決算説明：交換できるくん（7695）

2025年3月期 第2四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社 交換できるくん
  • 主要事業分野: 住宅設備機器の交換、リフォーム、ITソリューション提供
  • 代表者名: 栗原 将 (代表取締役社長)
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年3月期 第2四半期
• 説明者:
  • 発表者: — (役職 –)
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2025年3月期 第2四半期累計 (2024年7月〜2024年9月)
• セグメント:
  • 住設DX事業: 従来の交換できるくん事業
  • ソリューション事業: 株式会社アイピーエス社のIT関連事業 (2024年1月に100%株式取得し連結対象)

業績サマリー

• 主要指標:
  • 連結売上高: 4,733百万円 (+42.7% 対前年同期比)
  • 売上総利益: 1,065百万円 (+35.8% 対前年同期比)
  • 売上総利益率: 22.5% (前期比 -1.1pt)
  • 営業利益: -25百万円 (対前年同期比 △102百万円 / 営業利益率 0.5% (前期比 △2.8pt))
    • M&Aによる一時的コスト増加、住設DX事業のブランディング投資、ソリューション事業の季節性が要因
  • 経常利益: 23百万円 (対前年同期比 △101百万円)
  • 当期純利益: 30百万円 (対前年同期比 △81百万円)
• 進捗状況:
  • 通期業績予想に影響なし
• セグメント別状況 (2Q累計実績、内部取引相殺前):
  • 住設DX事業:
    • 売上高: 4,197百万円 (+26.5% 対前年同期比)
    • 売上総利益: 1,032百万円 (+31.5% 対前年同期比)
    • 売上総利益率: 24.5% (前期比 +0.9pt)
    • 営業利益: 11百万円 (△85.5% 対前年同期比 / 営業利益率 0.2% (前期比 △2.1pt))
  • ソリューション事業:
    • 売上高: 575百万円
    • 売上総利益: 72百万円
    • 売上総利益率: 12.6%
    • 営業利益: 3百万円 (営業利益率 0.6%)

業績の背景分析

• 業績概要: 連結売上高は順調に伸長。売上総利益率はソリューション事業の影響で1Qと同水準。営業利益はM&A関連費用やブランディング投資等により前期比で減少。
• 増減要因:
  • 売上高増: 主に住設DX事業の成長。
  • 売上総利益率低下: 原価分配率の高いソリューション事業の影響。
  • 営業利益減: M&A関連の一時的コスト増加、住設DX事業のブランディング投資、ソリューション事業の季節性。
• 競争環境:
  • 住設DX事業: 住宅設備機器の交換市場に特化し、Web完結型、専門特化による高品質なサービスを提供。
  • リフォーム業界: 工事価格のブラックボックス化や職人不足が課題。交換できるくんはこれらの課題を解決するサービスを提供。
• リスク要因:
  • — (情報なし)

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 住設DX事業を核とした関連領域への多角化。
  • BtoB領域における住設DXソリューション提供。
  • 「住宅設備交換=交換できるくん」のブランド力強化。
  • ITを活用したプロセス短縮と効率化。
  • 多能工化による生産性向上。
• 進行中の施策:
  • 住宅設備ECクラウドサービス「Replaform」の開発スタート (伊藤忠エネクスホームライフ株式会社と共同開発)。
  • 交換技能アカデミー開校 (横浜、2024年11月1日)。
  • グループ会社間の経営統合 (KDサービス、ハマノテクニカルワークス、エボリューション、アイピーエス、クリエイション) による事業体制強化。
• セグメント別施策:
  • 住設DX事業:
    • ブランド認知効果、エリア拡大、季節商材への対応強化による受注増。
    • 3Q以降のブランディング投資は通期計画利益を意識し限定的運用。
    • 宇都宮・水戸周辺への工事対応エリア拡大。
  • ソリューション事業:
    • 「交換できるくん」システム開発に主軸ベンダーとして参画。
    • M&Aで取得した住設メンテナンス業務システム「RequestWise」の商材化。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 住設DX事業: 2025年3月期3Qの見通しとして、受注は引き続き堅調。
• 中長期計画:
  • リフォーム市場は長期的な拡大が予測され、住宅ストックの高齢化や政府目標による後押しが市場拡大の要因。
  • 当社はチェンジ領域（住宅設備機器の交換）に特化し、マーケットリーダーを目指す。
• マクロ経済の影響:
  • — (情報なし)

配当と株主還元

• 配当方針: 設立以来、業績向上のための人的投資やシステム投資の強化、財務基盤強化を優先しており、配当は実施していない。将来の事業展開と経営体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、配当を検討する所存だが、現時点では未定。
• 配当実績: — (実施なし)

製品やサービス

• 製品: 国内正規品の住宅設備機器 (ビルトイン食洗機、レンジフード、トイレ、ビルトインガスコンロ、ガス給湯器、ビルトインIHクッキングヒーターなど) を提供。
• サービス:
  • 住宅設備機器の交換工事（Web完結型、出張見積り不要、明朗会計）。
  • カスタマーサクセス対応（機器の使用方法、商品・工事不具合への対応、10年保証付帯）。
  • 交換技能アカデミーによるプロフェッショナル交換士の育成。
  • ITサービス（ソフトウェア開発、住設DXソリューション提供）。
• 協業・提携:
  • 伊藤忠エネクスホームライフ株式会社と「Replaform」を共同開発。
  • 住設メーカー各社からの賛同を得て、「交換技能アカデミー」でプロフェッショナル交換士を育成。

重要な注記

• 会計方針: — (情報なし)
• リスク要因: 本資料には「forward-looking statements」が含まれており、不確実性を含む。
• その他:
  • 2024年1月、株式会社アイピーエス社を100%株式取得し連結対象とした。
  • 「交換できるくん」の事業により、BtoBおよびBtoBtoCの住宅設備販売が加速。ソリューション事業としてクラウドプラットフォーム利用料収入を見込む。

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