決算説明：エアークローゼット（9557）

2025年６月期　決算説明資料

基本情報

• セグメント:
  • ファッションレンタル事業 (airCloset): スタイリストが選んだお洋服が届く月額制ファッションレンタルサービス
  • ファッション以外のレンタル事業 (airCloset Mall): 商品を試して購入を検討できるメーカー公認月額制レンタルモール
  • 法人向け事業 (airCloset Bridge): 循環型物流プラットフォームの外部向け提供

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 2024/6期 4,216百万円、2025/6期 4,957百万円 (+17.6%)
  • 営業損益: 2024/6期 △35百万円、2025/6期 102百万円 (黒字転換)
  • 当期純損益: 2024/6期 △53百万円、2025/6期 23百万円 (黒字転換)
• 進捗状況: 2025年6月期は、売上・営業利益ともに当初の通期計画を上回って着地。
• セグメント別状況:
  • airCloset事業: 会員数の増加、単価上昇により売上・限界利益が前年同期比増加。
  • その他事業: 会員数、単価上昇によるairCloset事業の成長、Mall事業の成長に伴い増収。

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 25年6月期は、airCloset事業の収益性向上、全社としての創業来初の当期純損益黒字化を達成。
  • 会員数の増加、顧客単価の上昇、安定したオペレーションにより収益性を改善。
• 増減要因:
  • 売上増: 主に会員数の増加、単価上昇。
  • 営業利益増: 会員数増加に伴う売上・粗利増が、人員増に伴う販管費増を吸収。
  • 売上総利益率低下: airCloset事業における販売原価率の上昇、一時費用計上等。
  • 販管費増: 採用費用、人件費、品質改善に伴う支払手数料の増加。
• リスク要因:
  • 債権の取立不能または取立遅延のおそれ（特別損失として敷金に係る引当金64百万円を計上）。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 「ワクワク」が空気のようにあたりまえになる世界へ、ライフスタイル領域を中心に展開。
  • 目的: お客様の時間価値向上、新しいモノとの出会い、サステナブルな消費行動の拡大。
  • 目標: 売上1,000億円に向け、まずは100億円を目標とする。
  • 事業構成: airCloset、airCloset Mall、法人向け事業。
  • 事業及び機能戦略を"Steady Base"と呼称し、事業促進のための戦略、全社的な効率性向上のための具体的施策を実施。
• 進行中の施策:
  • 会員獲得手段の多様化（広告依存からの脱却、コラボレーション強化、オフライン接点強化）。
  • オケージョンシーン向けサービスの拡大、メンズ向けサービス開始に向けた準備。
• セグメント別施策:
  • airCloset: 新品購入機能の追加（2025年4月～）。
  • プラットフォーム活用: 「浴衣」のレンタル開始（2025年6月～）、airCloset Mallにおける「じっくりお試しプラン」導入。
  • その他: パジャマブランド「Chill ST」展開に向け合弁会社設立（2025年5月）。
  • Steady Base:
    • 利益を生む仕組みの構築: 物品販売の強化、仕入・物流業務の生産性改善。
    • 顧客基盤の拡大: アライアンス強化、オケージョン・体験型店舗拡大、法人向けサービス導入、メンズ等他セグメント展開。
    • 事業拡大に向けた基盤強化: 倉庫の一体化に向けた移転、AI活用拡大。

将来予測と見通し

• 業績予想 (2026/6期):
  • 売上高: 5,716百万円 (+15.3%)
  • 営業利益: 81百万円 (▲20.9%)
  • 当期純利益: 42百万円 (+79.3%)
• 中長期計画:
  • 3年内の売上高100億円突破を目指す。

配当と株主還元

• 配当方針: 現時点では事業拡大への投資を最優先。会社法上の分配可能額がマイナスとなっており、自己株式取得や配当は実施できない状況。収益性改善により将来的な実施を目指す。

製品やサービス

• 製品・サービス:
  • airCloset: パーソナルスタイリング、レンタル、買取り可能。
  • airCloset Mall: メーカー公認月額制レンタルモール。
  • airCloset Dress: パーティドレス、浴衣のレンタル。
  • Chill ST: パジャマブランド（展開開始予定）。
• 協業・提携: アライアンス強化を推進。

重要な注記

• リスク要因: 将来の見通しに関する記述にはリスクや不確実性が伴う。
• その他:
  • 倉庫移転を実施中（2025年9月完了見込）。1億円程度の設備投資、3千万円程度の一時費用を2026/6期業績予想に織り込み済み。
  • 人的資本: エンゲージメントスコアの把握と継続的な改善（全社合宿、全社会議、ニックネーム制）。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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