決算説明：IMAGICA GROUP（6879）

2024年度第2四半期 決算説明会資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社IMAGICA GROUP
  • 主要事業分野: 映像コンテンツ、映像制作技術サービス、映像システムなど
  • 代表者名: 長瀬 俊二郎（代表取締役社長 社長執行役員）
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年11月13日
• 説明者:
  • 森田 正和（取締役専務執行役員）: 2024年度第2四半期決算総括と通期業績予想の修正について説明
  • 長瀬 俊二郎（代表取締役社長 社長執行役員）: 事業ポートフォリオ変革の取り組みについて説明
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2024年度（2025年3月期）上期
• セグメント:
  • 映像コンテンツ: TV向けCM制作、アニメ制作、出版事業など
  • 映像制作技術サービス(国内): 映画編集サービス、デジタルシネマ向けサービス、ゲーム関連事業など
  • 映像制作技術サービス(海外): ローカライズ、TV向けポストプロダクションサービスなど
  • 映像システム: ハイスピードカメラ、放送映像システムなど

業績サマリー

• 主要指標 (百万円):
  • 営業収益: 42,719 (前年同期比▲8.5%)
  • 営業利益: 421 (前年同期比▲1,389)
  • 経常利益: 800 (前年同期比▲2,400)
  • 純利益: 900 (前年同期比▲2,900)
  • 1株当たり利益: 20.36円 (前年同期比▲65.61円)
• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は、営業利益が当初予想を大きく下回った。
• セグメント別状況:
  • 映像コンテンツセグメントは好調。
  • 映像制作技術サービス(国内)セグメントは好調。
  • 映像制作技術サービス(海外)セグメントは苦戦。
  • 映像システムセグメントは減収。

業績の背景分析

• 業績概要: 国内事業は好調だが、海外事業の苦戦により連結では減収減益となった。特に海外事業の営業赤字の影響が大きい。
• 増減要因:
  • 売上高減少: 海外事業の減収、連結子会社売却、前年度の大型作品計上の反動
  • 営業利益減少: 海外事業の減収、費用増加、為替影響
• 競争環境: 市場シェア、競争優位性の変化、競合他社との比較については言及なし。
• リスク要因: 為替変動、規制変更、サプライチェーン問題、ハリウッドストライキなど

戦略と施策

• 現在の戦略: 事業ポートフォリオ変革、収益性向上、IP収益の拡大、海外事業の再編など
• 進行中の施策:
  • 人員整理(海外E2E事業): 2024年6月と10月に計160名の人員整理を実施。
  • コスト削減: 原価・販売管理費の合理化、人員整理など
  • 事業再編: イマジカデジタルスケープ社の事業再編、M&A、業務提携など
• セグメント別施策: 各セグメントにおける特定施策とその成果については、資料に詳細な記述がないため不明。

将来予測と見通し

• 業績予想 (百万円):
  • 売上高: 96,000 (前期比▲2,000、前年比▲3,684)
  • 営業利益: 1,200 (前期比▲2,500、前年比▲2,724)
  • 純利益: 900 (前期比▲2,900、前年比▲3,273)
• 中長期計画: 中期経営計画の進捗状況と目標達成の可能性については言及なし。
• マクロ経済の影響: 為替変動、需要動向など

配当と株主還元

• 配当方針: 安定配当の方針を継続。1株当たり配当金は15.0円を維持。
• 配当実績: 中間配当、期末配当、年間配当の比較については言及なし。

製品やサービス

• サービス: 映像コンテンツ制作、映像制作技術サービス、映像システム、アニメーション制作など
• 協業・提携: 英国US社との業務提携

重要な注記

• リスク要因: 海外事業の悪化、市場環境の変化など

まとめ

IMAGICA GROUPは、2024年度上期は国内事業の好調にもかかわらず、海外事業の減収減益により連結で減収減益となりました。通期業績予想も下方修正されましたが、安定配当の方針は維持されています。今後の成長戦略として、事業ポートフォリオの変革、コスト削減、収益性の改善に注力していく方針です。 特に海外E2E事業とTV向けポストプロダクションサービス事業については、2024年度中に変革を実施し、2025年度からの収益性改善を目指しています。

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