2025年３月期 決算短信〔ＩＦＲＳ〕（連結）
基本情報
- 企業概要
- 企業名: ティアック株式会社（TEAC CORPORATION）
- 主要事業分野: 音響機器事業（ESOTERIC/TEAC/TASCAM 等）、情報機器事業（機内エンタメ、医用画像記録再生、計測機器 等）
- 事業特性: 記録・再生領域の製品をグローバルに展開
- 代表者名: 代表取締役社長 英 裕治
- 上場市場・コード: 東証・6803
- URL: https://www.teac.co.jp/jp/
- IR問い合わせ: 財務企画部長 福田浩一（TEL 042-356-9178）
- 報告概要
- 提出日: 2025年5月14日
- 対象会計期間: 2024年4月1日～2025年3月31日（2025年3月期）
- 会計基準: IFRS（任意適用）
- 決算補足資料/説明会: いずれも無
- セグメント
- 音響機器事業:
- ESOTERICブランドのハイエンド機器
- TEACブランドのプレミアムオーディオ機器
- TASCAMブランドの音楽制作・業務用オーディオ機器（BtoB/BtoC）
- 情報機器事業:
- 機内エンターテインメント機器
- 医用画像記録再生機器
- 計測機器 ほか
- その他: 生産子会社によるEMS事業（報告セグメント基準未満）
- 発行済株式
- 期末発行済株式数: 28,931,713株
- 期末自己株式数: 128,640株
- 期中平均株式数: 28,803,659株
- 1株当たり親会社所有者帰属持分（BPS）: 123.51円
- 今後の予定
- 定時株主総会: 2025年6月26日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
- 配当支払開始日: 2025年6月27日
財務指標（連結）
- 損益（前年比）
- 売上収益: 15,668百万円（-0.0%）
- 営業利益: 340百万円（-23.5%）
- 税引前利益: 59百万円（前期5百万円）
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 81百万円（前期△53百万円）
- 基本的1株当たり利益（EPS）: 2.82円（前期△1.85円）
- 営業利益率: 2.2%（前期2.8%）
- 税引前利益率: 0.4%程度
- 親会社所有者帰属持分当期利益率（ROE）: 2.3%
- 貸借対照表（期末）
- 資産合計: 10,815百万円（-8.9%）
- 負債合計: 7,257百万円（-12.5%）
- 資本合計（親会社所有者持分）: 3,558百万円（-0.5%）
- 自己資本比率: 32.9%（前期30.1%）
- 現金及び現金同等物: 1,552百万円（前期1,227百万円）
- 流動資産/流動負債: 8,568/5,557百万円（流動比率 約154%）
- 社債・借入金: 3,362百万円（流動2,565/非流動797）
- リース負債: 850百万円（流動373/非流動477）
- キャッシュ・フロー
- 営業CF: +1,178百万円（前期+116）
- 投資CF: △115百万円
- 財務CF: △706百万円
- 期末現金同等物: 1,552百万円
- 参考（非開示値の単純計算）: フリーCF=+1,063百万円（営業CF＋投資CF）
- 安全性・その他KPI
- 時価ベース自己資本比率: 20.8%（前期24.5%）
- CF対有利子負債比率: 3.57年（前期40.97年）
- インタレスト・カバレッジ・レシオ: 10.25倍（前期0.72倍）
- 効率性
- 総資産回転率（参考計算）: 約1.45倍（売上収益/期末総資産、前期約1.32倍）
- 売上高営業利益率: 2.2%（前期2.8%）
- セグメント別（2025年3月期）
- 売上収益
- 音響機器: 11,044百万円（構成比約70%）
- 情報機器: 3,989百万円（約25%）
- その他: 635百万円（約4%）
- セグメント営業利益（全社共通費用控除前）
- 音響機器: 1,219百万円（前年比-2.2%）
- 情報機器: 209百万円（+57.0%）
- 合計: 1,428百万円（全社費用等△1,109百万円計上後、連結営業利益340百万円）
- 参考・セグメント利益率（連結資料値に基づく単純計算）
- 音響機器: 約11.0%
- 情報機器: 約5.2%
- 財務の解説（会社記載の要旨）
- 音響機器はBtoB関連や高価格帯製品が堅調。一方、TASCAMのBtoCエントリー向けが低調、米国での販売網再編に伴う在庫調整影響などで原価率上昇・その他事業縮小の挽回が不十分となり、営業利益は減少。
- 為替差損は計上も、前期比で損失が減少し当期利益は増加。
- 情報機器は医用画像記録やソリューションが増収。計測機器の一部や機内エンタメの大口導入延期が影響。
配当
- 実績
- 2024年3月期: 期末1.00円、年合計1.00円
- 2025年3月期: 期末1.00円（予定）、年合計1.00円、配当総額29百万円、配当性向35.5%
- 予想
- 2026年3月期（会社予想）: 年間1.00円（期末）
- 特別配当の有無: 記載なし（–）
セグメント別情報と戦略
- 音響機器事業
- プレミアムオーディオ（ESOTERIC/TEAC）はSACD/ネットワークプレーヤー、USB DAC、ターンテーブル等が堅調。輸入ブランドではTannoy/Klipschスピーカーが好調。
- TASCAM（業務用/BtoB）は録音再生機・周辺機器が好調。次世代IP伝送規格対応で放送局案件導入進展。BtoCは米国の販売網再編に伴う在庫調整で上期低調も、クリエイター向け新製品効果で下期持ち直し。通期では減収。
- 情報機器事業
- 計測機器: 防衛向けデータレコーダーや新製品は好調。一方、センサー・デジタル指示計は半導体製造装置向けが低調。
- 医用画像記録再生: 内視鏡向けが堅調、手術用4Kレコーダーが国内・北米で伸長。
- 機内エンタメ: 国内船舶向け拡大、機内サーバーは海外パートナー向け販売開始も、海外エアラインの大口導入が来期に先送り。
- ソリューション: 医用向けサーバーの出荷が好調。
- 地域別売上（2025年3月期）
- 日本 7,631百万円（約49%）／米大陸 3,312（約21%、うち米国3,107）／欧州 3,163（約20%）／アジア 1,344（約9%）／その他 219（約1%）
中長期計画との整合性
- 中期経営計画
- 「B-7030計画」の最終年度に当たる期。
- 次期中期経営計画の公表は延期（2025年5月14日付リリース参照）。
競合状況や市場動向
- 市場動向（会社記載の外部環境）
- 米国の通商政策の影響、インフレ、金融市場の不安定化、ウクライナ情勢・中東/紅海情勢などの地政学的リスクを認識。
- 半導体関連需要は緩やかな回復との記載あり。
- 為替参考（期中平均/期末）: USD 152円台（期末149.52円）、EUR 164–168円台（期末162.08円）
今後の見通し（2026年3月期 会社予想）
- 売上収益: 16,000百万円（+2.1%）
- 営業利益: 350百万円（+2.9%）
- 税引前利益: 150百万円（+152.9%）
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 100百万円（+23.3%）
- EPS: 3.47円
- 方針・前提
- 比較優位製品の価格改定、戦略製品の導入、事業領域拡大で収益力向上を目指す。
- 米国通商政策のマイナス影響は現時点で想定範囲内として織り込み済み。
- 主なリスク要因（会社記載）
- インフレ、金融市場の混乱、地政学リスク（ウクライナ・中東・紅海）、為替変動、半導体需要の回復pace、規制環境の変化 等。
重要な注記
- 会計方針: IFRS適用。会計方針の変更なし。見積りの変更なし。
- 連結範囲の重要な変更: 有（除外1社: エソテリック株式会社）
- 継続企業の前提: 重要な不確実性なし
- 重要な後発事象: なし
（注）本サマリーは添付の決算短信記載情報に基づき作成。不明項目は「–」としています。投資判断に関する助言には該当しません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6803 |
| 企業名 | ティアック |
| URL | http://www.teac.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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