2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信(要約) — 扶桑化学工業株式会社(コード:4368)

(資料:2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕連結、提出日 2024年8月7日)

基本情報
  • 企業名:扶桑化学工業株式会社
  • 上場取引所・コード:東(4368)
  • 代表者:代表取締役社長 杉田 真一
  • URL: https://fusokk.co.jp
  • 問合せ先:上席執行役員 管理本部長 伊藤 裕之(TEL 03-3639-6311)
報告概要
  • 提出日:2024年8月7日
  • 対象会計期間:2024年4月1日〜2024年6月30日(2025年3月期 第1四半期)
  • 決算説明会の有無:無し(補足資料作成も無し)
  • 監査:四半期連結財務諸表に対する期中レビュー(EY新日本有限責任監査法人) — 結論に留意事項なし(要約)
セグメント(報告区分)
  • ライフサイエンス事業
    • 概要:食品用途(有機酸等)、工業用途、日用品用途などの製品を含む(果実酸等)
  • 電子材料および機能性化学品事業
    • 概要:超高純度コロイダルシリカ等、半導体向け材料や各種機能性化学品
発行済株式
  • 発行済株式数(期末・自己株式含む):35,511,000株
  • 期末自己株式数:261,375株(注記では261,300株等の表記あり)
  • 期中平均株式数(四半期累計):35,249,649株(2025年3月期1Q)
  • 時価総額:–(本資料に記載無し)
今後の予定
  • 決算発表(四半期):本短信(2025年3月期 第1四半期)提出済
財務指標(連結・要点)

(単位:百万円、千円表記の原資料から百万円換算)

損益(第1四半期累計:2024/4/1–2024/6/30)
  • 売上高:17,431 百万円(前年同期比 +27.8%)
  • 営業利益:3,910 百万円(同 +22.4%)
  • 経常利益:4,290 百万円(同 +15.1%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,885 百万円(同 +17.5%)
  • 1株当たり四半期純利益(EPS):81.83 円
  • 減価償却前営業利益(参考):5,729 百万円(前年Q1:4,180 百万円)

営業利益率=約22.4%(3,910/17,431)
四半期純利益率=約16.6%(2,885/17,431)

貸借対照表(2024/6/30)
  • 総資産:136,171 百万円(前期末 133,740)
  • 負債合計:38,527 百万円(前期末 38,715)
  • 純資産:97,644 百万円(前期末 95,025)
  • 自己資本比率:71.7%(前期末 71.1%)
  • 1株当たり純資産:2,770.08 円
キャッシュ・フロー(第1四半期累計)
  • 営業活動によるCF:+6,831 百万円
  • 投資活動によるCF:−5,266 百万円
  • 財務活動によるCF:−1,155 百万円
  • 現金及び現金同等物(期末):30,392 百万円(期首 29,484 百万円、増減 +908 百万円)
効率性指標(簡易算出・四半期ベース)
  • 総資産回転率(売上高/総資産):17,431 / 136,171 ≒ 0.128(前年Q1:13,642 / 133,740 ≒ 0.102) → 改善
  • 売上高営業利益率:22.4%(前年Q1:約23.4% ※前年営業利益3,194/売上13,642=23.4%。今回は若干の低下ではなく実数では増加だが比率はやや下回る/注:四捨五入差あり)

(注)上は四半期データを用いた簡易算出。年率化等は行っていない。

セグメント別(第1四半期累計)
  • ライフサイエンス事業
    • 売上高:9,389 百万円(前年同期比 +10.0%)
    • 営業利益:1,290 百万円(前年同期比 −24.7%)
    • コメント:売上は国内外で堅調(食品用途等)、在外子会社の円安効果も寄与。だが輸入価格・エネルギー上昇や長期の定期修繕による生産減が利益を圧迫し、増収減益。
  • 電子材料および機能性化学品事業
    • 売上高:8,042 百万円(前年同期比 +57.4%)
    • 営業利益:3,215 百万円(前年同期比 +63.7%)
    • コメント:半導体向け需要(AI用途等)回復により超高純度コロイダルシリカの販売数量増。円安や値上げも影響し増収増益。ただし鹿島事業所の新規設備稼働による減価償却・立上費用が増加。

セグメント合計のセグメント利益(営業利益相当):約4,505 百万円、これに対する本社等調整 −594.7 百万円 → 連結営業利益 3,910.8 百万円。

財務の解説(短信記載の背景)
  • 世界経済の不確実性(地政学リスク、中国の不動産問題等)を背景に、同社は中期経営計画の施策(顧客開拓、価格改定、原料確保、生産体制強化)を継続。
  • 京都・鹿島の設備投資(コロイダルシリカ製造ライン)に伴う建設仮勘定増加等が資産増の主因。
  • 純資産増は利益剰余金の増加と為替換算調整勘定の増(円安の影響)。
配当
  • 2024年3月期(通期実績):中間 33.00 円、期末 33.00 円、年間合計 66.00 円
  • 2025年3月期(会社予想・修正後):中間 33.00 円、期末 33.00 円、年間合計 66.00 円(修正無し)
  • 特別配当:無し(本短信に特別配当の記載無し)
セグメント別情報(要点再掲)
  • ライフサイエンス:売上主導で増収もコスト上昇・定期修繕で営業減益。国内食品用途は堅調、海外(欧州・米国・アジア)も概ね堅調。
  • 電子材料・機能性化学品:半導体市況回復に伴う需要増で大幅増収増益。新設備の稼働コストはあるが販売増が上回る。

セグメント戦略:増産設備の立ち上げ(京都・鹿島)による供給増強と顧客拡大、価格改定やコスト管理による収益改善を展開中。

中長期計画との整合性
  • 中期経営計画に沿った施策を実行中と記載。主要投資計画:
    • 京都事業所(超高純度コロイダルシリカ製造設備および付帯設備):総額 10,000 百万円、既支払 6,966 百万円、資金調達:自己資金、着手 2022年8月、完了予定 2024年9月(完了予定時期は記載)
    • 鹿島事業所(同設備):総額 20,000 百万円、既支払 6,149 百万円、資金調達:借入金、着手 2023年9月、完了予定 2025年7月
  • 進捗:設備投資は継続中で、売上・利益面で計画比ほぼ上回る見込みとの理由で通期予想を上方修正(次節)。
今後の見通し(業績予想の修正)
  • 修正の発表日:2024年8月7日(本短信)にて、5月10日公表値から修正
  • 第2四半期(累計:〜2024/9/30)予想(修正):
    • 売上高 34,000 百万円(前回 31,600)
    • 営業利益 7,200 百万円(前回 5,050)
    • 経常利益 7,350 百万円(前回 5,100)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益 5,050 百万円(前回 3,450)
  • 通期(2024/4/1〜2025/3/31)予想(修正):
    • 売上高 68,000 百万円(前回 65,000)
    • 営業利益 13,500 百万円(前回 11,150)
    • 経常利益 13,700 百万円(前回 11,250)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益 9,150 百万円(前回 7,400)
    • 1株当たり当期純利益(予想):259.57 円
  • 修正理由(会社説明):ライフサイエンスは想定通り堅調、電子材料は半導体市況回復で売上・利益とも想定を上回るため。
リスク要因(短信で言及されている主な外部要因)
  • 世界経済の不透明性(地政学リスク、中東、ウクライナ等)
  • 中国経済の下振れリスク(不動産問題等)
  • 為替(円安の影響は売上増に寄与する一方、輸入原料価格上昇等コスト影響あり)
  • 原材料・エネルギー価格の上昇
  • 設備投資・修繕のタイミングによる一時的な生産性低下や立上費用増加
重要な注記(会計方針等)
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり。
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(2022年改正会計基準)を期首から適用。短信は影響なしと記載。
  • 添付の期中レビュー報告書:EY新日本による期中レビュー済(結論に重要な不備なし)。

注意事項(短信の記載に従う)
– 本要約は提供資料に基づく整理であり投資助言を行うものではありません。将来予想には不確実性があり実際の結果は異なる可能性があります。
– 不明項目は「–」と表記しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4368
企業名 扶桑化学工業
URL http://www.fusokk.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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