2025年3月期_決算説明資料

AI inside 株式会社 — 決算説明(2025年3月期)要約

以下はご提供いただいた決算説明資料(2025年5月)に基づく整理です。資料に記載のない項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:AI inside 株式会社(東証グロース 4488)
    • 主要事業:AIプラットフォームおよびサービス(DX Suite:AI-OCR/データ化、Heylix:生成AIエージェント、AnyData:AI統合基盤、Professional Services 等)
    • 代表者名:代表取締役社長 CEO 渡久地 択
  • 会社情報(抜粋)
    • 所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階
    • 設立:2015年8月3日
    • 従業員数:123人(2025年3月末時点)
    • 認証等:ISO/IEC27017、ISO/IEC27001、ISO9001、プライバシーマーク 等
  • 説明会情報
    • 説明会形式:–(資料のみ。対面/オンラインの明記なし)
    • 参加対象:–(資料に明示なし)
  • 説明者
    • 発表者:資料中に明示的な発表者指名はなし(代表者は渡久地CEO)。発言概要は資料内容に基づく要約を下記に記載。
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年3月期(通期)
    • 決算報告書提出予定日:–(資料に記載なし)
    • 配当支払開始予定日:–(配当に関する記載なし)
  • セグメント(事業区分)
    • DX Suite(AI-OCRを中核としたデータ化サービス、クラウド・オンプレミス対応)
    • Heylix(生成AIエージェント、データ活用向け)
    • AnyData(AI統合基盤、マルチモーダルAI生成サービス、オンプレミス(Cube)対応あり)
    • Professional Services(コンサルティング/導入支援/研修等)
    • 製品(ハード/ソフト)関連:AI inside Cube / Cube Lite(オンプレミス向け筐体・Edge製品)
業績サマリー(2025年3月期 通期実績)
  • 主要指標(単位:百万円/その他は資料表記)
    • 売上高:4,399 百万円(=43.9億円)、前年同期比 105.0%
    • 対会社公表の業績予想(4,720百万円)に対する進捗率:93.2%
    • 営業利益:385 百万円(のれん償却前 714 百万円)
    • 対予想(403百万円)進捗率:95.6%(のれん償却前 指標では97.6%)
    • 経常利益:405 百万円(対予想 388 → 進捗 104.4%)
    • 当期純利益(当期純損失):△497 百万円(当期純損失)
    • のれんの減損損失 680 百万円(6.8億円)と社内業務システムの一部償却 10 百万円の計上が要因
    • EBITDA:871 百万円(対予想 886 → 98.3%)
    • リカーリング売上(継続収益):4,188 百万円
    • セリング(スポット等):210 百万円
  • 主要KPI(資料抜粋)
    • DX Suite 累計契約数:3,057件(前年同期比 109.6%)
    • ユーザ数:66,477(前年同期比 118.8%)
    • 解約率(チャーンレート):0.57%(前年同期比 -0.20pt)
    • AI利用回数(月平均):2.1億回(累計リクエスト数は98億回突破)
    • AIモデル数(顧客が生成したAIのうちアクティブなもの):1,265(前年同期比 103.3%)
  • セグメント別状況(資料上の数値)
    • 売上の構成(概況)
    • リカーリング比率が高く、売上の多くを占める(4,188 / 4,399 百万円)
    • パートナー販売の比率が拡大:当社直販 約2,098 百万円、パートナー販売 約2,301 百万円(2025年3月期の内訳として提示されている数値)
    • 製品別/機能別利用状況
    • 非定型帳票向け(項目抽出・全文OCR)の利用回数が大幅増加(今期1Q比で690%)
    • DX Suiteのプラン別契約(Lite / Standard / Pro / Edge)はいずれも増加傾向。DX Suite累計契約は3,057件。
業績の背景分析
  • 業績概要(ハイライト)
    • DX Suiteを中心に契約数・ユーザ数・AIリクエスト数は堅調に伸長し、累計リクエスト数は98億回を突破。
    • 生成AIの活用により、非定型帳票領域(項目抽出・全文OCR)の利用が急拡大。
    • ただし、大型案件の獲得時期ずれ等により売上は当初予想を下回った(対予想進捗93.2%)。
    • のれんの減損(6.8億円)等により当期純損失を計上。
  • 増減要因(主な寄与因子)
    • プラス要因
    • 契約数の増加(販売パートナー戦略の効果)、ユーザ数の拡大、AIリクエスト増加(特に生成AI活用による非定型帳票)
    • リカーリング売上の成長
    • 原価率の改善(20.6% → 18.7%)や売上原価の効率化
    • マイナス要因
    • 大型案件獲得の時期ずれによる売上下振れ
    • のれん減損6.8億円、社内業務システム一部償却0.1億円
  • 競争環境
    • DX Suite(AI-OCR)としては市場調査でシェアNo.1を示す出典を提示(デロイト トーマツ/MIC等の報告)
    • 競争優位性として、
    • 大量の業務データ(約100億回の日本語業務データ)による学習資産
    • 分散推論インフラとオンプレミス(Cube)でのセキュア運用対応
    • 自社LLM(PolySphere 系列)の研究開発力(知識蒸留等)
    • 広い顧客基盤とパートナーネットワーク(114社:2025/3末)
  • 主なリスク要因(資料に含まれる外部要因等)
    • マクロ経済(需要、金利、為替変動)
    • 大型案件の獲得時期や受注状況の変動
    • 生成AI特有の課題(ハルシネーション等)は技術対策が必要
    • 規制・ガバナンス(GCS:Governance/Compliance/Security)の対応
    • サプライチェーン等(資料では明示的に細かい供給制約はなし)
戦略と施策(今後の重点)
  • 中期・当期の戦略(資料抜粋)
    • 競争力・収益力の強化とサステナブルな成長の両軸で推進
    • DX Suiteのデータ化領域での正当進化(AIエージェント化)
    • 販売パートナー再編・強化(パートナー経由販売の拡大)
    • データ活用領域(Heylix/AnyData)への事業拡大と開発投資
    • Inside X(コンサルティング・教育サービス)を事業部として独立、教育・人材育成強化
    • GCS強化(ガバナンス・コンプライアンス・セキュリティ)
  • 進行中の施策(具体的プロジェクト)
    • 研究チーム XResearch による応用技術開発の加速
    • 自社LLM(PolySphere-2 → PolySphere-3 へ)の継続的改良、知識蒸留アプローチでの自動進化
    • DX SuiteへのAIエージェント標準搭載(読取設定、自動化ワークフロー等の自律化)
    • AnyData on Cube(オンプレミスのデータ活用基盤)受注見込み
    • Cube Lite の提供開始(小規模運用向けオンプレミス製品)
    • パートナー体制:販売店拡大(DIS等の連携)、OEM・Consultingパートナーの活用
    • マイクロソフト社との連携強化
  • セグメント別施策と成果
    • DX Suite:読み取り精度・スループット改善、全文OCR for Cube、AIエージェント化(自動化の統合)
    • Heylix:図面管理、対話型サーチ、マスキング等の機能実装、業務自律化への適用
    • AnyData:AI統合基盤としてのオンプレミス展開(AnyData on Cube、SLM on Cube 等)
    • Professional Services:コンサル/教育で金融系大型案件受注、人材育成プログラム実施
将来予測と見通し(2026年3月期予想)
  • 次期業績予想(2026年3月期、会社公表)
    • 売上高:5,050 百万円(前期比 +14.8%)
    • 営業利益:505 百万円(前期比 +31.1%)
    • 経常利益:481 百万円(前期比 +18.8%)
    • 当期純利益:332 百万円(黒字回復見込み)
    • 契約数(DX Suite):期末 3,505 件(前期末 3,057 → +14.7%)
    • 前提・根拠:DX SuiteのAIエージェント化、PolySphere-3.0等による非定型帳票対応の強化、パートナー経由拡大
  • 中長期計画
    • 中期的に「AIエージェント×業務」市場への展開を加速し、生成AI関連市場およびソフトウェア市場を取り込むことでTAM拡大を想定(資料では2028年度で5.4兆円規模の市場想定の引用あり)
    • 自社LLMと分散推論インフラを中核に、AGI時代を見据えた「人とAIの共創」へ向けた製品進化を目指す
  • マクロ経済・市場要因
    • 成長は生成AI導入の進展やBPO/金融/自治体などドメイン需要の取り込みに依存
    • 為替、金利、景況感、規制(AI関連の法規制やデータ規制)等の外部要因が収益に影響する可能性あり
配当と株主還元
  • 配当方針:–(資料に明確記載なし)
  • 配当実績(中間/期末/年間):–(資料に記載なし)
  • 特別配当:–(資料に記載なし)
製品・サービス(主要)
  • DX Suite
    • AIエージェント搭載のAI-OCR / データ化プラットフォーム
    • プラン:Lite / Standard / Pro / Edge(Cube向け)
    • 用途:帳票のデジタル化、項目抽出、全文OCR、ワークフロー連携
  • Heylix
    • 生成AIを使ったデータ活用エージェント(マルチモーダル対応)
    • 機能:対話型検索、図面管理、マスキング等
  • AnyData
    • 企業のデータを活用するマルチモーダルAI統合基盤(クラウド/オンプレミス)
    • 製品:AnyData on Cube(オンプレミス)
  • AI inside Cube / Cube Lite
    • オンプレミス用のEdge筐体/製品ライン(セキュア環境対応。小規模運用向けにCube Liteを追加)
  • Professional Services
    • コンサルティング、導入支援、教育(AIリテラシー育成/AI Growth Program 等)
  • 価格(概要、資料抜粋)
    • DX Suite(クラウド)
    • Lite:月額 3万円、無料枠 6,000リクエスト
    • Standard:月額 10万円、無料枠 50,000リクエスト
    • Pro:月額 20万円、無料枠 200,000リクエスト
    • Heylix:トークン単位課金(資料参照)
    • ※Edge(DX Suite Edge)は専用ソフト/筐体レンタル等が必要
  • 協業・提携
    • パートナー数:114社(2025年3月末)
    • 主要パートナー例:NTTデータ、NTT東日本、DIS、DNP、リコー等(資料に一覧あり)
    • マイクロソフトとの連携強化記載
    • OEM提供(NTT東日本等とのOEM事例)や地方自治体向け(LGWAN)対応実績
重要な注記(会計・リスク・その他)
  • 会計方針・特記事項
    • 今期は「のれんの減損損失 6.8億円」を計上(これが当期純損失の主要要因)
    • 社内業務システムの一部償却 0.1億円を計上
  • リスク要因(資料の留意点)
    • 見通しは将来予想に関する記述(forward-looking statements)であり、不確実性がある旨の注意書きあり
    • 外部情報は当社が引用した公開情報に基づくが、その正確性等は保証されない旨
  • その他(今後のイベントなど)
    • AnyData on Cube の受注見込み、PolySphere-3.0(GENIAC研究成果)のDXS実装フェーズなどの進捗が今後の注目点
    • 決算短信/有価証券報告書等の正式提出時期は資料に明示されていないため、正式な財務開示(提出書類)を確認することが重要

補足(留意点)
– 本要約はご提供いただいた決算説明資料の記載内容に基づく整理です。未記載・不明の項目は「–」と記載しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4488
企業名 AI inside
URL https://inside.ai/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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