2025年3月期 決算説明資料
タメニー株式会社(Tameny Inc.)2025年3月期 決算説明まとめ
以下はご提供の決算説明資料(2025年3月期)を基に整理した要点です。不明な項目は「–」で表記しています。
基本情報
- 企業名: タメニー株式会社(Tameny Inc.)/東証グロース 6181
- 主要事業分野: 婚活事業、カジュアルウェディング事業、地方創生/QOL事業
- 代表者名: 役員人事(2025年4月1日付)
- 栗沢 研丞 — 代表取締役社長(2025/4/1以降)
- 佐藤 茂 — 代表取締役会長(2025/4/1以降)
- 社外取締役: 小村富士夫、渡瀬ひろみ(いずれも変更なし)
- 説明会情報: 開催日(資料日付) 2025年5月21日
- 説明者: 発表資料の責任者・講演個人の特定情報は資料に明記された箇所が限定的のため「–」
- (資料内での主な発言概要は後述)
- 報告期間: 対象会計期間は 2025年3月期(2024年4月~2025年3月)
- セグメント(区分と概要)
- 婚活事業: 結婚相談所(登録料・初期費用・月会費)、婚活パーティー(OTOCON等)、CONNECT-ship等のプラットフォーム関連
- カジュアルウェディング事業: スマ婚シリーズ(挙式披露宴等)、LUMINOUS(フォト等)、2次会くん、及び新ブランド「ラフスタ」
- 地方創生/QOL事業: 地方自治体向け婚活支援システム・婚活支援センター運営、イベント受託、ライフスタイルサポート(ANNIVERSARY CLUB)、保険販売等
業績サマリー(2025年3月期 実績)
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上高: 5,909(前期比 +5.5%)
- 営業利益: ▲56(前期から▲133増減)
- 経常利益: ▲99(前期から▲126増減)
- 当期純利益: ▲848(特別損失計上の影響で大幅赤字、前期差▲852)
- 主な前年同期比: 売上↑、営業利益↓、当期純利益大幅↓(のれん等減損718百万円計上)
- 進捗状況(中期経営計画に対する達成)
- 第2次中期経営計画は方針に変更なし。業績目標は見直し(達成を1年遅らせる想定)。
- セグメント別進捗(2025年実績 vs 以前公表値)
- 婚活事業: 売上 2,087(当初目標2,450)営業利益 330(当初560) → 目標未達、在籍会員数減少が主因
- カジュアルウェディング事業: 売上 3,422(当初3,680)営業利益 18(当初120) → 市場環境と回復の遅れあるが新ブランド・コスト改善で改善見込み
- 地方創生/QOL事業: 売上 422(当初290)営業利益 73(当初30) → 目標上回る進捗
- セグメント別状況(2025年3月期 実績)
- 婚活事業: 売上 2,087、営業利益 330
- 新規入会者 3,765名(前期▲18.2%)、在籍会員数 7,502名(▲8.1%)、成婚率 20.1%
- カジュアルウェディング事業: 売上 3,422、営業利益 18
- 成約件数 7,639件(+14.2%)、施行件数 6,935件(+16.4%)
- 新ブランド「ラフスタ」開始、LUMINOUS等で施策実施
- 地方創生/QOL事業: 売上 422、営業利益 73
- 婚活支援システムや婚活支援センターの受託増、ANNIVERSARY CLUB等のサービス拡充
業績の背景分析
- 業績ハイライト・トピックス
- 売上はカジュアルウェディング事業と地方創生/QOL事業が牽引して増収。
- 営業費用(販管費)が増加(主に広告・プロモーションおよび業務委託等)し営業利益は減少。
- のれん等の減損(特別損失718百万円)計上により当期純利益が大幅赤字。結果、2025年3月末の純資産は▲694百万円(債務超過)。
- 増減要因(主要)
- 売上増:カジュアルウェディングの成約・施行拡大、地方創生案件の受託増。
- 費用増:広告宣伝費(+135百万円、+18.3%)、その他販管費(業務委託・斡旋手数料等 +159百万円)
- 費用減:人件費(▲27百万円)・地代家賃(▲49百万円)・減価償却費(▲12百万円)
- 特別損失:無形固定資産(のれん)減損 718百万円 → 当期純利益に大きく影響
- 競争環境
- 資料内で業界構造の詳細な市場シェア比較は限定的。主要株主に婚活業界大手のIBJが存在(議決権比率15.09%)で業界内での関心が高いこと、株主提案によるガバナンス議論が発生している点は示されている。その他競合比較データは資料に記載なし(→ –)。
- リスク要因(資料から明示的なもの)
- 上場維持基準(純資産)への適合問題(2025年3月末は純資産マイナス)
- 会計上の減損リスク(既にのれん減損を計上)
- 会員数や施行件数の回復遅れ(婚活事業の会員減少が中期計画の達成遅延要因)
- その他外部要因としては需給動向や広告費効率、自治体案件の受注状況等が業績に影響(資料では想定・検討中と記載)
戦略と施策
- 現在の戦略(第2次中期経営計画の3本柱)
- 競争力・生産性強化(ブランド認知向上、エリア拡大、IT/DXで業務改革)
- 人的資本・財務資本強化(育成、制度整備、利益率・自己資本比率改善)
- 社会との共生(地域連携、サステナブル経営)
- 進行中の具体施策(資料記載事項)
- ブランド認知拡大に向け広告強化(婚活:広告費468百万円、カジュアルウェディング:569百万円の計画)・交通広告開始。
- 価格改定:月会費を期初から一律1,000円値上げ、フォトプランや一部サービスの料金改定、挙式披露宴(スマ婚)でサービス料導入。
- コスト構造改善:ドレス仕入れ価格見直しなど原価低減施策実施済。
- 事業展開:結婚相談所のフランチャイズ展開(2025/4末時点で8拠点フランチャイズ含む計24拠点)、新ブランド「ラフスタ」リリース。
- 地方向け事業:婚活支援システム・支援センターの受託拡大、自治体案件の受託強化。
- セグメント別施策と進捗
- 婚活事業: 割引抑制で入会単価改善、営業力強化、広告媒体の拡充、フランチャイズ拡大。1Q→4Qで新規入会の減少幅は縮小。
- カジュアルウェディング事業: 提携会場強化、既存ブランドのリニューアル、高付加価値プラン導入(LUMINOUSやラフスタ)、サービス料導入で収益化。
- 地方創生/QOL: 婚活支援システム・センターの受託拡大、ANNIVERSARY CLUB等で関連サービス拡充、保険販売の共同募集開始。
将来予測と見通し
- 2026年3月期(次期)業績予想(単位:百万円、資料ベース)
- 売上高: 6,300(前期比 +6.6%)
- 営業利益: 269(前期から +325改善)
- 経常利益: 219(前期から +318改善)
- 当期純利益: 214(前期から +1,062改善)
- 根拠:広告強化により新規入会数・施行件数拡大、入会単価の上昇、原価低減施策、のれん償却費の減少(減損後の償却費は2026年に33百万円、前期から119百万円減)
- 中長期計画(第2次中期経営計画)
- 当初目標から一部修正(達成時期を1年先送り)。2027年3月期は売上高 74.9億円、営業利益 6.6億円(営業利益率目標 約8.9%)を目指す(資料では達成見通しを修正して提示)。
- 婚活事業のみ目標達成が遅れる見込み、他セグメントは前回目標を上回る見通し。
- マクロ経済の影響(資料上の記載)
- 明示的なマクロ前提(為替・金利等)の数値は記載なし。業績に影響する要因としては需給動向(婚礼市場の回復速度等)、広告費効率、自治体向け需要動向等。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料内の詳細は記載なし(→ –)
- 特別配当: なしの記載(明示はなし、→ –)
- 備考: 株主との対話関連で2025年4月にIBJおよびトーテムから株主提案を受領。IBJは社外取締役選任を提案し、建設的な対話のもと提案は取り下げ。トーテムとは対話継続中。財務基盤安定化に向け増資検討などを開始。
製品・サービス(主なもの)
- 婚活事業
- 結婚相談所(登録料、初期費用、月会費)/婚活パーティー(OTOCON)/CONNECT-ship(会員プラットフォーム)
- 売上計上タイミング:登録料は入会翌月から12か月按分、初期費用は入会翌月に計上、月会費は活動月に計上。
- カジュアルウェディング事業
- スマ婚シリーズ(挙式披露宴含む)、LUMINOUS(フォト等)、2次会くん、ラフスタ(新ブランド)
- 売上計上タイミング:施行月に計上(施行までのリードタイムに差異あり:挙式披露宴は平均7か月等)
- 地方創生/QOL事業
- 婚活支援システム提供、婚活支援センター運営受託、イベント・セミナー受託、ANNIVERSARY CLUB(生活支援サービス)、保険販売(共同募集)
- 協業・提携
- 自治体との受託案件拡大、保険会社との共同募集、大手婚活事業者(IBJ)など株主・業界プレイヤーとの対話・関係(資料内で言及)
重要な注記
- 会計方針・特記事項
- 2025年3月期に無形固定資産(のれん等)の減損を実施、特別損失718百万円を計上。結果として無形固定資産(のれん)は大幅減少(1,070→202 百万円等)。今後ののれん償却費は大幅に低下。
- リスク・注意点(資料から)
- 2025年3月末は純資産がマイナス(▲694百万円)となっており、上場維持基準への適合対応が必要。主要取引銀行からの支援継続見込み、増資検討開始と記載。
- 株主提案等を含むガバナンス関連の議論が行われている点。
- その他(今後のイベント等)
- 第2次中期経営計画の進捗管理、2026年3月期通期見通しの実行(広告投下・価格改定・コスト低減の効果確認)、増資等の資本政策検討が今後の注目点。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6181 |
企業名 | タメニー |
URL | https://tameny.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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