概要
- 企業名: 東洋ドライルーブ株式会社
- 事業内容: 固体皮膜潤滑剤の研究・開発、製造、コーティング処理、販売
- 設立年月日: 1962年7月31日
- 本社所在地: 〒155-0032 東京都世田谷区代沢1-26-4
- 代表者名: 飯野 光彦
- 従業員数: 508人
- 平均年齢: 41.1歳
- 平均年収: 5,770千円
事業内容
東洋ドライルーブは固体皮膜潤滑剤の主要メーカーであり、自動車、精密機械、光学部品、電子部品向けの製品を提供している。特に自動車部品向けのドライルーブ製品が強みである。
業界内での競争優位性や課題
- 競争優位性: 固体皮膜潤滑剤の先駆者であり、技術提携により米ドライルーブ社との技術提携が強み。自動車向け製品の受託加工が主力。
- 課題: 自動車認証不正問題の影響解消や高級デジタルカメラ市場の好調が一時的な要因であり、市場の変化に対応する必要性がある。
経営陣が掲げるビジョンや戦略
- 中期経営計画: 記載なし
- 重点分野: 自動車機器業界向けの内装・外装部品、高級デジタルカメラ部品の受注増加
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力
- 収益モデル: 固体皮膜潤滑剤の製造・販売による収益モデル
- 市場ニーズの変化への適応力: 自動車認証不正問題の解消、高級デジタルカメラ市場の好調により一時的に業績が好調だが、市場の変化への適応力が課題。
技術開発の動向や独自性
- 技術革新: 固体皮膜潤滑剤の技術開発が主力
- 独自性: 米ドライルーブ社との技術提携による独自技術の開発
収益を牽引している製品やサービス
- 主力製品: 自動車部品向けのドライルーブ製品
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較
- EPS（会社予想）: 472.04円
- BPS（実績）: 7,712.03円
- PER（会社予想）: 8.75倍
- 現在の株価: 4,130円
- 評価: EPSと比較して割安
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
- 52週高値: 4,150円
- 52週安値: 2,933円
- 現在の株価: 高値圏内
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価
- 売上高（過去12か月）: 4,699,118百万円
- 利益率: 13.83%
- ROE（実績）: 6.67%
- ROA（実績）: 3.86%
- キャッシュフロー（直近四半期）: 4.47B円
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する
- 売上高: 増加傾向
- 利益: 増加傾向
配当利回りや配当性向の分析
- 配当利回り（会社予想）: 2.32%
- 1株配当（会社予想）: 96.00円
- 配当性向: 13.23%
自社株買いなどの株主還元策
- 自己株式数: 30,967株
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）
- 直近10日間の株価推移: 上昇傾向
株価への影響を与える要因など
- 影響要因: 自動車認証不正問題の解消、高級デジタルカメラ市場の好調
総評
東洋ドライルーブは固体皮膜潤滑剤の主要メーカーであり、技術提携による独自技術の開発が強みである。しかし、市場の変化への適応力が課題であり、株価は高値圏内にある。財務面では安定した収益と利益を上げており、株主還元も積極的に行われている。
企業情報
| 銘柄コード | 4976 |
| 企業名 | 東洋ドライルーブ |
| URL | http://www.drilube.co.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
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