2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信(要約) — 株式会社東京精密(7729) 2025年3月期(連結)

(出典:2025年5月9日付 決算短信〔日本基準〕)

基本情報
  • 企業名:株式会社 東京精密
  • 主要事業分野:半導体製造装置および計測機器の製造・販売
  • 代表者名:代表取締役社長 COO 木村 龍一
  • 問合せ先:代表取締役副社長 CFO 川村 浩一(TEL 042-642-1701)
  • URL: https://www.accretech.com
報告概要
  • 決算短信提出日:2025年5月9日
  • 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月20日
  • 決算補足説明資料:作成あり
  • 決算説明会:開催予定(証券アナリスト・機関投資家向け)
  • 定時株主総会予定日:2025年6月23日
  • 配当支払開始予定日:2025年6月24日
セグメント(報告セグメント)
  • 半導体製造装置部門:半導体製造工程で使用される加工・検査装置の開発・製造・販売
  • 計測機器部門:三次元座標測定機、表面粗さ・輪郭形状測定機など精密測定機器の開発・製造・販売
発行済株式等
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):42,170,081株(2025年3月期)
  • 期末自己株式数:1,705,289株(うち株式給付信託保有 200,000株が含まれる)
  • 期中平均株式数:40,453,797株
  • 時価総額:–(決算短信では期末株価×発行済株式数で計算すると注記ありが、期末株価は本資料に明示されていません)
今後の予定(主要)
  • 有価証券報告書提出予定:2025年6月20日
  • 定時株主総会:2025年6月23日
  • 配当支払開始:2025年6月24日
  • 決算説明会(アナリスト/機関投資家向け):有
財務指標(主要値:連結、単位は百万円)
  • 売上高:150,534(前期 134,680、増減 +11.8%)
  • 営業利益:29,703(前期 25,307、+17.4%)
  • 経常利益:29,939(前期 26,453、+13.2%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:25,637(前期 19,378、+32.3%)
  • 包括利益:26,486(前期 21,152、+25.2%)
  • 総資産:237,952(前期 225,524)
  • 純資産:176,229(前期 158,427)
  • 自己資本比率:73.2%(前期 69.4%)
  • 現金及び現金同等物(期末):54,516(前期 36,736)

※ 以降の比率・指標は決算資料値および計算値を併記します。

収益性
  • 売上営業利益率(営業利益率):19.7%(前期 18.8%)(決算短信記載)
  • 売上総利益率(計算値):62,453 / 150,534 ≒ 41.5%(前期 54,762 / 134,680 ≒ 40.7%)
  • 当期純利益率(計算値、親会社帰属):25,637 / 150,534 ≒ 17.0%(前期 ≒ 14.4%)
  • 1株当たり当期純利益:633.75円(前期 480.49円)
  • (参考)計算上のROE(親会社当期純利益 / 普通株主に帰属する期末純資産 174,221) ≒ 14.7%(計算値)
財務安全性(計算値)
  • 流動資産:169,341、流動負債:46,933 → 流動比率 ≒ 361%(169,341/46,933)
  • 有利子負債(計上借入金合計=短期借入1,300 + 1年内返済予定長期5,000 + 長期借入13,000)=19,300
  • 手元現金(期末現金)54,516 → ネット・キャッシュ(計算値) ≒ 35,216(54,516 − 19,300)
  • 有利子負債/自己資本(計算値) ≒ 11.1%(19,300 / 174,221)
  • インタレスト・カバレッジ・レシオ:181.4倍(決算短信記載、改善基調)
効率性(計算値)
  • 総資産回転率(売上高 / 総資産):150,534 / 237,952 ≒ 0.63回(前期 0.60回)
  • 売上高営業利益率(上記):19.7%(前期 18.8%)→ 利益率改善
キャッシュ・フロー(百万円)
  • 営業CF:+28,824(前期 +4,892) — 主因:税引前当期純利益増、売上債権減少、減価償却等
  • 投資CF:+2,541(前期 △10,563) — 主因:有形固定資産売却収入(12,017)を計上(取得は約9,574)
  • 財務CF:△13,991(前期 +1,616) — 主因:配当支払 8,796、長期借入金返済 5,000 等
  • 現金期末残高:54,516(前期 36,736) ← 大幅増加
セグメント別(2025年3月期 連結)
  • 売上高:
    • 半導体製造装置:113,481(構成比 約75.4%)
    • 計測機器:37,053(約24.6%)
    • 合計:150,534
  • セグメント営業利益:
    • 半導体製造装置:24,311(部門寄与率 約81.9%)
    • 計測機器:5,392(約18.1%)
    • 合計(連結営業利益):29,703
  • 受注高・受注残(連結):受注高 145,631(前期 120,885、+20.5%)、受注残 83,101(前期 88,004)
財務の解説(決算短信の主な説明)
  • 世界経済は地域により差がある中、生成AI関連や中国の半導体国産化等で半導体向け需要に底堅さ。
  • 半導体製造装置部門は生成AI関連のパッケージ向け加工装置、メモリ・HPC向け検査装置が堅調。民生OSAT向けやEV向けパワー半導体需要は軟調の面あり。
  • 計測機器部門は国内の新規投資停滞が続く中、設備更新や二次電池試験システム等で増収。
  • 部材価格や人件費上昇は利益を下押しする要因と明示。
  • 生産面では名古屋工場の建設に着手(半導体装置の生産キャパシティ拡充)。
  • 決算では売上高・当期純利益ともに既往ピークを更新。
配当
  • 2025年3月期(実績)
    • 中間配当:114円
    • 期末配当:139円(決算発表で25円増配)
    • 年間合計:253円
    • 配当性向(連結):40.1%
  • 2026年3月期(予想)
    • 中間:107円、期末:107円、年間合計:214円(配当性向目安 40.1%)
  • 株主還元方針:
    • 連結配当性向 40%程度を目安
    • 安定的・継続的配当の観点から年間最低20円は維持(ただし2期連続赤字時は見直しの可能性)
    • 自己株式取得は機動的利益還元策として検討
セグメント別情報(要点まとめ)
  • 半導体製造装置部門
    • 受注高:107,713(前期比 +25.1%)
    • 売上高:113,481(+13.4%)、営業利益:24,311(+22.2%)
    • 地域別:検査工程向けは米国・台湾・中国・韓国、加工装置は中国・台湾・日本が堅調
    • 研究開発・要素技術開発継続、名古屋工場建設開始
  • 計測機器部門
    • 受注高:37,917(+9.0%)、売上高:37,053(+7.0%)、営業利益:5,392(△0.3%)
    • 充放電試験システムの受注増、既存設備更新の需要が下支え
    • サービス拡張やロボット連携などソリューション展開を推進
中長期計画との整合性
  • 新中期経営計画(2026〜2028年度)を公表:
    • 定量目標(2028年度目標):売上高 185,000百万円、営業利益 45,000百万円、ROE 15%
    • 初年度(2026年3月期)目標と実績見通しを踏まえ、生成AI等の需要を取り込みつつ事業基盤・生産キャパの整備を進める計画
  • 次期(2026年3月期)業績予想(連結):
    • 売上高 159,000(+5.6%)、営業利益 31,000(+4.4%)、当期純利益 21,700(△15.4%)
    • 同中期の初年度として設備投資や生産体制強化を継続する旨
競合状況や市場動向(決算短信記載分・補足)
  • 市場動向(決算短信要旨)
    • 生成AI関連需要や中国の半導体国産化が追い風
    • 一方で、米国の関税政策など国際政治リスクや自動車向け(NEV含む)回復の遅れ等が不透明要因
  • 競合他社との比較:決算短信中に同業他社との直接比較数値は記載されていません → 詳細は開示資料や業界データ等の参照が必要(ここでは –)。
今後の見通し(リスク含む)
  • 業績見通し(2026年3月期予想)
    • 中間:売上高 78,500、営業利益 15,200、純利益(累計)10,600
    • 通期:売上高 159,000、営業利益 31,000、親会社株主帰属当期純利益 21,700(1株当たり 536.27円)
  • 主なリスク要因(決算短信記載の例)
    • 国際情勢(米国関税政策等)が顧客投資に与える影響
    • 原材料・部材価格上昇や人件費の増加
    • 為替変動、顧客需要の変動、供給網リスク
    • その他:特別損失や訴訟リスク等(現状該当大項目は限定的)
  • 注記:業績予想は一定の前提に基づくものであり、実際の業績は変動し得る旨の注意喚起あり
重要な注記(会計方針等)
  • 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準の適用(期首適用)による会計方針変更あり。ただし当連結財務諸表への影響はないと明記。
  • 追加情報:
    • 業績連動型株式報酬(株式給付信託:BBT)を導入。期末に信託保有株式 200,000株(帳簿価額 1,381百万円)を自己株式として計上。
  • 連結範囲の変更:重要な変更なし
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士・監査法人の監査対象外)と注記
その他(補足)
  • 生産実績(販売価額ベース):合計 135,228(前期 123,329)
  • 受注実績:受注高 145,631(前期 120,885、+20.5%)、受注残 83,101
  • 役員異動(予定、2025年6月23日付)
    • 新任(監査等委員である取締役候補):髙山清子(公認会計士)
    • 退任予定取締役:川村 浩一、塚田 修一、須永 真樹(監査等委員)

注意事項
– 意思決定にあたっては、原資料(有価証券報告書、決算説明資料等)や市場情報、専門家意見を併せて確認してください。
– 不明な項目は「–」で記載しました。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7729
企業名 東京精密
URL http://www.accretech.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 精密機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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