2026年3月期第1四半期決算説明会

基本情報

  • セグメント:
    • 成長分野: アイス、ヨーグルト、菌体
    • 基幹分野 (中核・乳業基盤・転換): ビバレッジ、チーズ、栄養食品(育児用ミルク等)、クリニコ、牛乳、業務用食品(乳製品)、デザート、市乳(宅配)
    • 育成・その他分野 (育成・独自事業他・消去等): 健康食品(サプリメント)、PBF、ベトナム
    • 海外事業: 菌体、育児用ミルク、乳素材 (MILEI)

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 営業収益: 1,437億円(前年同期比 +2.2%)
    • 営業利益: 88億円(前年同期比 +4.3%)
    • 経常利益: 95億円(前年同期比 △0.3%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 69億円(前年同期比 +30.1%)
    • 営業利益率: 6.1%
  • 進捗状況: 上期営業利益計画の範囲内で順調に進捗
  • セグメント別状況:
    • 成長分野: 売上高 321億円 (+5.0%)、営業利益 40億円 → 45億円 (+△5億円)(ヨーグルトは苦戦)
    • 基幹分野: 売上高 902億円 (+0.7%)、営業利益 38億円 → 45億円 (+7億円)(国内減収もコスト抑制、MILEI社が牽引)
    • 育成・その他分野: 売上高 214億円 (+4.3%)、営業利益 1億円 → 3億円 (+2億円)
    • 海外事業: 売上高 196億円 (+19.8%)、営業利益 9億円 → 29億円 (+20億円)(MILEI社が貢献)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 第1四半期は、国内事業で一部カテゴリーの数量減少、コストアップの影響で減益となったものの、コスト抑制やアイス・業務用乳製品の好調により、全体としてほぼ計画線の進捗。
    • 海外事業は、MILEI社を中心に大幅増益となり、計画を上回る進捗。
  • 増減要因:
    • 売上高: 価格改定の実施(ビバレッジ、ヨーグルト、チーズ、デザート、栄養食品)およびアイスの増産体制構築による増加。
    • 営業利益:
    • 増加要因: 売上単価差、プロダクトミックス、海外子会社(MILEI社)の伸長。
    • 減少要因: 原料価格(原料乳、原材料・エネルギー)、製造固定費(神戸工場新製造棟稼働)、オペレーションコスト、物流費の増加。
  • 競争環境:
    • ヨーグルトは競合との価格差により苦戦。
    • 海外事業(菌体、育児用ミルク)は好調を維持。
  • リスク要因: 原料価格の変動、為替相場の変動、市場の需要変動。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 中期経営計画2025-28に基づき、成長領域(ヨーグルト、アイス、菌体、海外事業)に資源を集中。
  • 進行中の施策:
    • 国内事業:7月以降の乳価改定等に伴う価格改定の実行、アイスの9月価格改定実施。数量減の懸念に対し、高付加価値品の拡大、コスト抑制に努める。
    • 海外事業:成長領域である菌体、育児用ミルクの海外展開を加速。MILEI社の貢献、のれん償却費の減少を見込む。
  • セグメント別施策:
    • 成長分野: アイス(神戸工場新ライン稼働、増産体制構築)、ヨーグルト(「パルテノ」増収、「ビヒダス」中心に価格改定)。
    • 基幹分野: 価格改定の実施(ビバレッジ、チーズ、デザート、栄養食品)。
    • 海外事業: MILEI社(ドイツ)の伸長、米国子会社の改善。

将来予測と見通し

  • 業績予想:
    • 通期: 売上高 5,800億円 (+3.4%)、営業利益 320億円 (+7.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益 190億円 (+248.0%)。
    • 上期: 売上高 3,030億円 (+4.3%)、営業利益 180億円 (+2.9%)、親会社株主に帰属する中間純利益 133億円 (+37.0%)。
  • 中長期計画: 中期経営計画2025-28の目標達成に向け、成長領域や海外事業を中心に増益を図る。
  • マクロ経済の影響: 原料価格の上昇、乳価改定、円安による一部コスト増の影響を想定。

配当と株主還元

  • 配当方針: 中期経営計画2025-28の配当性向目標40%に沿い、株主還元を強化。
  • 配当実績: 25/3期 90円 → 26/3期 93円(予想)と増配。

製品やサービス

  • 製品:
    • アイスクリーム(ピノ、MOW)
    • ヨーグルト(パルテノ、ビヒダス)
    • その他(ビバレッジ、チーズ、栄養食品)
  • 協業・提携: NutriCo Morinaga社(パキスタン)との連携。

重要な注記

  • リスク要因: 過年度の海外子会社(区分不明)の減損損失等による特別損失 (△201億円) が25/3期に計上された。
  • その他: ROIC(投下資本利益率)を新指標として導入、初年度は6.0%を目標。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2264
企業名 森永乳業
URL http://www.morinagamilk.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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