2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要
- 企業名: 不二ラテックス株式会社
- 主要事業分野: ゴム製品・精密機器の製造販売(医療機器、精密機器、SP、食品容器)
- 代表者名: 代表取締役社長 近藤 安弘
- 上場取引所: –(記載なし)
- 本社URL: https://www.fujilatex.co.jp/
- 問合せ先: 取締役上席執行役員管理本部長 金原 辰弥(TEL 03-3293-5686)
- 報告概要
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
- セグメント
- 医療機器事業: 主にコンドーム・プローブカバー等の製造・販売
- 精密機器事業: 産業向け緩衝器の製造・販売
- SP事業: バルーンの製造・販売および販売促進用品
- 食品容器事業: 食品容器等の製造・販売
- 発行済株式
- 期末発行済株式数: 1,286,199株
- 期末自己株式数: 18,537株
- 期末発行済株式数(自己株式控除後の参考): 1,267,662株
- 期中平均株式数: 1,267,712株
- 今後の予定
- 定時株主総会: 2025年6月25日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月24日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月26日
- 決算説明会(アナリスト向け): 2025年6月6日(資料は当日Web掲載予定)
財務指標(連結)
- 財務諸表の要点
- 貸借対照表(期末)
- 総資産: 11,056百万円(前年11,327)
- 純資産: 4,068百万円(前年3,858)
- 自己資本比率: 36.8%(前年34.1%)
- 損益計算書
- 売上高: 7,198百万円(前年7,508)
- 営業利益: 208百万円(前年439)
- 経常利益: 170百万円(前年382)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 298百万円(前年290)
- 包括利益: 274百万円(前年345)
- キャッシュ・フロー
- 営業CF: +633百万円
- 投資CF: +277百万円(主に投資有価証券売却収入)
- 財務CF: △282百万円
- 期末現金等残高: 2,004百万円(前年1,365)
- 収益性
- 1株当たり当期純利益(EPS): 235.19円(前年228.42円)
- 自己資本当期純利益率: 7.5%(前年7.8%)
- 総資産経常利益率: 1.5%(前年3.4%)
- 売上高営業利益率: 2.9%(前年5.9%)
- 財務安全性
- 自己資本比率: 36.8%
- 流動比率(試算): 約134%(流動資産6,458/流動負債4,812)
- 有利子負債: 約5,306百万円(短期2,888、1年内返済分326、長期1,466、社債400、リース計約225)
- D/E(有利子負債/純資産): 約1.30倍
- 効率性
- 総資産回転率(試算): 約0.64倍(売上高7,199/平均総資産約11,191)
- 売上高営業利益率の推移: 5.9% → 2.9%
- セグメント別(2025年3月期、連結)
- 売上高/セグメント利益
- 医療機器: 売上2,526百万円、利益7百万円
- 精密機器: 売上4,071百万円、利益710百万円
- SP: 売上390百万円、損失22百万円
- 食品容器: 売上212百万円、損失31百万円
- セグメント資産(期末)
- 医療機器3,535、精密機器3,643、SP84、食品容器502(百万円)
- 財務の解説(要旨)
- 前半の市況回復遅れとコスト上昇の影響で営業減益。医療機器の工場再編関連費用を特別損失計上する一方、投資有価証券売却益を特別利益に計上し、最終利益は微増。
- 流動資産は現金増で増加、固定資産は投資有価証券・建物等の減少で低下。負債は長短借入金・リースの減少により固定負債中心に減少。
- 営業CFは棚卸資産の減少(コンドーム製造停止に伴う在庫販売、精密機器の後半出荷増)等で増加。投資CFは投資有価証券売却でプラス、財務CFは借入返済等でマイナス。
配当
- 配当実績
- 2024年3月期: 中間50円/期末50円/年間100円、配当総額63百万円、配当性向21.9%、純資産配当率1.7%
- 2025年3月期: 中間78円/期末78円/年間156円、配当総額98百万円、配当性向33.2%、純資産配当率2.5%
- 配当予想
- 2026年3月期(予想): 中間82円/期末82円/年間164円、配当性向36.7%
- 特別配当の有無: –(特別配当の明記なし)
セグメント別情報
- セグメント別状況(サマリー)
- 医療機器: コンドーム製造停止(2024年8月末)。SKYNの取扱い継続、メディカル製品は堅調。売上増、利益はおおむね横ばい。
- 精密機器: 前半の在庫調整や海外景気減速で売上減、コスト上昇や一部部材の評価見直しで利益率低下。
- SP: 企画提案件数が計画未達で主力顧客向け販売が低調、赤字転落。
- 食品容器: 主力顧客向けが想定未達、コスト上昇を吸収できず赤字。
- セグメント戦略・今後の見通し(短信記載の方針)
- 医療機器: ヘルスケア・メディカル・食品容器のディッピング技術を核に栃木千塚工場へ統合し、開発拠点の一元化で人材最適化と開発力強化。メディカルは海外販売増を見込む一方、コスト増で減益見込み。栃木工場移転は2026年3月期上期中完了予定。
- 精密機器: 需要低迷リスクを踏まえつつ売上は前期計画並み、コスト改善で増益計画。隣接地取得により敷地約2.4倍へ拡張し、「製品イノベーション」「スマートファクトリー」プロジェクトを推進。
- SP: 新商材展開とコスト管理で利益率改善を図るが、既存事業の見直しを織込み減収減益計画。
- 食品容器: QCD改善と新製品・新用途開発で新市場開拓。生産設備を刷新し栃木千塚工場へ移転(2026年3月期上期中完了予定)。移転費や減価償却増により、増収見込みだがセグメント利益は赤字見込み。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: –(目標や数値計画の明記なし)
- 関連施策: 生産拠点再編(2工場体制)、製品開発力強化、スマートファクトリー化、人材投資・IT投資の拡大(中期的な企業価値向上を志向)
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信記載の外部環境)
- 国内: 実質賃金の改善や省力化投資を背景に緩やかな回復。
- 海外: 中国内需の弱さ、米国の関税引上げ等による下押し要因。先進国は緩やかな回復見通し。
今後の見通し(連結業績予想:2026年3月期)
- 業績予想(通期)
- 売上高: 7,460百万円(前年比+3.6%)
- 営業利益: 572百万円(+174.3%)
- 経常利益: 488百万円(+185.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 283百万円(+5.1%減)
- EPS: 223.26円
- 上期(累計)
- 売上高3,590百万円、営業利益249百万円、経常利益210百万円、純利益96百万円、EPS 75.73円
- リスク要因(短信に記載の主な外部要因)
- 海外景気の減速、貿易摩擦・関税政策の不確実性
- 労務費・原材料費の上昇
- 工場移転に伴う一時費用発生
- 為替動向
- 規制環境の変化
重要な注記
- 連結範囲: 連結子会社2社(不二ライフ㈱、FUJI LATEX SHANGHAI CO., LTD.)
- 会計方針
- 2022年改正「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当期より適用。連結財務諸表への影響なし。
- 収益認識・棚卸資産評価・減価償却・ヘッジ会計などの方針は短信記載の通り。
- 後発事象: 重要な事項なし
- 監査: 決算短信は監査対象外
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5199 |
企業名 | 不二ラテックス |
URL | http://www.fujilatex.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 自動車・輸送機 – ゴム製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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