2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

企業概要:

  • 企業名: 川辺株式会社
  • 主要事業分野: 身の回り品事業 (ハンカチーフ、スカーフ、マフラー、タオル、布帛製品等)、フレグランス事業 (香水等)
  • 代表者名: 岡野 将之
  • その他: 上場取引所: 東

報告概要:

  • 提出日: 2025年5月12日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日 (2025年3月期)
  • その他: 決算補足説明資料作成の有無: 無、決算説明会開催の有無: 無

セグメント:

  • 身の回り品事業: ハンカチーフ、スカーフ、マフラー、タオル、布帛製品の製造、販売、輸出入。
  • フレグランス事業: 香水の製造、販売、輸出入。

発行済株式:

  • 発行済株式数: 1,861,000株 (2025年3月期期末)
  • その他: 期中平均株式数: 1,825,014株 (2025年3月期)

今後の予定:

  • 株主総会: 2025年6月25日 (定時株主総会開催予定日)
  • その他: 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日、配当支払開始予定日: 2025年6月26日

財務指標

財務諸表の要点:

  • 貸借対照表:
    • 資産合計: 12,407,460千円 (前連結会計年度末 12,695,971千円)
    • 負債合計: 5,319,755千円 (前連結会計年度末 5,833,423千円)
    • 純資産合計: 7,087,704千円 (前連結会計年度末 6,862,547千円)
  • 損益計算書:
    • 売上高: 12,769,226千円 (前連結会計年度 13,068,816千円)
    • 営業利益: 307,646千円 (前連結会計年度 252,551千円)
    • 経常利益: 417,209千円 (前連結会計年度 355,277千円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 411,806千円 (前連結会計年度 266,975千円)
  • キャッシュフロー計算書:
    • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 384,853千円 (前連結会計年度 343,853千円)
    • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △140,045千円 (前連結会計年度 △318,124千円)
    • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △364,978千円 (前連結会計年度 △131,804千円)
    • 現金及び現金同等物期末残高: 1,360,532千円 (前連結会計年度 1,479,282千円)

収益性:

  • 売上高: 12,769,226千円 (前期比 △2.3%)
  • 営業利益: 307,646千円 (前期比 21.8%)
  • 経常利益: 417,209千円 (前期比 17.4%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 411,806千円 (前期比 54.2%)
  • 1株当たり当期純利益: 225.64円 (前期 146.25円)

財務安全性:

  • 自己資本比率: 57.1% (前連結会計年度 54.1%)

効率性:

セグメント別:

  • 身の回り品事業: 売上高 10,642,206千円、セグメント利益 584,892千円
  • フレグランス事業: 売上高 2,127,020千円、セグメント利益 12,237千円
  • 利益貢献度: 身の回り品事業が利益の大部分を占める。

財務の解説:

  • 当連結会計年度の業績は、国内経済の回復、インバウンド需要の増加、賃上げの浸透、既存事業の強化、新規事業(フレグランス事業)の黒字化などが寄与し、前連結会計年度から大きく改善した。
  • 売上全体では微減となったものの、利益面では大幅な増加となった。これは、価格見直しやコスト削減、グローバル展開の強化、販路開拓などが奏功したため。
  • フレグランス事業は、単一ブランド店の売上伸長や新規店舗オープンにより黒字化を達成。
  • 投資活動では、投資有価証券や有形固定資産への支出があった。
  • 財務活動では、短期借入金や長期借入金の返済、配当金の支払等により資金が減少した。
  • 自己資本比率は改善傾向にある。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 80.00円
    • 2025年3月期: 50.00円
    • 2026年3月期(予想): 50.00円
  • 特別配当の有無: 2024年3月期は、創業100周年記念配当30円を含む。
  • 将来の配当可能性: 業績に裏付けられた成果配分を基本方針としている。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 「身の回り品事業」は、インバウンド需要の回復や新規ブランド「BOSS」の投入により売上が伸長し、価格見直しの効果もあり利益面で大きくプラスとなった。
    • 「フレグランス事業」は、ブランド店の売上伸長や新規店舗オープンにより、前年比101.9%の売上を計上し、黒字化を達成した。
  • セグメント戦略:
    • 「身の回り品事業」では、新規販路開拓や新規イベント参加を強化。
    • 「フレグランス事業」では、OEM・ODM事業の強化、直営店・卸売事業の拡大、新規ブランド(Van Cleef & Arpels)のライセンス取得。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 2025年3月期は「中期経営計画2023 NEXT」の最終年度であり、結実フェーズと位置付けている。計画達成に向けて、「新しいもの作り」「新規販路開拓」「生産性向上」「収益確保」を推進。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 国内経済は回復基調だが、先行き不透明感も残る。
    • インバウンド需要は好調。
    • 円安、原材料費高騰、人件費高騰などが経営課題。
    • 今後は価格転嫁よりも価値転嫁へのシフトが重要。

今後の見通し

  • 業績予想 (2026年3月期):
    • 売上高: 13,470百万円 (前期比 5.5%増)
    • 営業利益: 229百万円 (前期比 △25.4%)
    • 経常利益: 379百万円 (前期比 △9.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 225百万円 (前期比 △45.3%)
  • リスク要因:
    • 世界経済の不安定化
    • 為替変動
    • 原材料価格高騰
    • 人件費高騰、人手不足
    • 消費者マインドの不安定さ

重要な注記

  • 会計方針:
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
    • 退職給付に係る会計処理の数理計算上の差異の費用処理年数を8年に変更 (影響軽微)。
  • その他: 該当事項なし。

本資料は、提供された決算短信の情報に基づき作成されており、投資助言を目的としたものではありません。記載内容には、公表されている情報以外の個人的な解釈や分析が含まれる場合があります。投資判断は、ご自身の責任において行ってください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8123
企業名 川辺
URL http://www.kawabe.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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