2024年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: ポエック株式会社
- 主要事業分野: 環境・エネルギー事業、動力・重機等事業、防災・安全事業
- 代表者名: 代表取締役社長 松村 俊宏
- その他: URL: http://www.puequ.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2024年10月15日
- 対象会計期間: 2023年9月1日 ~ 2024年8月31日
- セグメント:
- 環境・エネルギー事業: 水処理及び環境改善を目的とした環境関連機器、エネルギー関連機器の製造・販売
- 動力・重機等事業: 船舶用機械、プラント関係機器、その他動力関係部品の製造・販売
- 防災・安全事業: 屋内・屋外消火栓、スプリンクラー消火設備用加圧送水装置の製造・販売
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 4,650,526株 (2024年8月末)
- その他: 自己株式数 1,220株 (2024年8月末)
- 今後の予定:
- 株主総会: 2024年11月28日
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表: 総資産は11,457百万円、純資産は4,220百万円。自己資本比率は36.8%。
- 損益計算書: 売上高8,371百万円、営業利益555百万円、経常利益566百万円、親会社株主に帰属する当期純利益301百万円。
- キャッシュフロー計算書: 営業活動によるCFは33百万円、投資活動によるCFは▲1,254百万円、財務活動によるCFは574百万円。
- 収益性:
- 売上高: 8,371百万円 (前期比18.7%増)
- 営業利益: 555百万円 (前期比37.7%増)
- 経常利益: 566百万円 (前期比34.9%増)
- 当期純利益 (親会社株主に帰属): 301百万円 (前期比13.8%増)
- 1株当たり利益: 65.30円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 36.8% (前期3,963百万円、40.5%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 6.6% (前期5.7%)
- セグメント別:
- 環境・エネルギー事業: 売上高4,419百万円 (前期比14.7%増)、セグメント利益233百万円 (前期比7.4%増)
- 動力・重機等事業: 売上高3,566百万円 (前期比29.5%増)、セグメント利益478百万円 (前期比70.2%増)
- 防災・安全事業: 売上高385百万円 (前期比13.5%減)、セグメント利益57百万円 (前期比192.3%増)
- 財務の解説:
- 全体として、取引先の旺盛な設備投資意欲を背景に受注量が増加し収益が拡大。特に動力・重機等事業が大型受注や新規営業チャネル開拓で成長を牽引。
- M&Aに係るコスト(約77百万円)を販売費及び一般管理費に計上したが、収益増加により吸収。
- 環境・エネルギー関連事業は、顧客の環境意識の高まりや脱炭素化の動きによる需要増が寄与。
- 一部の投資有価証券評価損(70百万円)を特別損失に計上したが、総じて利益は前年を上回った。
- 当期純利益は増加したものの、新規事業への投資や人材投資等による販売費及び一般管理費の増加により、売上高の伸び率に対する利益の伸び率はやや鈍化。
- 防災・安全事業は、設備機器需要の持ち直しが緩やかな中、共通経費の配賦方法によりセグメント利益は増加。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年8月期: 1株当たり53円 (普通配当43円 + 特別配当10円)
- 2024年8月期 (予想): 1株当たり70円
- 2025年8月期 (予想): 1株当たり — (※決算短信では「2025年8月期(予想)」として70円が記載されているが、これは「来期」の配当予想と解釈される。連結業績予想の表では53円となっているため、2024年8月期実績と2025年8月期予想が混在している可能性がある。ここでは「2024年8月期実績」と「2025年8月期予想」として記載する。)
- 2024年8月期 (実績): 53円
- 2025年8月期 (予想): 70円
- 特別配当の有無: 2023年8月期に特別配当10円を実施。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 環境・エネルギー事業:
- 売上高: 4,419百万円 (前期比14.7%増)。大型受注の反映、取引先の設備投資活況、新規取引先開拓、モータ修理事業の需要増、コーベックス社の業績一部取り込みが寄与。
- セグメント利益: 233百万円 (前期比7.4%増)。人材投資等による販管費増加で利益伸長率は鈍化。
- 動力・重機等事業:
- 売上高: 3,566百万円 (前期比29.5%増)。大型受注、新規営業チャネル開拓、生産量増加、単位当たり製造コスト低下が寄与。
- セグメント利益: 478百万円 (前期比70.2%増)。鋼材価格上昇への対応、コスト戦略、業務効率化が寄与。
- 防災・安全事業:
- 売上高: 385百万円 (前期比13.5%減)。設備機器需要の伸び悩みにより低調。
- セグメント利益: 57百万円 (前期比192.3%増)。経費以外の共通経費を売上高比で按分して計上した結果、本事業の経費が圧縮され利益が増加。
- 環境・エネルギー事業:
- セグメント戦略:
- 各セグメントともに、市場環境や需要動向を踏まえ、受注案件、製品ラインアップ、販路拡大、コスト戦略などを実施。
- 環境・エネルギー事業では、養殖設備機器やモータ修理事業の伸長。
- 動力・重機等事業では、大手メーカーとの安定した取引基盤を活かし、精密部品等の受託製造で成長。
- 防災・安全事業では、アイエススプリンクラー社との統合により、広範囲の販路を活用した収益増加を期待。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: — (詳細な中期経営計画に関する言及はなし)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: — (開示情報なし)
- 市場動向:
- 個人消費や設備投資は持ち直しの兆候がある一方、欧米の金利動向、中国の不動産市場停滞、世界的な物価上昇懸念など不透明感も継続。
- 環境・エネルギー関連事業は、脱炭素化の動き等で市場に追い風。
- 動力・重機等事業は、大手メーカーからの安定受注が強み。
- 防災・安全事業は、設備機器需要の回復が緩やか。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年8月期 (通期予想):
- 売上高: 10,500百万円 (前期比25.4%増)
- 営業利益: 1,000百万円 (前期比80.1%増)
- 経常利益: 1,000百万円 (前期比76.6%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 600百万円 (前期比98.7%増)
- 1株当たり当期純利益: 129.05円
- 2025年8月期 (通期予想):
- リスク要因:
- 欧米の金利動向、中国の不動産市場停滞、世界的な物価上昇懸念など、世界経済の不透明感。
- 当社グループの成長戦略に関連する人材投資等による販売費及び一般管理費の増加。
重要な注記
- 会計方針: 日本基準を適用。
- その他:
- 2024年10月11日、譲渡制限付株式報酬として新株式を発行することを決議。払込期日は2024年12月25日、発行株式数50,300株、発行価額1,188円。
- 2024年4月、コーベックス株式会社と2024年7月、アイエススプリンクラー株式会社を子会社化。これらの業績は2025年8月期より本格的に連結される。
- 決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外。
- 業績予想は現時点の入手可能な情報及び合理的と判断する前提に基づくものであり、実際の業績は様々な要因により変動する可能性あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9264 |
企業名 | ポエック |
URL | https://www.puequ.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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