2026年3月期 第1四半期決算説明資料
2026年3月期 第1四半期(2025年8月14日) 決算説明 要約(株式会社True Data)
以下は、提供いただいた決算説明資料(2026年3月期 第1四半期、2025/08/14)を基に、個人投資家向けに整理した要約です。なお不明項目は「–」と表記しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社 True Data(東証グロース:4416)
- 主要事業分野:ID‑POS / POS を中核としたリテールデータプラットフォームの運営、消費財メーカー・小売業向けマーケティングSaaS(Eagle Eye、Shopping Scan 等)、データ分析・AIサービス、データ活用支援
- 代表者名:代表取締役社長 米倉 裕之
- 説明会情報
- 開催日時:2025年8月14日(資料の日付)/決算期:2026年3月期 第1四半期(4–6月)
- 説明会形式:決算説明資料(資料上の記載)/機関投資家・アナリスト向けの説明あり。四半期の書き起こしは後日(2025年9月下旬)公開予定。
- 参加対象:機関投資家・アナリスト等(資料内の案内)
- 説明者(発表者)
- 代表取締役社長 米倉裕之(資料中の代表メッセージ・説明要旨)
- 発言概要(要点)
- 1Qは売上高が前年同期比で増加(詳細は下記「業績サマリー」参照)
- 既存の大型開発案件がスケジュール通り進捗しており、下期以降ストック化して寄与見込み
- 伊藤忠商事等との協業拡大、SMN(ソニー系)との連携等、販路・ツールを拡大中
- 26/3期中に次期中期経営計画を発表予定(通期決算発表を待たずに期中発表)
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4–6月)
- セグメント(主な事業セグメント)
- 消費財メーカー向けマーケティングSaaS(Eagle Eye 等)
- 小売業向けPOS/ID‑POS 分析SaaS(Shopping Scan、Potential Scan 等)
- スポット型開発(リテールDX開発案件等)
- その他:AI/データ分析支援、クラウド基盤提供、協業サービス(FOODATA ID‑POS 等)
業績サマリー(第1四半期実績)
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上高:410(前年同期比 +7.9%)
- ストック型:348(前年同期比 △3.8%)
- スポット型:61(前年同期比 約3.4倍)
- 売上総利益:247(前年同期比 +11.4%)
- 営業利益:11(前年同期比 △50.5%)
- 経常利益:15(第1四半期実績)
- 当期純利益:8
- 1株当たり利益(EPS):–(通期予想は26.89円)
- 通期目標(会社計画、再掲)
- 売上高:2,000(百万円)
- 売上総利益:1,127
- 営業利益:160
- 経常利益:162
- 当期純利益:129
- EPS(通期目標):26.89円
- 進捗状況(通期計画に対する1Q進捗)
- 売上高:410 / 2,000 → 20.5%
- 売上総利益:247 / 1,127 → 21.9%
- 営業利益:11 / 160 → 6.9%(目安の25%を下回るが、会社は「事業実態は堅調」と説明)
- セグメント別状況(第1四半期)
- ストック型(合計):348
- イーグルアイ(消費財メーカー向け):216(イーグルアイ契約社数:Q1末 ≒162社)
- ドルフィンアイ(簡易版等):14
- Shopping Scan 等:53(ただし、低採算案件打ち切りの影響で前年同期を下回る)
- その他ストック型:63
- スポット型:61(大手小売向けリテールDXサービスの分割計上が認められたことが寄与)
- 備考:過去通期ではストック比率が非常に高く(25/3期は約91.8%がストック型売上)
業績の背景分析
- ハイライト・トピックス
- 売上増の主因:スポット型(大手小売向け開発案件)の一部が第1四半期に分割計上されたこと
- ストック型は24年10月の低採算案件打ち切りの影響が一巡しておらず、第1四半期は前年同期をやや下回る
- 売上総利益率は前年同期比で改善(58.4% → 60.2%、+1.8ppt)。理由は低採算案件の打ち切りに伴う収益性改善と大型開発案件の分割計上など
- 営業利益は出展費用(NRF APAC 2025 等)や管理体制強化による販管費増で伸び悩み
- 増減要因(主要)
- プラス要因:スポット案件(大手小売向けDX)の分割計上、低採算案件の打ち切りによる粗利改善
- マイナス要因:一過性の出展費(NRF出展関連で約15百万円の費用計上)、管理体制強化による販管費、期初の人件費ベースアップ
- ストック収益の復調は下期以降、大型案件の検収・ストック化で加速見込み
- 競争環境・優位性
- 優位性:ID‑POS データの蓄積(年間20億枚レシート、購買金額ベースで約5.5兆円規模、年間アクティブ会員 ≒ 6,000万人)および標準マスタ・データクレンジング、データガバナンス、クラウド基盤により「人」を軸にした購買分析が可能(市場での差別化)
- 顧客例:多数の大手消費財メーカー(約160社に提供、平均課金モデルあり)や小売業、大手企業との協業多数(伊藤忠、楽天、Hakuhodo DY ONE、東京海上スマートモビリティ、SMN 等)
- 競合状況:POS/購買データ領域の競合は存在するが、ID‑POS を中核にした一連のプロセス(データ取得→クレンジング→分析→SaaS提供)を強みとするプレイヤーは限られるとしている
- 主なリスク要因(業績影響)
- 大手小売へのデータ提供依存(データ契約の終了や条件変更による影響)
- 情報漏洩・セキュリティインシデント(大量の個人関連データを保有)
- 人材獲得(AI/データ人材)の競争激化
- 開発遅延や投資回収リスク、景気変動、法規制(個人情報保護法等)の変更、米国関税等の外部要因など
戦略と施策
- 現在の戦略(資料の整理)
- リテールデータをコアバリューに、ツールと販路の拡充で加速度的成長を目指す
- 重点施策:①顧客拡大(大手〜中堅・ロングテール)、②アップセル・クロスセルの推進(既存顧客への導入拡大)、③「守りのDX」領域(在庫・発注・出店予測等で生産性向上)への参入
- 協業により販路拡大(伊藤忠、Rakuten、Hakuhodo DY ONE、SMN、東京海上スマートモビリティ、アルフレッサ 等)
- 進行中の主要施策・プロジェクト(抜粋)
- 伊藤忠商事との資本業務提携:FOODATA ID‑POS(2025年1月提供開始)→ 伊藤忠の販路を通じた食品業界向け拡販
- アルフレッサ ヘルスケア:OTC医薬品/健康食品向け購買データ分析クラウド「Ms‑POS」(提供開始)
- Hakuhodo DY ONE:AudienceOne 連携、WISE Ads BrandBooster(広告効果検証・配信)
- Rakuten:Instore Tracking 連携(オンライン広告と実店舗購買の紐付け)
- SMN(ソニーグループ):DSP(Logicad)やTVBridge Ads と購買データの連携開始
- ウエルシア導入:AI販促ソリューション(1st/2ndフェーズでSalesSensor等の導入)
- 展示・海外活動:NRF APAC 2025出展 → リード獲得
- セグメント別施策
- 消費財メーカー向け(Eagle Eye等):契約社数の拡大、Churn低下・CS強化、アップセル(ドルフィン→イーグルへの移行等)
- 小売向け(Shopping Scan等):小売側のデータ2次販売モデルや店舗向け分析クラウドの提供、伊藤忠・小売チェーン経由での導入拡大
- 「守りのDX」分野:東京海上スマートモビリティとの協業による発注量計算/出店売上予測/販促最適化の開発
将来予測と見通し
- 業績予想(会社計画)
- 26/3期通期(会社計画)
- 売上高:2,000百万円
- 売上総利益:1,127
- 営業利益:160
- 経常利益:162
- 当期純利益:129
- EPS:26.89円
- 根拠:
- 既受注の大型スポット案件を期内に検収→下期からストック収益へ移行する計画
- イーグルアイ等ストック型サービスの着実な拡販
- ただし米国関税政策等外部リスクを勘案し、従来の中計(26/3期最終年度)数値は据え置き
- 販管費は人件費等で約6%増、戦略投資(M&A準備等)を織り込むがコスト管理を重視
- 中長期(中期経営計画)
- 26/3期通期決算を待たず、期中に次期中期経営計画を発表予定(ターゲット:27/3期以降の飛躍フェーズ)
- 中長期の成長シナリオは、データの強さ × 拡張された販路 × ツール拡充(AI販促、出店予測、発注最適化等)で収益飛躍を目指す
- マクロ経済影響
- 為替、景気後退、顧客企業の予算抑制、米国関税等が顧客や流通業に影響する場合は業績に波及するリスクあり
配当と株主還元
- 配当方針(会社説明の趣旨)
- 直近は配当無配(過去数期のDPSは0)。会社は「利益剰余金の積み上げおよび分配可能原資の早期プラス転換を重視」と明示
- 当面は投資と成長を優先しつつ、分配原資の確保後に適切な還元を検討する旨(明確な配当方針は資料に詳細記載なし)
- 配当実績(参考)
- DPS:直近開示年については0(過去数期は無配)
- 特別配当:無し(資料上の記載なし)
製品・サービス(主要)
- Eagle Eye(消費財メーカー向けマーケティングSaaS)
- 機能:属性別購入者分析、トライアル率/リピート率、同時購買分析等。約160社のメーカー導入(平均課金モデルあり)
- Shopping Scan(小売向けPOS/ID‑POS分析SaaS)
- 機能:顧客ID付POSの購買傾向分析、売場改善、データ提供によるメーカーへの商品提案等
- Dolphin Eye(簡易版/派生SaaS)
- SalesSensor(出店売上予測 AI サービス)
- 新規出店時の売上予測、発注・在庫最適化等
- POS分析クラウド、販促AIソリューション、Ms‑POS(アルフレッサ向けヘルスケア特化版)など
- データリソース
- 購買金額ベースで約5.5兆円規模のレシートデータを管理
- 年間アクティブ会員数:約6,000万人規模
- 協業・提携(抜粋)
- 伊藤忠商事(FOODATA ID‑POS)、Rakuten(Instore Tracking)、Hakuhodo DY ONE(AudienceOne連携、WISE Ads)、東京海上スマートモビリティ(発注・出店予測等)、SMN(Logicad / TVBridge Ads連携)、ウエルシア、アルフレッサ 等
重要な注記
- 会計方針・重要な取扱い
- 第1四半期は一部の大型開発案件について「分割計上(収益認識)」が認められ、スポット型収益として計上した旨の記載あり(案件の進捗・検収状況による計上タイミングが業績に与える影響に留意)
- Churn Rate 表示のKPIを従来の数量ベースから金額ベースの Gross Revenue Churn に変更(24/3期からの開示方式を見直し)
- リスク(要点)
- データ供給の上位依存、情報セキュリティ、優秀人材の確保、開発遅延、景気・予算変動、法令改正 等
- その他(今後のイベント等)
- 26/3期中に次期中期経営計画を発表予定(通期決算を待たずに期中発表)
- 第1四半期の機関投資家・アナリスト向け説明会の書き起こしはログミーファイナンス上に2025年9月下旬掲載予定(URL:資料参照)
- 免責:資料中の将来見通しは前提に基づくものであり、実際の業績は変動リスクあり(資料のディスクレーマー参照)
必要に応じて、以下の細部情報を追加で抽出・整理できます(ご希望の項目を指定してください)。
– セグメント別・ソリューション別の過去四半期推移グラフ(数値テーブル化)
– 主要パートナーごとの具体的な商談/導入フェーズ一覧
– リスク項目の発生確率・定量的インパクトの想定(公開情報の範囲内での整理)
(注)本要約は提出資料に基づく整理であり、投資助言や投資判断の推奨は行いません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4416 |
企業名 | True Data |
URL | https://www.truedata.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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