2026年3月期 第1四半期決算説明資料
2026年3月期 第1四半期(2025年4月~6月) 決算説明(AI inside 株式会社)要約
※出典:AI inside 2026年3月期 第1四半期 決算説明資料(2025年8月)をもとに作成。資料中に記載のない項目は「–」と表記。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:AI inside 株式会社(証券コード:4488 東証グロース)
- 主要事業分野:AIプラットフォーム・AI-OCR(DX Suite)、マルチモーダルAI基盤(AnyData)、オンプレミス向けハードウェア(AI inside Cube)、生成AI(Heylix)、自社LLM(PolySphere)
- 代表者名:代表取締役社長 CEO 渡久地 択
- 説明会情報
- 開催日時:資料日付 2025年8月(決算説明資料)※個別開催日時の明示はなし
- 説明会形式:–(資料に記載なし)
- 参加対象:–(資料に記載なし)
- 説明者
- 資料作成・発表責任者(想定):代表取締役社長 CEO ほか経営陣(発表者の個別指定は資料に明示なし)
- 発言概要(資料のエグゼクティブサマリーより)
- 自社LLMを「PolySphere-3」へアップデートし、データ構造化精度で高性能を確認
- 「DX Suite」にAIエージェントを標準搭載し、帳票業務の前後工程の自動化を推進
- 契約数・利用回数等の主要指標は堅調で、売上は前年同期比で増加
- GENIAC(NEDO/経産省)第3期に採択、研究開発投資を増やし業績予想を修正
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月〜6月)
- 決算説明資料公表日:2025年8月
- 決算報告書提出予定日:–(資料に記載なし)
- 配当支払開始予定日:–(資料に記載なし)
- セグメント(主な事業領域)
- DX Suite(AI-OCR/データ化プラットフォーム):
- AIエージェント搭載の帳票デジタル化サービス。クラウド/オンプレミス対応。
- AnyData:
- 企業のデータ活用を支えるマルチモーダルAI統合基盤(文書・画像・音声等を横断解析)。
- AI inside Cube / DX Suite Edge:
- オンプレミス(ローカル)向けハードウェア+ソフト提供。
- Heylix / 生成AI関連:
- 生成AIサービス(非定型帳票の項目抽出等)。
- 自社LLM(PolySphereシリーズ):
- PolySphere-3等、帳票構造化・日本語マルチモーダル対応の基盤モデル。
業績サマリー(第1四半期:単位は百万円/別に注記のある数値は資料記載のとおり)
- 主要指標(2026年3月期 第1四半期 実績)
- 売上高:1,133百万円(=11.3億円) 前年同期比 109.0%
- リカーリング売上:1,078百万円(前年同期比 107.9%)
- セリング売上:55百万円(前年同期比 137.1%)
- 営業利益:99百万円(前年同期 49百万円、対前年 203.6%)
- 経常利益:96百万円(前年同期 43百万円、対前年 222.8%)
- 当期純利益:75百万円(前年同期 0百万円)
- EBITDA:140百万円(前年同期 168百万円、83.5%)
- 契約件数:3,105件(前年同期比 107.9%)
- ユーザ数:66,812人(前年同期比 114.8%)
- 1Q月平均 AIリクエスト数:2.2億回(前年同期比 106.6%)/累計リクエスト数:104億回突破
- 解約率(チャーン):0.59%(前年同期比 ▲0.11pt、低水準を維持)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に明記なし)
- 進捗状況(中期経営計画や年度目標に対する達成率)
- 売上・契約数・リクエスト数など主要KPIは前年同期比で増加し堅調に推移と記載
- 中期目標に対する定量的な達成率の記載:–(資料に明確記載なし)
- セグメント別状況(資料に示された内訳)
- 売上の性格
- リカーリング型:1,078百万円(主力で堅調)
- セリング型:55百万円(構成比は小さい)
- 販売チャネル内訳(当期)
- 当社直販:555百万円
- パートナー販売(OEM含む):578百万円
- 製品別契約推移(DX Suiteプラン別)
- 合計契約数:3,105件(前年同月比 107.9%)
- 内訳(概況):Lite/Standard/Pro/Edge(Cube向け)等で増加傾向
業績の背景分析
- 業績概要・ハイライト
- 契約数、ユーザ数、月間リクエスト数が堅調に拡大し、売上高は前年同期比で増加(109.0%)
- 自社LLMの大幅アップデート(PolySphere-3)を実施し、非定型帳票の構造化精度・処理速度が向上
- 「DX Suite」へAIエージェントを標準搭載し、前後工程の自動化を提供開始
- GENIAC(経産省/NEDO)第3期の採択により、日本語フルデュプレックス音声やマルチモーダルの研究開発を推進
- 増減要因
- 増収要因
- 契約数増加(3,105件)、ユーザ数増(66,812人)、リクエスト数の増加(月平均2.2億回)
- パートナー販売の伸長、当社販売(Cube/AnyData等)の増加
- 費用増加要因
- 広告宣伝費の増加、IT投資、研究開発費増(GENIAC関係等)、新オフィス移転に伴う地代家賃増
- 人件費の増加(営業・開発中心の採用)
- コスト改善
- 売上原価率は20.2%→19.1%へ改善(運用効率等の影響)
- のれん償却は期首一括処理の影響で今期計上なし
- 競争環境・競争優位性
- DX Suite(AI-OCR)について、外部調査(デロイトトーマツ / ミック経済研究所)でソフトウェアライセンス売上シェアNo.1と記載
- 競争優位性の源泉(資料記載)
- 大量かつ高品質な日本語業務データ(約100億回の学習データ)
- 自社LLM(PolySphere)の精度向上と知識蒸留による自動進化
- 計算資源拡大(自社ハードウェア「Cube」等)による低コスト処理
- 広範な顧客基盤(3,000契約超)と販売チャネル(パートナー115社)
- リスク要因(資料および一般的リスク)
- 一般的な外部リスク:景気変動、為替・金利変動、規制変更
- 技術/研究開発負荷:大規模言語モデルの開発投資と計算資源の確保
- サプライチェーン/提供環境:オンプレミス(LGWAN等)対応や運用体制
- その他:生成AI の社会的・法規制上の変化(プライバシー、セキュリティ等)
戦略と施策
- 現在の戦略(重点領域)
- DX Suite のAIエージェント化:全ユーザにAIエージェントを標準提供し、読み取り設定・ストレージ連携・データチェック・フォーマット整形・後続システム連携等を自動化
- 自社LLM(PolySphere)の継続進化:PolySphere-3へメジャーアップデート、知識蒸留アプローチで自律的な精度向上、音声マルチモーダル対応の強化
- パートナーチャネル拡大:販売パートナー115社(2025年6月時点)を通じた販路拡大
- AnyData を通じた企業のマルチモーダルデータ活用推進
- 進行中の施策と進捗
- 進捗(資料に記載)
- DX Suite にAIエージェントを標準搭載し全ユーザへ提供開始(リリース済)
- PolySphere-3 にアップデートし、データ構造化精度を向上(世界最高性能と表明)
- 自律蒸留の仕組みを構築し、モデル自らが学習・最適化する運用を開始
- GENIAC採択による研究開発:日本語Full-Duplex音声対話やマルチモーダル性能の強化を推進
- セグメント別施策と成果
- DX Suite(AI-OCR)
- AIエージェント導入により、帳票の前後処理(設定/連携)を自動化。既存顧客の利用拡大と新規獲得を狙う
- AnyData(マルチモーダル基盤)
- 文書・画像・音声を横断したデータ活用を強化、対話式UIで非専門家による活用促進
- Cube / Edge(オンプレ)
- LGWAN対応等、自治体やセキュア環境での導入を推進
将来予測と見通し
- 業績予想(2026年3月期 業績予想の修正:資料より)
- 売上高(通期):5,050百万円(修正前 5,050/修正後 5,050 → 変更なし)
- 営業利益(通期):修正前 505百万円 → 修正後 205百万円(△300百万円)
- 経常利益(通期):修正前 481百万円 → 修正後 381百万円(△100百万円)
- 当期純利益(通期):修正前 332百万円 → 修正後 252百万円(△79百万円)
- 修正理由(資料)
- 研究開発費を追加計上(300百万円の増加)
- 助成金収入(200百万円)を反映 ⇒ 経常利益・当期利益に影響
- 中長期計画
- 中期での方針:AIエージェント化や自社LLMの継続進化を通じて利用率向上・TAM拡大を目指す
- TAM想定(資料より参考値)
- 2028年度予測の拡大市場:生成AI関連+AIエージェント+ソフトウェア(含SaaS)で約5.4兆円(外部調査ベース)
- 進捗の見通し:PolySphereの精度向上やAIエージェント標準提供によりプロダクト価値を高め、既存顧客の横展開と新規獲得を狙う
- マクロ経済の影響
- 影響要因として為替・金利・景況感・規制などを挙げ、これらは業績予想の不確実性要因と明示
配当と株主還元
- 配当方針:–(資料に記載なし)
- 配当実績(中間/期末):–(資料に記載なし)
- 特別配当:–(資料に記載なし)
製品やサービス(主要)
- DX Suite(主力)
- 機能:AI-OCR(高精度)、項目抽出、データ自動チェック、フォーマット整形、後続システム連携、AIエージェント標準搭載
- プラン(クラウド):Lite / Standard / Pro(料金表は資料参照)、DX Suite Edge(Cube向け)あり
- 導入実績:導入企業は幅広い業界(84業界分類で導入確認)、DX Suiteは市場シェアNo.1(外部調査)
- AnyData
- 企業のデータ活用を支えるマルチモーダルAI基盤(文書・画像・音声の横断解析)
- AI inside Cube(オンプレミス)
- セキュアなオンプレミス提供、LGWAN対応等で自治体・金融機関等に対応
- PolySphere(自社LLM)
- PolySphere-3:データ構造化精度向上、マルチモーダル・音声対話機能強化、処理スループット向上
- Heylix(生成AIサービス)
- 非定型帳票の項目抽出等で利用
- 料金モデル(例)
- DX Suite(クラウド):Lite 月額 3万円(1リクエスト@3円、無料枠6,000)/Standard 月額10万円(@1円、無料枠50,000)/Pro 月額20万円(@1円、無料枠200,000) ※資料に記載の直販価格を示す
- 協業・提携
- パートナー数:115社(2025年6月末時点)
- OEMや大手事業者(NTTグループ等)との提携事例多数
- GENIAC(NEDO)採択による公的支援下での共同研究・計算資源確保
重要な注記
- 会計方針・特記事項
- のれん償却:前期末の一括処理の影響で今期からののれん償却は計上なし(資料に記載)
- EBITDA の算出:営業利益+減価償却費(売上原価として計上している金額を含む)
- リスク要因(資料中の注意)
- 将来見通しには不確実性あり。市場動向・金利為替・規制等により実績が想定と異なる可能性がある旨の注意喚起あり
- その他(今後のイベント等)
- GENIAC第3期採択(NEDO/経産省)に伴う研究開発推進(事業期間は交付決定日から2026年2月28日まで)
- DX SuiteのAIエージェント標準搭載は既にリリース済み(資料上のリリース告知あり)
- 細かい財務・契約データ、導入事例・料金詳細等は資料Appendix参照(資料内に多数の事例・財務ハイライトあり)
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4488 |
企業名 | AI inside |
URL | https://inside.ai/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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