2025年3月期 決算短信補足説明資料

基本情報

  • 企業名: ニチモウ株式会社
  • 主要事業分野: 水産物・水産関連事業、食品事業、海洋事業、機械事業、資材事業など
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月9日
    • 対象会計期間: 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)
  • セグメント:
    • 食品事業: 鮮凍水産物(カニ、ホタテ、北方凍魚)、加工食品、すり身
    • 海洋事業: 養殖部門(養殖用機資材、餌料)、漁網・漁具資材部門、船舶・機械部門
    • 機械事業: 国内外の生産設備、機械器具
    • 資材事業: 化成品(樹脂フィルム、包装資材)、農畜資材(農業用資材、肥料)
    • その他: 不動産賃貸業など
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 2025年5月27日以降に「2025年3月期決算・第140期中期経営計画説明会」のアーカイブ動画配信予定。

財務指標

  • 財務諸表:
    • 損益計算書:
    • 売上高: 133,900百万円(前期比+4.8%)、過去最高を更新。
    • 営業利益: 3,002百万円(前期比+48.6%)。
    • 経常利益: 3,601百万円(前期比+40.6%)。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,666百万円(前期比+13.5%)。
    • 貸借対照表:
    • 資産合計: 83,098百万円(前期末比+2,006百万円)。
    • 負債・純資産合計: 83,098百万円(前期末比+2,006百万円)。
    • 純資産: 30,229百万円(前期末比+1,880百万円)。
    • キャッシュフロー計算書:
    • 営業活動によるキャッシュフロー: △1,345百万円。
    • 投資活動によるキャッシュフロー: +1,980百万円。
    • フリーキャッシュフロー: △3,325百万円。
  • 収益性:
    • 売上総利益率、営業利益率ともに改善傾向。
  • 財務安全性:
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 2024年3月期 1.6% → 2025年3月期 2.2%
  • セグメント別:
    • 全主要4事業(食品、海洋、機械、資材)で増収増益を達成。
    • 特に機械事業が大型案件納入により業績を牽引。
  • 財務の解説:
    • 厳しい外部環境の中、主要4事業を中心に安定成長し、売上高は過去最高を更新。
    • 過去の不良資産を一掃し、営業利益は想定通りV字回復。
    • 財務体質の強化にむけ、キャッシュマネジメントを効率化。
    • 水産物の不安定な相場変動に備え、在庫確保のため営業キャッシュフローはマイナス。
    • サステナビリティローン等を活用した長期負債への切替を進める。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期: 期末配当52円(前期比+7円)、年間配当97円。配当性向30%以上。
    • 2026年3月期(計画): 年間配当100円(中間50円+期末50円)。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 食品事業: 売上高84,102百万円(+1,813百万円)、営業利益1,953百万円(+317百万円)。鮮凍水産物の販売が好調。
    • 海洋事業: 売上高22,377百万円(+563百万円)、営業利益755百万円(+251百万円)。養殖関連資材・餌料の販売が堅調。
    • 機械事業: 売上高15,618百万円(+3,359百万円)、営業利益1,456百万円(+489百万円)。大型案件の受注・納入が貢献。
    • 資材事業: 売上高9,043百万円(+537百万円)、営業利益382百万円(+32百万円)。原材料価格高騰の影響も、採算重視の営業活動で増収増益。
  • セグメント戦略:
    • 各事業において、市場ニーズに応じた商品・サービスの提供、効率化、採算管理を強化。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 「陸上養殖の事業化」「バイオマス漁網の実用化」は進捗に遅れが生じたが、他の項目は概ね計画通り or 今後投資を積極化。
    • 2026年3月期は新中期経営計画のスタートであり、事業ポートフォリオの再構築、成長領域への投資加速、収益基盤の強固化を図る。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • インバウンド需要は引き続き伸長し、個人消費への貢献が期待される。
    • 海水温上昇や不漁など、天然資源の変動リスクは継続。
    • 原材料価格の高騰は継続する可能性。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年3月期):
    • 売上高: 135,000百万円(前期比+0.8%)。
    • 営業利益: 3,300百万円(前期比+9.9%)。
    • 経常利益: 3,500百万円(前期比▲2.8%)。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,500百万円(前期比▲6.3%)。
    • 機械事業は前期大型案件の反動減を想定するが、全主要4事業で増収増益を想定。
  • リスク要因:
    • 海外(米国)の通商政策や経済情勢の不透明性。
    • 天然資源の動向。
    • 原材料価格の変動。

重要な注記

  • その他:
    • 本資料の業績見通し等は、現時点で入手可能な情報に基づき作成されたものであり、今後様々な要因により変動する可能性がある。
    • IRに関する問い合わせ先が記載されている。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8091
企業名 ニチモウ
URL http://www.nichimo.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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