決算短信：レント（372A）

2025年５月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業名: 株式会社レント
• 主要事業分野: レンタル事業 (単一セグメント)
• 代表者名: 岡田 朗
• 提出日: 2025年8月29日
• 対象会計期間: 2024年6月1日～2025年5月31日

財務指標

1. 損益計算書（連結）

• 売上高: 49,088百万円 (前期比12.4%増)
• 営業利益: 3,906百万円 (前期比22.8%増)
• 経常利益: 3,444百万円 (前期比23.2%増)
• 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,498百万円 (前期比20.5%増)
• 1株当たり当期純利益: 800.38円

2. 貸借対照表（連結）

• 総資産: 57,910百万円 (前期比6,613百万円増)
  • 主な増加要因: レンタル用資産の増加
• 純資産: 15,235百万円 (前期比2,570百万円増)
  • 主な増加要因: 利益剰余金の増加
• 自己資本比率: 25.8% (前期比1.7ポイント増)

3. キャッシュ・フロー（連結）

• 営業活動によるキャッシュ・フロー: 1,997百万円 (前期比1,206百万円減)
• 投資活動によるキャッシュ・フロー: △1,375百万円 (前期比256百万円増の支出)
• 財務活動によるキャッシュ・フロー: 682百万円 (前期比829百万円増の収入)
• 現金及び現金同等物期末残高: 6,099百万円 (前期比1,299百万円増)

4. 財務の解説

• 当連結会計年度は、建設投資の増加や環境・安全・効率を重視したサービス提供、DX推進などにより、売上高、各利益ともに増加しました。
• 総資産は、レンタル用資産の増加などにより増加しました。
• 純資産は、利益剰余金の増加などにより増加し、自己資本比率も改善しました。
• 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の増加等があったものの、レンタル資産の取得による支出の増加などにより、前連結会計年度を下回りました。
• 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出の増加により、連続して支出超過となりました。
• 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増加額や長期借入れによる収入があったものの、長期借入金の返済やリース債務の返済などにより、前連結会計年度に引き続き収入超過となりました。

配当

• 配当実績:
  • 2024年5月期（中間・期末合計）: 80.00円
  • 2025年5月期（中間・期末合計）: 180.00円
• 2026年5月期（予想）: 210.00円
• 配当性向（連結）:
  • 2024年5月期: 11.9%
  • 2025年5月期: 22.5%
  • 2026年5月期（予想）: 29.6%

セグメント別情報

• 株式会社レントはレンタル事業のみを営む単一セグメント企業であるため、セグメント別の詳細な開示はありません。

中長期計画との整合性

• 決算短信には、中長期経営計画に関する直接的な言及はありませんが、「経営戦略」として「新しい価値を創造するワンストップコーディネーターとして高付加価値なレンタルサービスの提供を通じ持続的な成長を実現するための経営基盤確立を目指す」という運営基本方針が示されています。
• 今回の業績は、この方針に沿って、売上、利益ともに増加しており、事業規模の拡大に向けた取り組みが進展していると考えられます。

競合状況や市場動向

• レンタル業界は大手企業がシェアの大半を占めていますが、当社は上位5社に次ぐ規模で、売上高は全体の2%強です。
• 2024年度のレンタル業界の売上高合計は約2兆円に達しており、今後も堅調な推移が予測されています。
• 経営環境としては、物価・金利上昇や海外景気下振れ懸念があるものの、雇用・所得環境の改善、企業の設備投資意欲の底堅さなどから、緩やかな回復が期待されています。
• 国内の建設投資は、国土強靭化やカーボンニュートラル関連投資により増加が見込まれています。

今後の見通し

• 2026年5月期 連結業績予想:
  • 売上高: 54,000百万円 (前期比10.0%増)
  • 営業利益: 4,300百万円 (前期比10.1%増)
  • 経常利益: 3,750百万円 (前期比8.9%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,600百万円 (前期比4.0%増)
  • 1株当たり当期純利益: 709.22円
• リスク要因:
  • 物価及び金利の上昇
  • 海外景気の下振れ
  • 米国の経済政策の影響 (ASEAN事業への影響)

重要な注記

• 会計方針の変更: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」の適用により、法人税等の計上方法が変更されましたが、連結財務諸表への影響はありません。
• 後発事象:
  • 一般募集による新株式の発行: 2025年5月27日、6月10日の取締役会決議に基づき、2025年6月27日に払込を完了。発行価格4,330.00円。資金使途は営業所の新規開設及びレンタル資産の増強。
  • 第三者割当による新株式の発行（オーバーアロットメント関連）: 2025年5月27日、6月10日の取締役会決議に基づき、みずほ証券株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施。払込期日2025年7月30日。資金使途は一般募集の場合と同様。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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