決算説明：フジッコ（2908）

2025年3月期第2四半期（中間期）　中間決算説明会資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: フジッコ株式会社
  • 主要事業分野: 豆製品、昆布製品、ヨーグルト製品、その他食品
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年11月11日
• 報告期間: 2024年4月1日～2024年9月30日
• セグメント:
  • 豆事業: 豆製品、素材豆
  • 昆布事業: 昆布製品、生昆布加工品
  • ヨーグルト事業: ヨーグルト製品
  • その他事業: デザート製品、惣菜製品、素材事業、通信販売事業

業績サマリー

• 主要指標 (百万円):

• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は、資料からは読み取れない。
• セグメント別状況: 各セグメントの売上高、収益構成、収益貢献度は、資料に詳細な数値がないため不明。

業績の背景分析

• 業績概要: 売上高は増加したが、営業利益、経常利益、純利益は大幅に減少した。これは、積極的な広告宣伝投資、値上げ後の先行投資、品質向上リニューアルの遅れ、人件費増加、コストダウン活動の遅れなどが要因。
• 増減要因: 売上高増加は、豆小鉢のTVCM放映、ふじっ子煮の好調、カスピ海ヨーグルトの配荷拡大、SOYカスピ海ヨーグルトの高位安定化によるもの。利益減少は、販売諸経費の増加、限界利益の減少、人件費増加、コストダウン活動の遅れによるもの。
• リスク要因: 為替変動、原材料価格高騰、紅麹問題によるサプリメント市場の不調

戦略と施策

• 現在の戦略: 「守りから攻めへ」をテーマに、豆事業全体の浮上、昆布事業のさらなる強化、「成長の芽」の事業推進、DXの推進、稼ぐチカラの復元、働きがい改革を推進。
• 進行中の施策: 豆事業では、価値向上PJ（美味しさ改善、ロス削減、生産平準化、環境負荷低減）と販売強化PJ（プロモーション強化、データ活用、新商品開発）を実施。昆布事業では、TVCM放映、需要創造企画、生昆布活用商品の開発などを実施。
• セグメント別施策: 各セグメントにおける特定施策とその成果は、資料に詳細な数値がないため不明。

将来予測と見通し

• 業績予想 (百万円):

• マクロ経済の影響: 為替変動、原材料価格高騰

配当と株主還元

• 配当方針: 1株当たり配当金は46円（中間配当23円）を予想。

製品やサービス

• 製品: 豆製品（豆小鉢、素材豆、蒸し豆）、昆布製品（ふじっ子煮、ごま昆布、生昆布加工品）、ヨーグルト製品（カスピ海ヨーグルト、SOYカスピ海ヨーグルト）、その他食品

重要な注記

• リスク要因: 原材料価格高騰、為替変動、紅麹問題によるサプリメント市場の不調、コストダウン活動の遅れ

まとめ

フジッコは、売上高は増加傾向にあるものの、利益は減少傾向にある。これは、積極的な広告宣伝投資や人件費増加などのコスト増加が原因。今後の課題は、コスト削減とDX投資による効率化、そして値上げ後の物量確保。下期は、TVCM放映の集中投下による物量引き上げ、「丹波黒黒豆」の拡販による年末商戦の成功を目指す。

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