2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 信越ポリマー株式会社
- 主要事業分野: 電子デバイス、精密成形品、住環境・生活資材など
- 代表者名: 出戸 利明 (代表取締役社長)
- 上場取引所: 東証
- URL: https://www.shinpoly.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年4月24日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
- セグメント:
- 電子デバイス事業: 自動車産業向け入力デバイス、延焼防止クッション、液晶接続用コネクターなど
- 精密成形品事業: 半導体関連容器、OA機器用部品、キャリアテープ、シリコーンゴム成形品など
- 住環境・生活資材事業: カラー製品、機能性コンパウンド、塩ビ管、キッチニスタ事業など
- その他: 上記以外の事業
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 82,623,376株
- 自己株式数: 2,180,585株 (2025年3月期末)
- 期中平均株式数: 80,610,890株 (2025年3月期)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年4月24日
- 株主総会: 2025年6月20日 (定時株主総会開催予定日)
- IRイベント: 2025年5月9日(金) アナリスト向け決算説明会開催予定
財務指標
- 財務諸表(要点):
- 貸借対照表: 総資産は152,988百万円、純資産は123,154百万円。自己資本比率は80.2%。
- 損益計算書: 売上高は110,582百万円、営業利益は13,271百万円、経常利益は13,218百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は9,430百万円。
- キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは16,013百万円のプラス。投資活動は10,979百万円のマイナス、財務活動は4,904百万円のマイナス。期末の現金及び現金同等物は42,736百万円。
- 収益性:
- 売上高: 110,582百万円 (前期比 5.9%増)
- 営業利益: 13,271百万円 (前期比 20.1%増)
- 経常利益: 13,218百万円 (前期比 14.6%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 9,430百万円 (前期比 8.7%増)
- 1株当たり当期純利益: 116.99円 (前期比 9.0%増)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 80.2%
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 12.0% (前期 10.6%)
- セグメント別: 利益貢献度については「セグメント別情報」を参照。
- 財務の解説:
- 世界経済のインフレ圧力緩和、米国の良好な雇用情勢、日本の輸出持ち直しなどを背景に、一部事業の回復や新規製品の拡販により増収増益となった。
- 特に精密成形品事業は、半導体関連容器やOA機器用部品、キャリアテープ、シリコーンゴム成形品などの堅調な需要に支えられ、売上・利益ともに大きく伸長した。
- 電子デバイス事業は、自動車産業の需要低迷やラップトップPC向けタッチパッドの低調などにより減収減益となったが、EVバッテリー向け延焼防止クッションの出荷開始は今後への期待感を示唆している。
- 住環境・生活資材事業は、一部製品の需要低迷や事業譲渡の影響で減収減益となった。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 年間配当 46.00円
- 2025年3月期: 年間配当 52.00円 (期末配当 27.00円)
- 1株当たり期末配当金は25円から27円に修正された。
- 2026年3月期配当予想は未定。
- 特別配当の有無: なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 電子デバイス事業:
- 売上高: 24,848百万円 (前期比 ▲2.6%減)
- 営業利益: 1,190百万円 (前期比 ▲42.6%減)
- 低調な自動車産業向け入力デバイスの需要やラップトップPC向けタッチパッドの低調が響いた。
- 精密成形品事業:
- 売上高: 56,024百万円 (前期比 17.7%増)
- 営業利益: 10,244百万円 (前期比 42.1%増)
- 半導体関連容器、OA機器用部品、キャリアテープ、シリコーンゴム成形品が堅調に推移。
- 住環境・生活資材事業:
- 売上高: 22,080百万円 (前期比 ▲8.7%減)
- 営業利益: 1,363百万円 (前期比 ▲0.8%減)
- 一部製品の需要低迷や事業譲渡の影響。
- その他:
- 売上高: 7,628百万円 (前期比 7.7%増)
- 営業利益: 473百万円 (前期比 21.6%増)
- 電子デバイス事業:
- セグメント戦略:
- 電子デバイス事業では、EVバッテリー向け延焼防止クッションの量産を開始。
- 精密成形品事業では、ALサーバー部品用キャリアテープの堅調さやメディカル用シリコーンゴム成形品の伸び。
- 住環境・生活資材事業では、効率化のための株式会社キッチニスタの吸収合併を決定。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画に関する具体的な記載はないが、各セグメントの動向や新規事業への取り組みは、事業成長に向けた活動と解釈できる。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 世界経済: インフレ圧力緩和、米国雇用情勢堅調、一方、欧州・中国の景気減速、地政学的リスクの高まり。
- 日本経済: 半導体需要堅調、企業の生産活動緩やかに回復、設備投資堅調。
- 関連産業: 自動車産業はEV販売減速も環境対応車は堅調。半導体産業はAI需要で高水準。
- 事業環境: 原材料価格や物流費の高騰が事業環境の不確実性を高めている。
今後の見通し
- 業績予想: 2026年3月期の連結業績予想は、現時点で合理的な算定が困難なため公表されていない。
- リスク要因:
- 世界経済の先行き不透明感(紛争、政策動向)。
- 日本経済におけるエネルギー・原材料価格高騰の懸念。
- 原材料価格や市況、需給変動の影響を受けやすい製品。
- 為替変動の影響を受ける外貨建て取引。
重要な注記
- 会計方針: 会計基準は日本基準を適用。IFRSについても検討。
- その他:
- 2025年3月期の期末配当予想を修正。
- 2026年3月期の配当予想は未定。
- 2026年3月期の連結業績予想も現時点では未定。
本資料は、提供された決算短信に基づき作成されたものであり、投資助言を目的とするものではありません。情報の正確性、完全性、最新性について保証するものではなく、また、本資料の利用によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いません。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7970 |
企業名 | 信越ポリマー |
URL | http://www.shinpoly.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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