2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: サンケン電気株式会社
    • 主要事業分野: 半導体デバイス事業
    • 代表者名: 代表取締役社長CEO 高橋 広
    • その他: IR担当 濵田 卓也
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月14日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日 (2025年3月期)
  • セグメント:
    • 半導体デバイス事業の単一セグメント
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 25,098,060株 (2025年3月期期末)
    • 時価総額: — (記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日: 2025年6月27日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 総資産は2,590億67百万円(前期比1,245億24百万円減)。純資産は1,479億28百万円(前期比506億90百万円減)。
    • 損益計算書: 売上高は1,216億19百万円(前期比48.3%減)。営業損失37億88百万円(前期は営業利益195億39百万円)。経常損失142億76百万円(前期は経常利益182億46百万円)。親会社株主に帰属する当期純利益は509億34百万円(前期は当期純損失81億12百万円)。
    • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは▲97億6百万円(前期比252億34百万円の収入減)。投資活動によるキャッシュ・フローは980億51百万円(前期比1,871億62百万円の収入増)。財務活動によるキャッシュ・フローは▲478億91百万円(前期比991億67百万円の支出増)。期末現金及び現金同等物は607億44百万円(前期比126億28百万円増)。
  • 収益性:
    • 売上高: 121,619百万円 (前期比 △48.3%)
    • 営業利益: △3,788百万円 (前期比 — )
    • 経常利益: △14,276百万円 (前期比 — )
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 50,934百万円 (前期比 — )
    • 1株当たり当期純利益: 2,119.53円 (前期 △335.99円)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 56.9% (前期 31.1%)
    • その他: 時価ベースの自己資本比率は60.1%(前期 42.2%)。
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: △3.1% (前期 8.3%)
  • セグメント別:
    • 単一セグメントのため、個別集計なし。
  • 財務の解説:
    • 2025年3月期は、2024年中期経営計画の初年度であり、能登半島地震による損失からの立て直し期間と位置づけられた。
    • 連結子会社であったAllegro MicroSystems, Inc.株式の一部売却(2024年8月)およびPolar Semiconductor, LLCへの第三者割当増資(2024年9月)を実行。これにより、アレグロは持分法適用関連会社となり、PSLは間接出資に切り替わった。これらのコーポレートアクションにより、連結対象から除外された影響で売上高が大幅に減少した。
    • 市場別では、自動車向け売上高が60.7%減、産機、民生他が61.0%減となった。地域別では、北米・中南米が77.2%減、欧州が78.7%減と大幅な減少となった。
    • 製品別では、パワーデバイスが51.4%減、センサー他が80.1%減となった。
    • 棚卸資産、有形固定資産、無形固定資産の減少により、資産合計は減少した。
    • 営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなった主な要因は棚卸資産の増加。
    • 投資活動によるキャッシュ・フローがプラスとなった主な要因は投資有価証券の売却。
    • 財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなった主な要因は、前年度の長期借入れによる収入、当年度での短期借入金・コマーシャル・ペーパーの減少。
    • 自己株式の取得(上限600万株、300億円)を実施。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 年間15.00円
    • 2025年3月期: 年間0.00円
    • 2026年3月期(予想): 年間0.00円
  • 特別配当の有無: なし。
    • (注)2026年3月期は、スイッチング電源製品事業からの撤退、後工程の生産再編等による一時費用発生、および当期純損失の計上予想により無配を予定。2027年3月期の復配については、収益性改善の見通しに応じて検討。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 半導体デバイス事業の単一セグメントのため、詳細なセグメント別情報はなし。
  • セグメント戦略:
    • 2024年中期経営計画では、収益性改善を最優先課題とし、新製品売上高比率向上、既存製品の適正売価条件獲得、原価改善を推進。
    • 独自のGaNエピタキシャル技術を持つパウデック株式会社を2025年4月1日付で取得し、GaNパワーデバイス市場での競争優位性強化を目指す(2025年10月1日付で吸収合併予定)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 2024年3月期は2024年中期経営計画の初年度であり、立て直し期間と位置づけられた。
    • 2025年3月期を経て、今後の3ヶ年を本格的な成長実現フェーズと位置づけている。
    • CxO体制(チーフオフィサー制)を導入し、責任区分と役割を明確化。
    • DX戦略とESG経営の推進による企業価値向上を図る。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: — (記載なし)
  • 市場動向:
    • 高インフレ、地政学リスク、米政権による相互関税、中国経済の停滞、産機市場での投資抑制など、不透明な状況が継続。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年3月期):
    • 連結売上高: 892億円
    • 連結営業利益: 4億円
    • 連結経常損失: 12億円
    • 親会社株主に帰属する当期純損失: 44億円
    • (想定為替レート: $1 = 145円)
  • リスク要因:
    • 世界経済の動向
    • 新製品の展開及びその成否
    • 時価会計による影響
    • 地政学リスク、為替変動、原材料価格、規制環境など (上記市場動向参照)

重要な注記

  • 会計方針:
    • 2022年改正「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」および「税効果会計に係る会計基準の適用指針」を適用。
    • 連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の取扱いの見直しに関連する改正を適用。
  • その他:
    • 2025年4月1日付で株式会社パウデックの株式取得を完了。
    • 連結子会社である石川サンケン株式会社において、希望退職者の募集を実施(2025年5月31日時点で約200名)。これに伴い、特別割増退職金等として約22億円の特別損失を2025年度連結決算で計上予定。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6707
企業名 サンケン電気
URL http://www.sanken-ele.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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