2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業名: 日本化学工業株式会社
  • 主要事業分野: 化学品事業、機能品事業、賃貸事業
  • 代表者名: 棚橋 洋太
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月14日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
  • セグメント:
    • 化学品事業: クロム製品、シリカ製品、燐製品等の化学品の製造・販売
    • 機能品事業: 電子セラミック材料、電池・電子デバイス材料、有機機能材料等の化学品の製造・販売
    • 賃貸事業: 不動産の賃貸、管理
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 8,922,775株 (2025年3月期期末)
    • 時価総額: — (開示情報なし)
  • 今後の予定:
    • 株主総会: 2025年6月26日
    • 配当支払開始予定日: 2025年6月27日
    • 決算説明会: 実施 (アナリスト向け)

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 総資産は75,105百万円、純資産は46,395百万円。前連結会計年度と比較して、総資産は減少、純資産は増加。自己資本比率は61.8%。
    • 損益計算書: 売上高は38,843百万円、営業利益は3,342百万円、経常利益は3,199百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,559百万円。
    • キャッシュフロー計算書:
    • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 6,367百万円
    • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △5,070百万円
    • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △2,419百万円
    • 現金及び現金同等物期末残高: 7,628百万円
  • 収益性:
    • 売上高: 38,843百万円(前期比 0.8%増)
    • 営業利益: 3,342百万円(前期比 47.6%増)
    • 経常利益: 3,199百万円(前期比 34.3%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,559百万円(前期比 60.9%増)
    • 1株当たり当期純利益: 290.62円
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 61.8% (前連結会計年度 58.9%)
    • 自己資本: 46,395百万円 (前連結会計年度 45,047百万円)
  • 効率性:
    • 営業利益率: 8.6% (前連結会計年度 5.9%)
    • 経常利益率: 8.2% (前連結会計年度 6.2%)
    • 総資産回転率: — (開示情報なし)
  • セグメント別:
    • 親会社株主に帰属する当期純利益への直接的な貢献度は、セグメント利益として開示されている。
  • 財務の解説:
    • 売上高は前期比微増となったものの、為替差損益や投資有価証券売却益などの特別利益、固定資産除却損や減損損失などの特別損失を精算した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅に増加した。
    • 営業活動によるキャッシュ・フローは、前期を上回る収入を確保。
    • 投資活動によりキャッシュ・フローは支出超過。
    • 財務活動によるキャッシュ・フローも支出超過となった。
    • 自己資本比率が改善し、財務安全性は向上。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 中間配当 35円、期末配当 46円、年間配当 70.00円
    • 2025年3月期: 中間配当 46円、期末配当 46円、年間配当 92.00円
    • 2026年3月期(予想): 年間配当 106円(中間配当53円、期末配当53円)
  • 特別配当の有無:
    • なし。
    • 2027年3月期までの中期経営計画期間の配当につきましては、総還元性向40%又はDOE(株主資本配当率)2%のいずれか高い方を配当の基準とする方針。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 化学品事業: 売上高 18,285百万円(前年同期比–; 報告セグメント純増減は不明)。セグメント利益 1,542百万円。
    • 機能品事業: 売上高 18,876百万円(前年同期比–) セグメント利益 1,213百万円。
    • 賃貸事業: 売上高 917百万円(前年同期比–) セグメント利益 545百万円。
    • その他: 売上高 763百万円、セグメント利益 31百万円。
  • セグメント戦略:
    • 化学品事業: めっき向けが好調に推移し、売上高は増加。
    • 機能品事業: ホスフィン誘導体は海外向け触媒が大幅に落ち込んだものの、量子ドット向け及び有機合成用触媒原料が大幅に伸びたことにより、売上高は大きく増加。
    • 書店事業については撤退。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 2027年3月期を最終年度とする中期経営計画において、「成長戦略の推進と新たな価値の創造」を方針とし、サステナビリティ経営を基本とした3つの重点施策(事業拡大と体質強化、グローバル化の推進、新たな価値の創造)により、安定的な収益基盤の構築と収益力の向上に取り組む。
    • 2026年3月期の連結決算見通しは、売上高390億円、営業利益14億円、経常利益14億円、親会社株主に帰属する当期純利益11億円。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 電子部品業界では、足元で需要回復の遅れが見られるものの、中長期的には継続的な成長が期待される。
    • 地政学変化に伴い、リスク分散と新市場探索の必要性が高まっている。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期の連結業績予想として、売上高39,000百万円、営業利益1,400百万円、経常利益1,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,100百万円を公表。
    • 売上高は前期並みを見込むが、人件費や原材料価格の上昇、棚卸資産評価損の減少効果の剥落、コバルト市況価格の変動等により、利益は減少する見込み。
  • リスク要因:
    • 人件費や原材料価格の上昇
    • コバルト市況価格の変動と販売価格への転嫁にタイムラグ
    • 米国の関税措置による影響(現時点では織り込み済み)

重要な注記

  • 会計方針:
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
    • 連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正を適用。
  • その他:
    • 連結子会社JCI USA Inc. の四半期連結決算日を12月31日から変更し、より適切な連結財務諸表の開示を行うため、2024年1月1日から2025年3月31日までの15ヶ月分を連結。
    • 役員の異動(新任取締役候補、退任予定取締役)について記載あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4092
企業名 日本化学工業
URL http://www.nippon-chem.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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