2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: 共栄タンカー株式会社
- 主要事業分野: 外航海運業(主に船舶の運航管理および貸渡し)
- 代表者名: 近藤 耕司(代表取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月9日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
- セグメント: 外航海運業の単一セグメントのため、記載省略。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 7,650,000株(2025年3月期)
- 時価総額: IFRS基準の決算短信には記載なし。
- 今後の予定:
- 決算発表: 本決算短信が2025年5月9日に提出されている。
- 株主総会: 2025年6月27日開催予定。
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表:
- 総資産は77,291百万円(2025年3月期)となり、前連結会計年度末(70,528百万円)から増加。
- 純資産も25,059百万円(2025年3月期)となり、前連結会計年度末(19,367百万円)から増加。
- 自己資本比率は32.4%(2025年3月期)と、前連結会計年度末(27.5%)から改善。
- 損益計算書:
- 売上高は15,160百万円(2025年3月期)で、前年同期比+6.9%。
- 営業利益は1,372百万円(2025年3月期)で、前年同期は営業損失(△124百万円)から黒字転換。
- 経常利益は1,030百万円(2025年3月期)で、前年同期比+451.7%。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は5,111百万円(2025年3月期)で、前年同期比+3,373.5%。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは4,710百万円(2025年3月期)で、前年同期(△2,137百万円)から大幅な改善。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは△6,038百万円(2025年3月期)で、前年同期(△2,608百万円)よりも支出が増加。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは565百万円(2025年3月期)で、前年同期(△3,493百万円)から黒字転換。
- 期末の現金及び現金同等物残高は7,628百万円(2025年3月期)。
- 貸借対照表:
- 収益性:
- 売上高: 15,160百万円(前期比+6.9%)。
- 営業利益: 1,372百万円(前期は△124百万円)。
- 経常利益: 1,030百万円(前期比+451.7%)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 5,111百万円(前期比+3,373.5%)。
- 1株当たり当期純利益: 668.40円(前期は19.17円)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 32.4%(前期比+4.9ポイント)。
- インタレスト・カバレッジ・レシオ: 9.6倍(前期は13.8倍)、低下傾向。
- 効率性:
- 総資産回転率: ICFR基準の決算短信には記載なし。
- 売上高営業利益率: 9.1%(前期は△0.9%)。
- セグメント別: 単一セグメントのため、詳細なセグメント別情報はなし。
- 財務の解説:
- 売上増加の要因として、好条件での傭船契約更改および円安による影響が挙げられている。
- 営業利益の改善は、入渠地の変更による修繕費削減やVLCCの減価償却費減少などが寄与。
- 当期純利益の大幅な増加は、VLCC売却益の計上による影響が大きい。
- 船舶のうちVLCCの耐用年数を15年から18年に変更したことで、当連結会計年度の営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益が717,577千円増加した。
配当
- 配当実績 and 予想:
- 2024年3月期 (実績): 中間配当20円、期末配当20円、年間40円。
- 2025年3月期 (予想): 中間配当20円、期末配当20円、年間40円。
- 特別配当の有無: 本決算短信には特別配当に関する記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況: 外航海運業の単一セグメントのため、記載省略。
- セグメント戦略: 添付資料に詳細な記載あり。安定的な収益確保を目指し、安全運航、環境保全に資する船隊整備・拡充、効率配船と有利運航に努める方針。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 具体的な中期経営計画の進捗状況や目標達成に関する直接的な記載は本短信にはない。ただし、船隊構成の整備・最適化(LPG船“PAUL”取得、VLCC “TOHSHI”売却)などを実施している。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 具体的な競合他社との比較は本短信には記載なし。
- 市場動向:
- 海運市況について、VLCCは世界経済や需給バランスの影響を受け、乱高下する局面もあったが、年度通して堅調な市況展開となった。
- 石油製品船は、マイナス要因が重なり市況は低迷した。
- LPG船(VLGC)は、期初は堅調だったが、パナマ運河の通航制限緩和等により市況は大きく下落。年度後半は安定的に推移した。
- ばら積み船は、需給緩和要因と緩和要因が交錯する中、底堅く推移し、年度末にかけて回復傾向。
- 2026年3月期の業績予想においては、インフレ継続による船費増加や資源高が海運業界の経営環境に影響を与える可能性が示唆されている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期(予想):
- 売上高: 14,200百万円 (前期比△6.3%)
- 営業利益: 750百万円 (前期比△45.4%)
- 経常利益: 250百万円 (前期比△75.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,900百万円 (前期比△62.8%)
- 通期業績予想は、新造船の業績貢献が見込まれる一方、売却船舶の収益減少、ばら積み船の傭船料水準低迷、インフレによる船費増加等の影響から、前期比で減収減益を見込んでいる。
- 2026年3月期(予想):
- リスク要因:
- 世界経済の減速(米中貿易摩擦、地政学リスク)。
- コストインフレによる費用の増加。
- 金利上昇、資源高。
- 紅海の情勢悪化などの影響。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
- VLCCの耐用年数を15年から18年に変更。
- その他:
- 子会社KYOEI TANKER SINGAPORE PTE. LTD. が保有する固定資産(シンガポール籍製品船“CALLENGE PROCYON”)を譲渡することを決議。2026年3月期において約16億円の船舶売却益(特別利益)を計上する予定。
本要約は、提供された決算短信の情報を基に、個人投資家向けに分かりやすく整理したものであり、投資判断を直接推奨するものではありません。記載内容の正確性、完全性、最新性について保証するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9130 |
企業名 | 共栄タンカー |
URL | http://www.kyoeitanker.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 運輸・物流 – 海運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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