2025年3月期 決算短信[日本基準](連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 日本興業株式会社
- 主要事業分野: コンクリート二次製品の製造・販売(土木資材、景観資材、エクステリア)
- 代表者名: 代表取締役社長 社長執行役員 山口 芳美
- 報告概要:
- 提出日: 2025年4月28日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
- セグメント:
- 土木資材事業: 社会インフラ整備に使途。ボックスカルバート、重圧管、暗渠製品、擁壁、側溝、河川・護岸製品などの製造・販売。
- 景観資材事業: 駅前や公園、商業施設の整備・再開発事業向け。舗装材、縁石、階段ブロック、擬石製品などの製造・販売。
- エクステリア事業: 個人住宅向け。立水栓、化粧ブロック、門柱などの住宅外構製品の製造・販売。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 3,064,200株
- 時価総額: IR資料からは算出不可
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年4月28日(今回)
- 株主総会: 2025年6月20日(予定)
- IRイベント: 決算説明会開催(予定:有)
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表: 総資産は16,209百万円、純資産は7,913百万円。自己資本比率は48.8%。
- 損益計算書: 売上高は14,746百万円、営業利益は594百万円、経常利益は640百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は393百万円。
- キャッシュフロー: 営業活動によるキャッシュ・フローは665百万円、投資活動によるキャッシュ・フローは△310百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは△426百万円。現金及び現金同等物期末残高は1,454百万円。
- 収益性:
- 売上高: 14,746百万円(前年比7.8%増)
- 営業利益: 594百万円(前年比43.5%増)
- 経常利益: 640百万円(前年比38.0%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 393百万円(前年比33.4%増)
- 1株当たり当期純利益: 135.70円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 48.8%(前年49.0%)
- 自己資本: 7,913百万円(前年7,660百万円)
- 効率性:
- 総資産回転率: IR資料からは算出不可
- 売上高営業利益率: 4.0%(前年3.0%)
- セグメント別: profit contribution
- 土木資材事業: 売上高 10,292百万円、利益 485百万円。
- 景観資材事業: 売上高 3,553百万円、利益 105百万円。
- エクステリア事業: 売上高 900百万円、利益 3百万円。
- 財務の解説:
- 売上高は、公共事業の堅調さや民間建設投資の増加を背景に、土木資材事業および景観資材事業での大型物件工事の進捗により前期比7.8%増加しました。
- 利益面では、増収に加え、原材料価格高騰分の販売価格への転嫁が奏功し、大幅な増加となりました。
- 自己資本比率は微減しましたが、依然として安定した水準を維持しています。
配当
- 配当実績と予想:
- 期末配当: 40円(実質)
- 次期予想配当: 年間45円(中間配当と合わせて)
- 特別配当の有無: なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 土木資材事業: 国や地方の重点施策への対策強化、生産性向上への提案、低炭素型コンクリート「Necoコンクリート®」の売上増が寄与し、売上高は前期比7.0%増、利益は前期比15.3%増となりました。
- 景観資材事業: 首都圏や関西圏での大型開発物件の受注、 JR高松駅周辺の再開発エリアにおける整備工事などが進捗し、売上高は前期比15.1%増、利益は黒字転換(前期は損失)となりました。
- エクステリア事業: 新製品投入やSNS戦略に注力しましたが、主力の立水栓などに伸び悩み、売上高は前期比7.0%減、利益は前期比88.4%減となりました。
- セグメント戦略:
- 各セグメントでの製品開発、新規事業領域の拡大、エリア戦略の推進、生産効率向上によるコスト低減、原材料価格高騰分の適正な販売価格への転嫁、ESG経営の推進、人的資本活性化、資本コストを意識した経営の実現に取り組んでいます。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「Nikko Revolution Towards 2033」に基づき、「美しく豊かな環境作りを通じてサステナビリティ実現に貢献する日本興業グループ」を基本方針に掲げ、2025年度から2027年度の3か年を第1フェーズとした経営計画の実現に向け、収益力向上と成果の適正配分の両立、サステナビリティへの取組み強化、人的資本活性化、経営基盤強化を進めています。今回の決算は、この計画に沿った進捗を示していると考えられます。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: IR資料からは競合他社との比較に関する情報は得られません。
- 市場動向:
- 国内経済は緩やかな回復基調ですが、不透明感も残ります。
- 建設業界は、「国土強靭化」や「防災・減災」、「流域治水」などの重点テーマにより、官需・民需ともに堅調な推移が予想されます。
- サステナビリティへの関心の高まりから、低炭素型コンクリートなどの環境配慮型製品への需要増加が期待されます。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想: 売上高 14,800百万円、営業利益 610百万円、経常利益 650百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 420百万円
- 現状(2025年3月期)の業績は、予想を上回る結果となりました。
- リスク要因:
- 国際経済への影響(米中通商政策など)
- 原材料価格やエネルギー価格の高騰の持続
- 生産設備の老朽化による問題の顕在化
重要な注記
- 会計方針:
- 2022年改正会計基準「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」を適用。当連結会計年度の期首から適用し、連結財務諸表への影響はありません。
- その他:
- 決算短信は監査対象外。
- 業績予想の適切な利用に関する説明として、入手可能な情報に基づいた判断であり、不確定要素が含まれるため実際の業績と異なる可能性がある旨記載あり。
- 積水樹脂株式会社との連携強化。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5279 |
企業名 | 日本興業 |
URL | http://www.nihon-kogyo.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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