2024年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

決算短信(要約)

出典:キリンホールディングス株式会社 2024年12月期 第3四半期決算短信(IFRS)/発表日:2024年11月7日
※不明な項目は「–」としています。投資助言は行いません。

基本情報
  • 企業名:キリンホールディングス株式会社
  • 上場コード:2503(東証)
  • 主要事業分野:酒類事業、飲料事業、医薬事業、ヘルスサイエンス事業(グループ管理の持株会社)
  • 代表者名:代表取締役社長 COO 南方 健志
  • 問合せ先:財務戦略部長 松尾 英史(TEL 03-6837-7015)
  • URL:https://www.kirinholdings.com

報告概要
– 提出日:2024年11月7日
– 対象会計期間(第3四半期累計):2024年1月1日~2024年9月30日
– 決算説明会:あり(機関投資家・証券アナリスト向け)
– 決算補足説明資料:作成あり

セグメント(報告セグメント)
– 酒類事業:麒麟麦酒、Lion等(国内ビール/海外酒類等)
– 飲料事業:キリンビバレッジ、Coca‑Cola Beverages Northeast等(清涼飲料)
– 医薬事業:協和キリン等(医薬品の研究開発・製造・販売)
– ヘルスサイエンス事業:Blackmores、協和発酵バイオ、㈱ファンケル(健康食品・サプリ等)

発行済株式
– 期末発行済株式数(自己株式含む):914,000,000株(2024年9月30日)
– 期末自己株式数:103,995,106株
– 期中平均株式数(第3四半期累計):809,928,169株
– 時価総額:–(本短信に記載なし)

今後の予定
– 次回決算発表(通期修正等):本短信(2024年11月7日)にて通期業績予想修正を公表(詳細は会社IR参照)
– 株主総会、IRイベント等:具体日程は本資料に明示なし(会社IRページ参照)

財務指標(要点)

(表示は原則として百万円、必要に応じて注記)
主要業績(第3四半期累計:2024/1/1–2024/9/30)
– 売上収益:1,699,720 百万円(前年同期比 +9.8%)
– 事業利益(セグメントベースの営業指標):162,042 百万円(+14.5%)
– 営業利益:123,262 百万円(+9.8%)
– 税引前四半期利益:156,005 百万円(+9.5%)
– 四半期利益(親会社の所有者に帰属):79,268 百万円(△5.5%)
– 基本的1株当たり四半期利益:97.87 円

連結財政状態(2024/9/30)
– 資産合計:3,262,457 百万円(前年末 2,869,585)
– 資本合計:1,511,322 百万円(前年末 1,425,838)
– 親会社の所有者に帰属する持分:1,170,507 百万円
– 親会社所有者帰属持分比率:35.9%

主な貸借対照表の項目(2024/9/30)
– 非流動資産合計:2,236,444 百万円
– のれん:508,835 百万円(増加)
– 無形資産:572,560 百万円(増加)
– 流動資産合計:1,026,013 百万円(うち現金及び現金同等物 154,819 百万円)

キャッシュ・フロー(累計)
– 営業活動CF:1,786 億円(178,604 百万円、前年同期比 +506 億円)
– 投資活動CF:△2,595 億円(△259,510 百万円、子会社株式取得等で支出増)
– 財務活動CF:1,001 億円(100,065 百万円)
– 現金及び現金同等物期末:1,548 億円(154,819 百万円)

収益性指標(第3四半期累計)
– 売上高営業利益率(営業利益/売上収益) ≈ 7.25%(123,262 / 1,699,720)
– 事業利益率(事業利益/売上収益) ≈ 9.54%(162,042 / 1,699,720)
– 平準化EPS(注記に基づく調整後):135 円(前年同期 134 円)

財務安全性
– 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に相当):35.9%
– 総負債合計:1,751,135 百万円 → 負債割合(総資産に対する比率) ≈ 53.7%
– 流動比率(流動資産/流動負債):約 117.7%(1,026,013 / 871,757)

効率性
– 総資産回転率(累計売上/総資産) ≈ 0.52(1,699,720 / 3,262,457)※第3四半期累計と期末資産の概算比
– 売上高に対する事業利益の改善(前年同期比 14.5%増)

セグメント別(第3四半期累計:2024/1–9)
– 外部顧客売上(百万円)
– 酒類:794,236
– 飲料:422,120
– 医薬:362,605
– ヘルスサイエンス:105,135
– 合計:1,699,720
– セグメント事業利益(百万円、事業利益ベース)
– 酒類:83,728
– 飲料:50,676
– 医薬:70,870
– ヘルスサイエンス:△2,024
– 調整(全社費用等):△40,970
– 合計:162,042

セグメント別収益性(概算)
– 酒類売上構成比:約46.7%(794,236 / 1,699,720)/事業利益率 ≈ 10.5%
– 飲料売上構成比:約24.8%/事業利益率 ≈ 12.0%
– 医薬売上構成比:約21.3%/事業利益率 ≈ 19.5%
– ヘルスサイエンス構成比:約6.2%/事業利益率 ≈ −1.9%

財務の解説(短信内のポイント)
– 全セグメント増収。為替の円安(USD, AUD等)が売上・事業利益にプラス寄与(売上で約630億円、事業利益で約119億円の増益要因)。
– 飲料(Coke Northeast)の価格改定効果等で増益、医薬はグローバル戦略品の伸長で増益。
– 親会社帰属利益は、㈱ファンケルの追加取得による連結子会社化に伴う段階取得差損(18,265 百万円)計上等により減益。
– ㈱ファンケルの連結子会社化(取得日:2024/9/19)が資産(のれん・無形資産)の増加、非流動負債(繰延税金負債)増、負債合計の増加をもたらした。

配当
  • 2023年通期:年間71.00円(中間34.50円、期末36.50円)
  • 2024年(実績・予想):第2四半期末 35.50円(支払済)、通期予想:年間71.00円(中間35.50円、期末予想35.50円)
  • 直近の配当予想修正:無し(本短信時点で修正なし)

特別配当:無しの記載(特別配当に関する記載なし)

セグメント別情報(詳細)
  • 酒類事業:売上はRTD/一部カテゴリーの単価上昇等で増収。キリンビールは家庭向けで主力ブランドが堅調だが、エコノミー系の販売は市場縮小で影響。Lion(豪州等)は現地通貨ベースでやや減収だが円換算で増収。事業利益はほぼ横ばい(わずか減)。
  • 飲料事業:キリンビバレッジは主力ブランド中心に増収。Coke Northeastは価格改定効果で増収・増益。利益率改善。
  • 医薬事業:国内の薬価改定等の下押しがあるも、グローバル戦略品の伸長で増収増益。研究開発費増加はあるが販売伸長が寄与。
  • ヘルスサイエンス事業:Blackmoresの業績寄与により大幅増収。協和発酵バイオはアミノ酸等の需要減で減収。2024/9/19に㈱ファンケルを連結子会社化し、ヘルスサイエンス事業で開示。

セグメント戦略(短信の文脈)
– 長期経営構想「KV2027」に基づき、ヘルスサイエンス領域を第3の柱として拡大(Blackmores取得、さらにファンケル連結化)。
– 海外現地事業の価格改定、商品ミックス改善、ブランド強化等を実施。

中長期計画との整合性
  • 中期経営計画(KV2027)の一環として、ヘルスサイエンス領域の拡大を加速(Blackmores買収、ファンケル連結化)。短信では「ヘルスサイエンスを第3の柱にする」ことが明確に示されている。進捗としてはBlackmores統合とファンケル連結化が反映されており、当四半期で事業領域の拡大が会計数値に影響している。
競合状況や市場動向
  • 市場動向(短信からの要旨):
    • 国内酒類市場:狭義ビールの販売構成上昇やRTD拡大、一方でエコノミーカテゴリーの縮小や酒税改正前の反動影響等が混在。
    • 海外(豪州・NZ、北米):消費環境の軟化等の地域差あり。
    • 飲料(米国):価格改定が奏功し増収増益。
    • ヘルスサイエンス:Blackmoresが豪州・中国等で好調。
  • 競合他社との定量比較:本資料に同業他社の業績比較は無し → 比較情報は「–」
今後の見通し(会社公表の業績予想)

(2024年1月1日~2024年12月31日、通期修正予想:2024/11/7公表)
– 売上収益(通期):2,300,000 百万円(増減率 +7.8%)
– 事業利益(通期):202,000 百万円(+0.3%)
– 税引前利益(通期):198,000 百万円(修正:前回216,000→今回198,000、△18,000)
– 親会社の所有者に帰属する当期利益(通期):96,000 百万円(修正:前回114,000→今回96,000、△18,000)
– 基本的1株当たり当期利益(通期予想):118.20 円

(修正理由・影響)
– 通期予想は一部下方修正(税引前・親会社帰属利益で△1,800億円)。第3四半期における㈱ファンケルの連結子会社化に伴う段階取得差損(18,265 百万円)等が第3四半期の収益に影響。その他、法人所得税費用の増加等が見られる。

リスク要因(短信に記載の主要要因)
– 為替変動(USD/AUDの円安・円高の影響)
– 原材料価格の変動(調達コスト)
– 消費動向(国内外消費マインドの変化、業務用の回復動向)
– 規制・税制変更(薬価改定、酒税等)
– M&A/連結範囲の変動(子会社化に伴う会計影響、のれん等)

重要な注記
  • 連結範囲の重要な変更:有(新規2社:Orchard Therapeutics plc、㈱ファンケル を連結へ)
  • 会計方針の変更:無し(IFRSに基づく変更なし)
  • ㈱ファンケルの連結子会社化(取得日:2024/9/19):
    • 追加取得に伴う取得対価合計:256,164 百万円、段階取得差損 18,265 百万円をその他の営業費用に計上(第3四半期)
    • 取得によるのれん・無形資産等が増加し、資産・負債に影響(のれん・無形資産の増加、繰延税金負債の増加等)
  • 添付の四半期連結財務諸表に関する公認会計士/監査法人のレビュー:無し(レビュー未実施)
  • 報告セグメントの区分は第1四半期から変更(「酒類」「飲料」「医薬」「ヘルスサイエンス」に再編)

必要に応じて、特定の項目(例:セグメント別詳細の数値表、キャッシュフローの明細、ファンケル取得の勘定内訳等)を抽出して提示できます。どの項目を詳しくまとめるか指定してください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2503
企業名 キリンホールディングス
URL http://www.kirinholdings.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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