2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 日清オイリオグループ株式会社
- 主要事業分野: 油脂・油糧、加工油脂、加工食品・素材、ファインケミカル
- 代表者名: 久野 貴久
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月12日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日(2025年3月期)
- セグメント:
- 油脂事業: ホームユース(食用油)、業務用食用油、加工用油脂、油粕、パーム加工品、チョコレート用油脂、マーガリン、ショートニング
- 加工食品・素材事業: チョコレート関連製品、ホームユース(ドレッシング)、ウェルネス食品(MCT、高エネルギー食品、高齢者・介護食品)、MCT、レシチン、トコフェロール、食品大豆、大豆たん白
- ファインケミカル事業: 化粧品・トイレタリー原料、化学品、植物性工業油、洗剤、殺菌洗浄剤、界面活性剤
- その他: 情報システム、販売促進、スポーツ施設経営、損害保険代理、不動産賃貸
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 33,716,257株 (2025年3月期期末)
- 時価総額: – (記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:–(記載なし、ただし決算短信は提出済み)
- 株主総会: 2025年6月24日 (定時株主総会開催予定日)
- IRイベント: 2025年5月16日(金)にアナリスト・機関投資家向け決算説明会を実施予定。
財務指標
- 財務諸表(要点):
- 貸借対照表: 総資産は3,882億42百万円 (前連結会計年度比 △51億40百万円減少)。負債合計は1,901億56百万円 (前連結会計年度比 △106億64百万円減少)。純資産合計は1,980億86百万円 (前連結会計年度比 △55億23百万円増加)。
- 損益計算書: 売上高 5,308億78百万円 (対前期比 103.4%)。営業利益 192億78百万円 (対前期比 92.5%)。経常利益 180億89百万円 (対前期比 90.3%)。親会社株主に帰属する当期純利益 128億50百万円 (対前期比 84.8%)。
- キャッシュフロー:
- 営業活動によるCF: 211億66百万円 (収入)
- 投資活動によるCF: 95億90百万円 (支出)
- 財務活動によるCF: 138億85百万円 (支出)
- 現金及び現金同等物期末残高: 144億20百万円 (前連結会計年度末比 △20億63百万円減少)
- 収益性:
- 売上高: 5,308億78百万円 (前期比 +3.4%)
- 営業利益: 192億78百万円 (前期比 -7.5%)
- 経常利益: 180億89百万円 (前期比 -9.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 128億50百万円 (前期比 -15.2%)
- 1株当たり利益 (EPS): 396.41円 (前連結会計年度 467.37円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 48.2% (前連結会計年度 46.4%)
- 効率性:
- ROA: — (記載なし)
- ROE: 7.0% (前期 8.8%)
- ROIC: 4.6% (前期 5.1%)
- セグメント別:
- 油脂事業: 売上高 4,289億62百万円 (前期比 +1.7%)、営業利益 132億70百万円 (前期比 -30.1%)。
- 加工食品・素材事業: 売上高 787億8百万円 (前期比 +12.2%)、営業利益 47億74百万円 (前期比 +382.0%)。
- ファインケミカル事業: 売上高 208億30百万円 (前期比 +10.3%)、営業利益 17億71百万円 (前期比 +46.6%)。
- 財務の解説:
- 当連結会計年度は、世界経済は緩やかな回復局面であったが、個人消費の冷え込みや地政学リスク等による長期化するリスクが懸念される状況。
- 当社グループは「中期経営計画 Value Up+」に基づき、CSV活動や成長ドライバーとしてCSV目標を掲げ、成長路線を加速。
- 円安によるインバウンド需要増加や国内人流回復はあったものの、原料価格上昇や物流費高騰、オリーブオイルの原価上昇等により、油脂事業は減収減益となった。
- 加工食品・素材事業およびファインケミカル事業は、旺盛な需要や価格改定等により増収増益となった。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期: 期末配当 90.00円 (中間配当 90.00円) → 年間 180.00円
- 2026年3月期 (予想): 年間配当 180.00円 (中間配当 90.00円、期末配当 90.00円)
- 特別配当の有無: — (記載なし)
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 油脂事業: 売上高は微増となったものの、原料価格や物流費の上昇、オリーブオイルの原価上昇等により営業利益は減少。
- 加工食品・素材事業: 適正な価格での販売、インバウンド需要の回復等により、増収増益。
- ファインケミカル事業: 化粧品原料の販売好調等により、増収増益。
- セグメント戦略:CSV目標を成長ドライバーとし、グローバルトップレベルの油脂ソリューション企業への飛躍を目指す。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 中期経営計画「Value Up+」 (2021年度-2024年度) に取り組む。2025年度より始まる新中期経営計画「Value UpX」 (2025年度-2028年度) では、ROE8.0%以上、ROIC6.0%以上を経営目標としている。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: — (記載なし)
- 市場動向:
- 世界経済はインフレ、地政学リスク等により不安定な状況。
- 原材料 (大豆、菜種、パーム油等) は、旺盛な油脂需要、サプライチェーンの混乱、天候不順等による価格高騰が懸念される。
- 国内市場では、物価上昇による個人消費の減速リスクが懸念される。
- 当社は「植物のチカラ」を原点としたCSV戦略を推進。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期 通期予想: 売上高 5,500億円、営業利益 210億円、経常利益 195億円、親会社株主に帰属する当期純利益 275億円 (特別利益約231億円計上予定のため、一時的な特損益等を除いた親会社株主に帰属する当期純利益は130億円の予想)。
- リスク要因:
- 世界経済の不透明感、貿易摩擦、地政学リスク。
- 原材料価格、物流費、エネルギー費の高騰。
- 為替変動 (円安ドル高)。
- 公正取引委員会によるごま油販売に関する調査。
重要な注記
- 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。連結会社間での子会社株式等の売却損益の税務上の繰延べに関する取扱いの見直しに関連する改正を適用。いずれも連結財務諸表への影響はない。
- その他:
- 2025年3月21日付で、神奈川県横浜市にある固定資産(土地)を約231億円で譲渡することを決議。譲渡益は約231億円で、2026年3月期第1四半期連結決算において特別利益として計上予定。
- 同日、横浜磯子事業場の用地拡大のため、株式会社東芝より固定資産(土地)を取得することを決議。取得価額は公表を差し控えるが、連結純資産の30%未満。
本サマリーは、提供された決算短信の情報を基に作成されたものであり、投資判断の全てを網羅するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2602 |
企業名 | 日清オイリオグループ |
URL | http://www.nisshin-oillio.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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