2025年3月期 決算説明資料

基本情報

  • セグメント:
    • 日本
    • 北米
    • 中国
    • その他

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 営業収益: 66,410百万円 (前年同期比 +16.0%)
    • 営業利益: 2,983百万円 (前年同期比 +18.2%)
    • 経常利益: 3,214百万円 (前年同期比 +12.9%)
    • 純利益: 2,236百万円 (前年同期比 +16.7%)
  • セグメント別状況:
    • 日本: 売上高 57,910百万円、営業損益 3,129百万円、経常利益 3,233百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 2,275百万円。半導体製造装置業界向けの販売が好調で、アルミニウムの比率が高い。
    • 北米: 売上高 5,099百万円、営業損益 △285百万円、経常利益 △184百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 △179百万円。設備投資停滞等による景気低迷により経常損失。住宅建設関係がメインのためステンレスの比率が高い。
    • 中国: 売上高 1,753百万円、営業損益 △13百万円、経常利益 13百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 16百万円。売上高・営業利益の増加等、業績が改善。半導体製造装置業界向けの販売がメインのためアルミニウム比率が高い。
    • その他: 売上高 1,647百万円、営業損益 153百万円、経常利益 152百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 124百万円。タイが好調に推移し、経常利益が増益。金型・自動車業界向けの伸銅が大きな比率を占める。

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 売上高は、施策の着実な実施によるシェア拡大、商品単価の上昇、生成AI関連および中国向け需要拡大による半導体製造装置業界向けの販売量増加により、前年同期比16.0%増収。
    • 売上総利益は、売上高増加に加え、原材料市況の影響による棚卸資産影響額差益の増加等により、前年同期比14.1%増益。
    • 経常利益は、営業外収益の減少など減益要因はあったものの、営業利益の増加により前年同期比12.9%増益。
  • 増減要因:
    • 売上高増加の要因は、販売数量増加に加え、商品単価上昇。標準在庫品・特注品ともに増加。
    • 経常利益増加の要因は、白銅個別の標準在庫品・特注品の販売量増加、売上高・棚卸資産影響額差益増加。
  • 競争環境:
    • 半導体・FPD製造装置、自動車・自動二輪車、航空・宇宙関連業界向けの売上高構成比率が増加。
    • その他の業界では、一部売上高構成比率が減少しているものもあるが、通期では全業界で増加。
  • リスク要因:
    • 直近の金利上昇、為替相場の変動により、半導体製造装置業界の先行きは不透明。
    • 原材料市況は足元で激しく変動しており、為替相場と併せて注視が必要。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 重点戦略として、①白銅ネットサービスの進化による顧客基盤の強化・拡大と利益率の向上、②成長領域の拡大(半導体、自動車、航空・宇宙)、③海外事業の拡大を推進。
  • 進行中の施策:
    • 白銅ネットサービス: 画面リニューアルと新機能追加、使いやすさ改善、図面加工品の見積・注文機能強化を実施。ご利用企業数約14,900社、登録ユーザー数約30,000名(2025年3月末時点)。
    • 成長領域の拡大:
    • 半導体領域: 専門部署による業界の集約、業界ナレッジの蓄積。売上高比率 39.4%。
    • 自動車領域: 新規顧客獲得、金属3Dプリンターを契機とした販路拡大。売上高比率 5.7%。
    • 航空・宇宙領域: 海外材輸入機能強化、WCAS社との連携。売上高比率 5.2%。
    • 海外事業の拡大:
    • ECパッケージの活用(中国・米国、ベトナム、タイ)、ECパッケージによる販売拡大。
    • 米国での薄板・厚板の切断加工品販売、丸棒切断販売事業拡大。韓国・台湾・インド・フィリピン等での航空・宇宙規格材料販売拡大。

将来予測と見通し

  • 業績予想 (2026年3月期):
    • 売上高: 75,800百万円 (対前連結会計年度増減率 +14.2%)
    • 営業利益: 3,230百万円 (対前連結会計年度増減率 +8.5%)
    • 経常利益: 3,500百万円 (対前連結会計年度増減率 +9.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,350百万円 (対前連結会計年度増減率 +5.4%)
    • 根拠: 半導体製造装置業界の回復遅延等により不安定な外部環境ではあるが、各種施策によるシェア拡大等により増収増益を見込む。2025年6月からの材料メーカーおよび自社の価格改定を販売単価上昇要因として算入。
    • ※原材料市況の予測は直近の不安定な状況を鑑み、予想数値には織り込んでいない。
  • マクロ経済の影響:
    • 生成AI向けおよび中国の半導体用設備投資需要の拡大は一部回復の動きが見られたが、メモリ需要などの低迷により本格的な回復には至っていない。
    • 原材料市況は足元で激しく変動しており、為替相場と併せて注視が必要。

配当と株主還元

  • 配当方針:
    • 通期配当性向45%以上
    • 年間最低配当額80円
    • 原則、いずれか高い金額を配当額とする。
  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期: 年間配当 89円(中間配当 40円、期末配当 49円)
    • 2026年3月期: 年間配当予想 94円(中間配当 46円、期末配当 48円)

製品やサービス

  • 製品:
    • 標準在庫品: 約5,500アイテム
    • 他社在庫品(取寄せ): 約150,000アイテム
    • ECO商品: 販売拡大を推進。
  • サービス:
    • 白銅ネットサービス: 24時間、365日、お見積り・ご注文が可能。画面リニューアル、新機能追加、使いやすさ改善、図面加工品の見積・注文機能強化。
  • 協業・提携:
    • WCAS社と連携し、海外メーカー製航空宇宙規格材の輸入機能を強化。
    • 公益社団法人アルミニウム協会との連携。
    • 日本半導体製造装置協会との連携。
    • 日本工作機械工業会との連携。
    • その他、各種学校との連携(スーパーミニマムチャレンジ、コマ大戦)。
    • 下町ボブスレープロジェクトへの材料提供。

重要な注記

  • リスク要因:
    • 世界経済・競業状況等に関わるリスクや不安定要因により、実際の業績が記載の数値と大幅に異なる可能性。
  • その他:
    • LINE、Facebookの公式アカウントで情報発信。
    • 「インターナルカーボンプライシング」を2025年4月より導入。
    • サステナビリティ経営の取り組みを推進(CO2排出量削減、製造効率改善、グリーン調達、人権尊重、地域貢献、従業員満足度向上、ダイバーシティ推進、健康経営など)。
    • 白銅ファーム(障がい者就労促進)、スーパーミニマムチャレンジ、コマ大戦、下町ボブスレーへの協賛など、社会貢献活動を実施。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7637
企業名 白銅
URL http://www.hakudo.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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