決算短信：太平洋工業（7250）

2026年３月期　第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 太平洋工業株式会社
  • 主要事業分野: プレス・樹脂製品事業、バルブ製品事業
  • 代表者名: 小川 哲史 (代表取締役社長)
  • 上場取引所: 東京・名古屋
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年7月25日
  • 対象会計期間: 2025年4月1日～2025年6月30日 (2026年3月期 第1四半期)
• セグメント:
  • プレス・樹脂製品事業: 主に自動車部品などを製造・販売
  • バルブ製品事業: 主にバルブ関連部品を製造・販売
  • その他: 情報・サービス事業等
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 61,312,896株 (2026年3月期第1四半期末)
  • 自己株式数: 4,102,109株 (2026年3月期第1四半期末)
  • 期中平均株式数: 57,210,787株 (2026年3月期第1四半期)
  • 時価総額: — (本決算短信からは算出不可)
• 今後の予定:
  • 決算発表: — (本決算短信では、中間配当及び期末配当予想の修正に関するお知らせが同日公表されている)

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表:
    • 総資産: 289,169百万円 (前連結会計年度末比 22.55億円減少)
    • 負債合計: 122,091百万円 (前連結会計年度末比 15.86億円減少)
    • 純資産合計: 167,078百万円 (前連結会計年度末比 6.68億円減少)
    • 自己資本比率: 57.4% (前連結会計年度末比 0.2ポイント上昇)
  • 損益計算書:
    • 売上高: 52,646百万円 (前年同期比 1.8%増)
    • 営業利益: 4,483百万円 (前年同期比 61.4%増)
    • 経常利益: 4,914百万円 (前年同期比 4.3%減)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 3,407百万円 (前年同期比 19.7%減)
    • 1株当たり四半期純利益: 59.56円 (前年同期 72.84円)
  • キャッシュフロー計算書: (別途作成されておらず、開示情報なし)
• 収益性:
  • 売上高は微増だが、営業利益は大幅に増加。経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は減少。
• 財務安全性:
  • 自己資本比率は57.4%と、前連結会計年度末から0.2ポイント上昇し、良好な水準を維持。
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 8.53% (前年同期 5.37%) と大幅に改善。
• セグメント別:
  • プレス・樹脂製品事業: 売上高 38,226百万円、セグメント利益 3,389百万円。売上高・利益ともに前年同期比で増加。
  • バルブ製品事業: 売上高 14,374百万円、セグメント利益 1,115百万円。売上高は微増だが、利益は減少。
  • その他: 売上高 46百万円、セグメント利益△26百万円。
• 財務の解説:
  • 足元の業績は、自動車生産の回復や為替（円高）、補助金収入の減少などの影響を受けた。
  • 特に、自動車生産の増産や生産性向上といった改善活動が営業利益の増加に寄与。
  • 円高による為替差損や補助金収入の減少が経常利益、四半期純利益の減益要因となった。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2025年3月期：年間配当金 58.00円 (第1四半期末 26.00円、期末 32.00円)
  • 2026年3月期：年間配当予想 58.00円 (第1四半期末 26.00円、期末 32.00円) ※予想からの修正なし
• 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • プレス・樹脂製品事業: 売上高は増加し、営業利益は大幅に増加。
  • バルブ製品事業: 売上高は微増も、販売物量の減少や材料価格高騰により営業利益は減少。
  • その他: 前年同期比で売上高・営業損失ともに悪化。
• セグメント戦略:
  • プレス・樹脂製品事業では、販売増と原価改善が業績に寄与。
  • バルブ製品事業では、販売増を維持しつつ、材料価格高騰への対応が課題。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 2026年3月期通期の業績予想に変更はなく、計画通りに進捗している見込み。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: (本決算短信からは比較分析不可)
• 市場動向:
  • 世界経済は緩やかな回復基調も、地政学リスクや中国経済の減速等の影響。
  • 自動車生産は、日本・米国ともに前年同期比で増産傾向。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 通期業績予想に変更はない。
  • 第2四半期累計予想: 売上高 101,000百万円、営業利益 7,000百万円、経常利益 8,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 5,500百万円。
  • 通期予想: 売上高 202,000百万円、営業利益 13,000百万円、経常利益 15,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 11,000百万円。
• リスク要因:
  • 米国の関税措置、為替の変動、物価上昇等による景気への影響。
  • 地政学リスク（ウクライナ・中東情勢など）。

重要な注記

• 会計方針: 特段の変更や修正表示はない。
• その他:
  • MBO（マネジメント・バイアウト）の実施に関する取締役会決議があり、公開買付けに賛同する意見を表明。
  • 詳細については、2025年7月25日公表の「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」を参照。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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