決算短信：ニレコ（6863）

（訂正・数値データ訂正）「2025年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）」の一部訂正について

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社ニレコ
  • 主要事業分野:
    • 制御機器事業: 鉄鋼・非鉄金属、製紙、印刷、電子部材などの産業向け制御装置・計測装置
    • 検査機事業: 画像処理技術を活かした食品、電子部材向け品質検査装置
    • オプティクス事業: 半導体・ディスプレイ製造装置向け光学部品（波長板、プリズム）、レーザ機器
  • 代表者名: 代表取締役社長 中杉 真一
  • 上場市場: 東京証券取引所スタンダード
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年5月14日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日 ～ 2025年3月31日 (2025年3月期)
  • 訂正情報: 連結貸借対照表「退職給付に係る調整累計額」について記載誤りがあったため、一部訂正。
• セグメント:
  • 制御機器事業: 鉄鋼・非鉄金属、製紙、印刷、電子部材などの生産ライン制御装置、シート状製品の位置制御装置
  • 検査機事業: 食品、電子部材向けの画像処理技術を活かした品質検査装置
  • オプティクス事業: 半導体・ディスプレイ製造装置向け光学部品、レーザ機器
  • その他: 上記セグメントに分類されない事業（機械部品製作、電子機器組立事業など）
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 7,750,159株 (2025年3月末)
  • 自己株式数: 337,677株 (2025年3月末)
  • 期中平均株式数: 7,401,698株 (2025年3月期)
• 今後の予定:
  • 決算発表: 2025年5月14日
  • 株主総会: 2025年6月24日
  • 配当支払開始予定日: 2025年6月10日
  • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月20日
  • IRイベント: 決算説明会開催の有無は「無」

財務指標

• 財務諸表の要点:
  • 貸借対照表:
    • 総資産: 19,352,917千円 (前期比 779,051千円増加)
    • 負債合計: 2,679,663千円 (前期比 68,592千円減少)
    • 純資産合計: 16,673,253千円 (前期比 847,643千円増加)
    • 自己資本比率: 85.7% (前期 84.6%)
  • 損益計算書:
    • 売上高: 10,756,978千円 (前期比 9.1%増)
    • 営業利益: 1,907,420千円 (前期比 37.5%増)
    • 経常利益: 2,028,156千円 (前期比 38.0%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,562,563千円 (前期比 54.5%増)
    • 1株当たり当期純利益: 211.11円 (前期 137.36円)
  • キャッシュ・フロー計算書:
    • 営業活動によるCF: 1,303,504千円 (前期比 411,150千円増加)
    • 投資活動によるCF: △325,397千円 (前期比 124,213千円減少)
    • 財務活動によるCF: △514,468千円 (前期比 83,091千円減少)
    • 現金及び現金同等物期末残高: 3,253,736千円 (前期比 474,430千円増加)
• 収益性:
  • 売上高: 10,756,978千円
  • 売上総利益: 4,499,339千円
  • 営業利益: 1,907,420千円
  • 経常利益: 2,028,156千円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,562,563千円
  • 1株当たり当期純利益: 211.11円
  • 営業利益率: 17.7%
  • 経常利益率: 18.8%
  • 親会社株主に帰属する当期純利益率: 14.5%
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 85.7% (前期 84.6%)
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 17.7%
• セグメント別:
  • 制御機器事業:
    • 売上高: 5,806,396千円 (前期比 2.9%増)
    • セグメント利益: 1,556,153千円 (前期比 50.9%増)
  • 検査機事業:
    • 売上高: 1,582,546千円 (前期比 7.5%減)
    • セグメント損失: 89,052千円 (前期はセグメント利益87,817千円)
  • オプティクス事業:
    • 売上高: 2,900,167千円 (前期比 48.4%増)
    • セグメント利益: 1,068,367千円 (前期比 32.4%増)
• 財務の解説:
  • 世界経済の不透明感がある中、半導体業界からのオプティクス事業への強いニーズを背景に、過去最高の売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を記録。
  • オプティクス事業の増収増益、得意分野への注力、利益率改善策の奏功が業績を牽引。
  • 投資有価証券の売却益は特別利益として計上。
  • 京浜光膜株式会社の連結子会社化に伴う負ののれん発生益55,232千円を特別利益として計上。
  • 貸借対照表において、退職給付に係る調整累計額の計算誤りから、負債合計および純資産合計の金額に一部訂正が生じている。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期: 年間配当金 42.00円 (中間20.00円、期末24.00円)
  • 2025年3月期: 年間配当金 62.00円 (中間24.00円、期末35.00円)
  • 2026年3月期 (予想): 年間配当金 95.00円 (中間35.00円、期末50.00円)
• 特別配当の有無: なし。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 制御機器事業:
    • 鉄鋼・非鉄金属分野は設備投資堅調により売上増、利益増。
    • フィルム・紙・印刷分野は二次電池業界の受注減により売上減、しかし利益率向上策により利益増。
    • 全体として増収増益。
  • 検査機事業:
    • 二次電池製造装置、農業用食品検査装置の受注低調により売上・受注残高減。
    • 売上減少や利益率の高い製品の販売減によりセグメント損失。
  • オプティクス事業:
    • 半導体製造・検査装置向け需要増、レーザ装置販売好調により売上・受注残高大幅増。
    • 売上増加、生産効率改善、収益性向上により利益大幅増。
• セグメント戦略:
  • 制御機器事業: 海外販売拡大、IMSグループとの協業強化によるグローバル展開と収益性向上。
  • 検査機事業: 二次電池メーカー向け販路拡大、ペロブスカイト太陽電池の検査用途開発。
  • オプティクス事業: 需要増に対応する生産能力向上、京浜光膜株式会社とのグループ内連携強化。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画:
  • 「市場の拡大」「技術の進化」「経営体質の強化」を重点テーマとして推進。
  • 過去最高の業績を達成しており、計画達成に向けた順調な進捗がうかがえる。
  • 2026年3月期は、前期の反動や税負担増などを考慮し、増収増益ながらも利益は微減を予想。

競合状況や市場動向

• 市場動向:
  • 半導体業界においては、極紫外光・深紫外光を利用した製造装置・検査装置の需要が拡大。
  • 世界経済の不透明感、金融資本市場の変化、中東情勢、インフレ、為替変動などが事業環境に影響。

今後の見通し

• 業績予想 (2026年3月期):
  • 売上高: 10,756,978千円 (前期比 2.3%増)
  • 営業利益: 1,850,000千円 (前期比 3.0%減)
  • 経常利益: 1,950,000千円 (前期比 3.9%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,390,000千円 (前期比 11.0%減)
  • 1株当たり当期純利益 (予想): 187.52円
• リスク要因:
  • 米国通商政策の変更、ウクライナ情勢、中東情勢に起因する国際関係の不安定化。
  • 世界的なインフレ加速、金融資本市場の変化、為替の大幅な変動。
  • 米国の関税政策の変更による影響は、今後の予測が困難なため業績予想に織り込んでいない。

重要な注記

• 会計方針:
  • 連結財務諸表、日本基準で作成。
  • 今後は国際会計基準の適用を検討。
• その他:
  • 新規連結子会社：京浜光膜株式会社
  • 自己株式取得（300,000株上限、500,000千円上限）を発表。
  • 役員異動（新任取締役候補者1名）を予定。

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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