2024年3月期 決算短信[日本基準](連結)
基本情報
- 企業名: 日本興業株式会社
- 主要事業分野: コンクリート二次製品の製造・販売(土木資材事業、景観資材事業、エクステリア事業)
- 代表者名: 代表取締役会長兼社長 多田 綾夫
- 問合せ先責任者: 執行役員総務人事部 広報・IR室長兼総務担当次長 朝井 正哉 (TEL: 087-894-8130)
- 上場取引所: 東証
- 提出日: 2024年4月30日
- 対象会計期間: 2023年4月1日 ~ 2024年3月31日
財務指標
1. 連結経営成績
項目 | 2024年3月期 | 前期比 (%) | 2023年3月期 | 前期比 (%) |
---|---|---|---|---|
売上高 | 13,673百万円 | 20.6 | 11,336百万円 | △3.7 |
営業利益 | 414百万円 | 47.6 | 280百万円 | △22.9 |
経常利益 | 464百万円 | 43.3 | 323百万円 | △22.9 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 295百万円 | 48.6 | 198百万円 | △27.3 |
- 1株当たり当期純利益: 101.93円
- 1株当たり純資産: 2,645.66円
- 自己資本比率: 49.0% (前期 48.0%)
2. 連結財政状態
- 総資産: 15,618百万円 (前期 15,207百万円)
- 純資産: 7,660百万円 (前期 7,484百万円)
3. 連結キャッシュ・フローの状況
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 1,255百万円 (前期 224百万円)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △426百万円 (前期 △735百万円)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △816百万円 (前期 581百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高: 1,454百万円 (前期 1,442百万円)
4. 財務の解説
新型コロナウイルス感染症の緩和、経済活動の正常化が進んだものの、国際情勢や円安を背景とした原材料価格やエネルギーコストの高騰、不安定な状況が続いた。
建設業界では、公共事業は「国土強靭化」等を背景に好調、民間建設投資は底堅く推移した。
このような状況下、同社グループは、販売部門でのプレキャスト化提案、開発・設計部門でのデジタル技術活用、高付加価値・特注物件受注に注力。生産部門では、原材料・エネルギーコスト高騰対策として生産性向上、原価低減に取り組んだ。
地域戦略として、東日本地区での土木資材製品拡販、葉月工業との連携、「スリットウォール工法」の事業譲受、脱炭素化への取り組み(サステナビリティ推進室設置)などを推進。
これらの結果、売上高は136億73百万円(前期比20.6%増)となった。
利益面では、増収、高付加価値製品の拡販、販売価格の適正化等により、営業利益は4億14百万円(前期比47.6%増)、経常利益は4億64百万円(前期比43.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2億95百万円(前期比48.6%増)となった。
配当
区分 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期(予想) |
---|---|---|---|
期末配当 | 30.00円 | 25.00円 | 30.00円 |
年間配当 | 30.00円 | 25.00円 | 30.00円 |
配当性向(連結) | 29.4% | 36.4% | 29.0% |
配当率(連結) | 1.1% | 1.0% | — |
- 特別配当の有無: 記載なし。
セグメント別情報
区分 | 売上高 (前期) | 売上高 (当期) | 売上高 前期比増減 (%) | 利益(営業利益)(前期) | 利益(営業利益)(当期) | 利益貢献度 |
---|---|---|---|---|---|---|
土木資材事業 | 7,300百万円 | 9,617百万円 | 31.7 | 205百万円 | 421百万円 | 70.3% |
景観資材事業 | 2,972百万円 | 3,087百万円 | 3.8 | 47百万円 | △36百万円 | 22.6% |
エクステリア事業 | 1,062百万円 | 968百万円 | △8.8 | 27百万円 | 29百万円 | 7.1% |
合計 | 11,336百万円 | 13,673百万円 | 20.6 | 280百万円 | 414百万円 | 100.0% |
- セグメント別状況:
- 土木資材事業: 主力のボックスカルバートや側溝などが堅調。関西地区での港湾関連製品、高耐久性埋設型枠などが伸長。葉月工業の連結化により売上大幅増。
- 景観資材事業: 大型物件受注、特注ベンチなどが伸長。
- エクステリア事業: 立水栓、ガーデン関連製品の伸び悩み、その他製品も振るわず、売上減。
- セグメント戦略: (上記「財務の解説」参照)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「収益性向上」、「サステナビリティ取組み加速化」、「人的資本活性化」を基本戦略とし、具体的な施策を推進。
- 進捗状況: 株主還元充実、ROE・PBR向上、企業価値向上に向けた取り組みを記述。企業提携(積水樹脂株式会社)によるシナジー効果も期待。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 記載なし。
- 市場動向:
- 建設業界:公共事業は堅調、民間建設投資は底堅い。
- 脱炭素化、サステナビリティが経営課題として重要視。
今後の見通し
- 業績予想:
- 売上高: 13,700百万円 (前期比 0.2%増)
- 営業利益: 430百万円 (前期比 3.8%増)
- 経常利益: 470百万円 (前期比 1.2%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 300百万円 (前期比 1.6%増)
- リスク要因:
- 不安定な国際情勢、円安の持続による原材料価格・エネルギー価格の高騰。
- 将来の見通しは不確定要素を含み、実際の業績は予想と異なる場合がある。
重要な注記
- 会計方針: 「日本基準」で連結財務諸表を作成。IFRS適用については、同業他社の動向を踏まえ対応。
- 企業結合: 2024年2月26日付で連結子会社である葉月工業株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化。
- その他: 記載なし。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5279 |
企業名 | 日本興業 |
URL | http://www.nihon-kogyo.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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