住宅用建材製品(防火通気見切縁、庇、郵便ポスト、手摺、雨戸など)
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(自己株式含む): 20,280,000株 (2025年3月期)
    • 時価総額: – (本決算短信では未記載)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 2025年5月14日
    • 株主総会: 2025年6月26日予定
    • 配当支払開始予定日: 2025年6月6日

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 損益計算書:
      • 売上高25,441百万円 (前期比13.4%増)
      • 営業利益2,860百万円 (前期比31.4%増)
      • 経常利益3,212百万円 (前期比25.5%増)
      • 親会社株主に帰属する当期純利益2,357百万円 (前期比35.3%増)
    • 貸借対照表:
      • 総資産54,303百万円 (前期比1,375百万円増)
      • 純資産46,478百万円 (前期比818百万円増)
      • 自己資本比率 85.6% (前期 86.3%)
    • キャッシュ・フロー計算書:
      • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 3,304百万円
      • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △11,450百万円
      • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △1,270百万円
      • 期末現預金残高: 10,218百万円
  • 収益性:
    • 売上高: 25,441百万円 (前期比13.4%増)
    • 営業利益: 2,860百万円 (前期比31.4%増)
    • 経常利益: 3,212百万円 (前期比25.5%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,357百万円 (前期比35.3%増)
    • 1株当たり当期純利益: 121.17円 (前期 88.81円)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 85.6% (2025年3月期)
    • 流動比率: – (本決算短信では未記載)
    • 負債比率: – (本決算短信では未記載)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: (2,860 / 25,441) ≒ 11.2% (前期 9.7%)
    • 総資産回転率: – (本決算短信では未記載)
  • セグメント別:
    • 薬品事業:
      • 売上高: 21,715百万円 (前期比17.2%増)
      • セグメント利益: 3,170百万円 (前期比41.2%増)
    • 建材事業:
      • 売上高: 3,725百万円 (前期比4.7%減)
      • セグメント利益: 599百万円 (前期比20.8%減)
  • 財務の解説:
    • 薬品事業は、国内市場の回復や販売単価アップ、コスト削減等により増収増益となった。
    • 建材事業は、住宅着工戸数の減少やコスト上昇等により減収減益となった。
    • 総資産は建設仮勘定の増加等で増加、負債は増加したが、純資産も増加したため自己資本比率は微減にとどまった。
    • キャッシュ・フローは、営業活動でプラスとなったものの、投資・財務活動でのマイナスにより、現金残高は減少した。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 年間配当 46.00円
    • 2025年3月期: 年間配当 75.00円 (中間配当30円、期末配当45円)
    • 2026年3月期(予想): 年間配当 90.00円 (期末配当45円、中間配当の記載なし、ただし会社予想では45円として計上されている可能性あり)
  • 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 薬品事業: 売上高 21,715百万円、セグメント利益 3,170百万円。収益貢献度が高く、事業環境の回復とともに業績が伸長した。
    • 建材事業: 売上高 3,725百万円、セグメント利益 599百万円。厳しい事業環境下で、販売数量の減少やコスト増が利益を圧迫した。
  • セグメント戦略:
    • 薬品事業: 中期経営計画に基づき、リチウムイオン電池リサイクル事業への参入などを推進。
    • 建材事業: 厳しい環境下でも、先行的な投資を行いつつ、生産性向上や人的資本への投資を継続。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2030年のありたい姿)に基づき、リチウムイオン電池リサイクルのパイロットプラント建設に着手するなど、新規事業分野の強化を進めている。
  • 既存事業においては、販売・生産数量の確保・拡大、新製品・新規用途開発、新規ユーザー開拓を継続。
  • 2026年3月期の業績予想は、売上高24,660百万円、営業利益2,130百万円、経常利益2,470百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,800百万円としている。

競合状況や市場動向

  • 全体として、世界的な政治情勢の不安定化, 中国景気減速, EV市場成長の停滞, 金属サプライチェーンの変化, インフレ傾向など、不透明な市場環境にある。
  • 薬品事業では、EV市場の動向に影響を受ける二次電池用正極材の受託加工など、市場の変動リスクも存在する。
  • 建材事業では、住宅着工戸数の動向が業績に大きく影響する。

今後の見通し

  • 業績予想: (2026年3月期)
    • 売上高: 24,660百万円 (前期比3.1%減)
    • 営業利益: 2,130百万円 (前期比25.5%減)
    • 経常利益: 2,470百万円 (前期比23.1%減)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,800百万円 (前期比23.6%減)
    • 1株当たり当期純利益: 92.50円
  • リスク要因:
    • 世界的な経済情勢の不透明感(関税政策、景気減速、インフレ等)
    • 為替変動
    • 原材料価格の変動
    • EV市場の動向(薬品事業)
    • 住宅着工戸数の動向(建材事業)

重要な注記

  • 会計方針:
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
    • 会計方針の変更、会計上の見積りの変更・修正再表示に係る特記事項はなし。
  • その他:
    • 役員および従業員向け株式交付信託の信託財産として保有する自己株式は、1株当たり当期純利益および1株当たり純資産額の算定において、自己株式として処理されている。
    • 決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外。
    • 業績予想は、現時点で入手可能な情報および合理的と判断される前提に基づいているが、実際の業績は様々な要因により変動する可能性がある。

本資料は、日本化学産業株式会社が発表した決算短信等の公開情報に基づき、個人投資家の皆様への情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。過去の業績は将来の業績を保証するものではありません。また、記載内容には、作成時点での当社の見解が含まれており、将来予告なく変更されることがあります。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4094
企業名 日本化学産業
URL http://www.nihonkagakusangyo.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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